取り組み事例
大手ゲーム会社様
ソーシャルゲームの運営改善提案
お客様の課題
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・施策/運営品質の改善が必須
リリースから数年たったが、売上が減少傾向。また、不具合やユーザーからのクレームも多い状況で、施策/運営品質改善が必須。改善に着手したいが、人手も足りず、どこから手を付けるべきか課題の優先度がつけられずにタスクに追われてしまう。プロジェクトの根本の改善をすべく、第三者視点での分析と改善を希望。
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お客様からの
依頼売上回復のため、施策立案・運営品質の改善着手を目指す。課題がさまざまなフェーズで散見されるため、プロジェクトの立て直し・根本課題の改善をすべく、第三者視点での分析と改善を期待。
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現状把握
全体像の把握のために、まずはコンサルタントが運営業務におけるプロセス把握を軸にヒアリングを実施。特にプランナーに負荷が偏りすぎており、業務上、仕組化やルール化されていないことも多く、全体的な生産性悪化・品質低下につながっていた。その影響から、運営計画も計画通り遂行できていない状態であった。
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改善方針と
最適な体制の
ご提案施策改善に着手するためにも、まずプランナー業務における初期品質を安定化させ、QA対応における作業工数の削減を目指すべく、業務プロセスの改善を提案。「品質観点から見た仕様書やQA側への指示書の新フォーマット化」、「各部署間での情報共有の方法を再定義」など、具体的な指針を示し、以下の体制で支援することをお客様と合意。
※PMO(Project Management Office):
組織内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門や構造システムのこと -
プロジェクト
キックオフPMOチームと常駐するPM補佐・プランナーメンバーと情報共有。プロジェクトの目的やお客様の期待値、メンバーそれぞれのミッションを共有し、今後のスケジュールなども確認。
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詳細把握
現場にさらに詳細なヒアリングを実施。改善の方向性はみえるものの、現在のイベント施策運用で手一杯で、改善施策のために手を動かせるメンバーがいない状態。
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中間報告
現状の状態をお客様に報告。プランナーの業務のうち、仕様書、指示書などのドキュメントやワークフローの標準化を推進し、SHIFTプランナーアシスタントメンバーにチームに加わってもらいながらSHIFT側でさらに業務改善を支援できる体制をご提案。
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改善施策の
実施プランナーが定義する初期資料やエンジニア、デザイナ、QAとのやり取りの部分での情報伝達に課題があるため、SHIFTのゲーム開発標準をベースにしながら、必要なドキュメントをすべて整備。また、仕組化されていない情報共有フローを言語化・可視化し、プランナー業務における作業と判断の切りわけをすることで、SHIFTプランナー/アシスタントメンバーにて企画業務支援も実現できるように。
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終了報告
プランナー業務の標準化を推進し、業務プロセスの改善を行うことで、開発チームが本来注力すべき施策立案・改善業務に集中できるような環境を実現!実施した改善活動の結果をお客様に報告。現状の課題の共有と、テスト工程における品質・コスト改善施策の追加提案も実施し、上流工程から下流工程までの網羅的な開発課題の解決を目指す。