東京から故郷へカムバック。大手SIerからSHIFTのコンサルタントへ転身し、広島で見据える未来

2023/06/16

2022年6月に開所した、SHIFT 7拠点目にあたる広島オフィス。

その地で奮闘するメンバーは実際にどのような役割で活躍しているのでしょうか。活躍の背景にある、想いや経験に迫りたいと思います!

  • コンサルティング推進・企画グループ 小松

    前職は大手SIerにて製造業におけるアカウントSEとして従事。要件ヒアリング、実現手段を考え、提案から受注後も、プロジェクトが完遂するまでプロジェクトマネジャーとして伴走。2022年4月に広島拠点初のコンサルティング部のメンバーとしてSHIFTに参画。従業員アワードでは、「在籍1年未満の従業員の中で、慣れない環境の中でも、努力し、早いスピードで成長し成果を出している人」に贈られる『新人賞』を受賞!広島拠点を盛り上げる第一人者として奮闘中。

私のこれまで

  • 22歳

    大手SIer入社。製造業SEとして配属

    自動車販売店基幹システム運用保守等に従事

  • 24歳

    結婚。26歳で第一子、28歳で第二子が誕生

    業務多忙な中、妻と協力して夫婦で一緒に、育児に励む

  • 34歳

    基幹システム適用プロジェクトのPMに従事

    業務システムだけでなく、基盤を含め全体マネジメントを実践

  • 39歳

    大手SIerでの幹部社員登用

    大規模PJの成功や後輩指導の実績を受け、課長職を拝命

  • 45歳

    大手電機メーカー開発リーダに従事

    オフショア開発リーダとして中国駐在。60名強のマネジメント

  • 52歳

    プロセス業の超大規模SAP導入PJのPMに従事

    お客様、情報子会社、SIベンダと共に、基幹システムを再構築

  • 56歳

    SHIFT入社

    大手製造業のCIOアドバイザリー,PgMO支援を実践

  • 57歳

    サービスマネージャとして担務

    複数プロジェクトのマネジメントや、顧客の案件掘り起しを推進

目次

広島で働きたい!各地で働いたからこそ深まる、地元への想い

───前職は大手SIerに在籍され、首都圏(東京)、関西圏(大阪)でのお仕事も経験されてきたとのことですが、生まれ故郷である広島で働きたいと思ったきっかけは何でしたか?

小松:私は広島県・呉市で生まれ、広島の自然と大好きなお好み焼きに囲まれて成長してきました。カープの想い出は昭和50年の初優勝。故郷を離れて、社会人として東京や大阪で仕事をしながらも、広島で働く、広島で暮らすことへの想いは片時も忘れたことがありませんでした。

もう一つは、前職の単身赴任の期間が約10年と長く、妻には沢山迷惑をかけました。家族との時間を大切にしたいという部分でも、広島で働くことは自然な流れでしたね。

───単身赴任10年!念願の広島暮らしが叶って、本当によかったです!広島への想いはもちろんだと思いますが、転職のきっかけは他にもあったんでしょうか?

小松:前職ではポストオフ(役職離任)のタイミングが近づいていたんです。プロジェクトマネジャーとして居続けられなくなることが、転職への大きな後押しになりました。

───大規模プロジェクトを牽引するようなダイナミックな仕事を、第一線でまだまだ継続していたかったということでしょうか?

小松:そうですね。プロジェクトの最初からお客様と夢を描き、最後まで膝を突き合わせて、一緒に伴走する。本当にこの仕事が大好きだったので、まだまだ継続したいという想いは強かったですね。

───とはいえ、広島県内ではイメージされているお仕事を継続することができる環境は首都圏などと比較すると、まだ少ないように感じるのですが、いかがでしたか?

小松:はい、どうしても首都圏などと比較すると、少ないですね。とはいえ一昔前に比べると、SHIFTも含めて、そういった環境を提供できる企業が少しずつですが広がってきたという印象です。

「この会社に賭けてみたい」セカンドキャリアとしてSHIFTを選択した理由

───改めてですが、SHIFTとの出会い、応募へのきっかけを教えて下さい。

小松:転職エージェントからのご紹介がきっかけです。「リモートワーク前提で、広島に住みながら、これまでの上流工程の経験を活かせることはもちろん、プロジェクト規模、プロジェクト難易度なども、あなたにピッタリです」とご説明を受けました。

実は、SHIFTという企業名は、あるテレビ番組で、有名なコメンテーターが元気な企業だと紹介していたのを見ていて、覚えていたんです。

───まさか、その企業を転職先として紹介されるとは!という感じですよね。

小松:ビックリしたと同時に、何かしらのご縁を感じました(笑)。

SHIFTのメンバーと選考のなかで話をしていくうちに、よりSHIFTへの理解は深まりました。代表の丹下さんが広島県の神石高原町出身の方なので、神輿を担ぐではないですが、一緒に盛り上げていければ嬉しいなと素直に感じましたね。

また、メンバーが集まることができる広島拠点もつくられ、リモート前提だけど、必要に応じて仲間たちと膝と膝をつき合わせたコミュニケーションもできる環境も、非常にポジティブに感じておりました。

あとは、広島拠点を設立する目的として、SHIFTが日本のDX推進を牽引する企業として、国内のIT人口を400万人にするために、全国の優秀なITエンジニアはもちろん、他業種からITエンジニアに転身する人を増やしていかないといけない。という話があり、SHIFTというフィールドで自分の培ってきた知見を、他のメンバーに還元することで、広島の未来、ひいては日本の未来を作っていけるんじゃないかと感じました。

───是非、K.K.さんには広島を背負ってもらいたいです!最終的な決め手はなんだったんでしょうか

小松:実はもう1社と悩んでいました。とても魅力的な企業だったのですが……

最前線で大規模なプロジェクトを推進できるという点はもちろんですが、再雇用無しで70歳まで働けること、成長企業、相対評価ではなく絶対評価で仲間と一緒に頑張れる環境があることが決め手となって、自分の人生の最終キャリアとして、ここに賭けてみたいと思いました。

大企業でありながら、ベンチャー!新たな環境を楽しみ、成果を残す。

───現在は、どんな業務を担当されていますか?

小松:大手メーカー様の、基幹システム更改プロジェクトのPMO兼CIOアドバイザリーという形で参画しております。100名ほどの体制で、数十億円規模のプロジェクトです。

前職との違いは、主にマインド面ですね。「自分を売り込むのは自身の責任だな。」といい意味でいままで以上に思えるようになり、以前よりもお客様と身近に接することで関係性の構築できていると感じます。

───SHIFTに入社後に感じたギャップや発見はありますか?

小松:入社前に転職エージェントから「企業規模は大きいですけど、ベンチャーですよ」とはいわれていました。入ってからも再認識しましたね。とにかく、組織がフラットで階層が少なく、良い意味で意見を述べやすい環境があります。

あとは、ギャップではないですが、SHIFTには社内SNSがあり、誰でも書き込めるような環境があることはいいと思います。私も率先して皆さんのウォールや業務報告にはコメントさせてもらっています。そこにレスポンスがある。これは大きく成長しても続けるべきだと思います。

───最近、大手企業様からSHIFTへ入社される方も多いんです。K.K.さんのように、目の前の環境を楽しみながら、馴染んでいただけているので、良い環境があることを再認識できました。

小松:そうですね。一緒に働く仲間も切磋琢磨できる方が多く、毎日楽しく働けてます。

───しかも、K.K.さんは従業員アワードにて早速『新人賞』を受賞されています!お客様、一緒に働く仲間、部下も含めて良い関係性を築いている証拠ですね!

小松:はい、素直にうれしく思います。コミュニケーションマネジメントを大事にしてきたので、関係者との密な会話を積み重ねてきた結果が形になってうれしいです。

───なにかいま考えている挑戦があれば、教えて下さい!

小松:これは大きな挑戦になるんですが、70歳まで現役でいることを目標に置いてます。そして、その世代のロールモデルになれるように精進していきたいですね。

そのためにも“変化できないものは廃れていく”をモットーに「その常識、変えてみせる」を体現していきたいです。そして、私と一緒にコンサルタントとして、広島からSHIFTを盛り上げていく仲間を増やしていくことにも挑戦したいですね!

(※本記事の内容は、取材当時のものです)

▼本記事に登場する小松はSHIFT AWARDで新人賞を受賞しています。どんな点が評価されたのでしょうか。彼の仕事ぶり、仕事へのスタンスに迫るべく、本人にインタビューしてみました。

※SHIFT AWARDとは:クォーター(3ヶ月)ごとに開催される社内表彰制度。なかでも新人賞は、在籍1年未満の全従業員を対象に、慣れない環境のなかで努力し、自身もはやいスピードで成長して成果を出した人に贈られるもの。