地方在住ITコンサルタントの働き方

2024/02/27

2024年1月17日にSHIFTのコンサルティング部がオンライン説明会を実施しました。

今回のテーマは「地方在住ITコンサルタントの働き方」。SHIFTでは全国採用を展開しており、本社がある東京以外にも、札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡の各拠点、さらに日本各地で在宅勤務の従業員が活躍しています。

実際に地方から活躍するITコンサルタントは、どのようにお客様の課題解決に携わっているのか、どのような働き方をしているのか。従業員のディスカッションと質疑応答を通じて、生の声をお届けします。

1.SHIFTについて

まずはSHIFTについてのご紹介です。SHIFTは設立から約18年、グループ従業員が1万人を超えました。本社は東京ですが、北海道から福岡まで全国に拠点をかまえています。

そんなSHIFTの事業は、製造業向けのコンサルティングからスタートしました。そのノウハウをIT業界に応用し、2009年にソフトウェアテスト事業を本格始動。売上高は毎年更新しつづけています。

そして、今後はお客様の経営課題を解決し、「DX」「売れるサービスづくり」を支援する会社を目指しています。必要なソリューションすべてをSHIFTでそろえ、お客様のビジネス成功にコミットする会社になるべく、変革を推進中です。

その実現に向けて、プロジェクトの上流工程から参画するコンサルタントの役割が非常に重要。社内外からコンサルティング部に期待が集まっているのです。

2.コンサルティング部について

コンサルティング部のサービス内容は大きく4つ

①業務改善・DX推進支援

②戦略企画支援

③組織型支援

④上流工程~プロジェクト実行支援

なかでも特筆したいのは、④上流工程~プロジェクト実行支援です。コンサルティング部は事業会社側のPM支援でPMOとしてプロジェクトの伴走をしていきます。

また、コンサルティング部は、インダストリーごとにグループがわかれているものの、ワンプール運営を採用。

案件が終わったらメンバーは一ヶ所に戻ってくるイメージで、そこからまた案件が決まっていきます。これにより従業員はグループの垣根を越えて、希望する案件や領域にチャレンジすることが可能です。

そんなコンサルティング部のビジネス上の強みは3つ。

①完全ソリューションフリー
お客様の課題に合わせて適切な提案をしていく、というコンサルタントの醍醐味を味わえる環境です。一方でグループ会社が多く、企画構想からカスタマーサクセスまでカバーをできるため、協業して課題解決を行うケースも増えています。

②企画構想から開発まで一気通貫で携わる
上流工程でつくったものを下流行程までしっかり落とし込むことに注力しているため、絵に描いた餅にならないのが特徴です。

③圧倒的なスピード感で課題抽出から提案実行まで行う
お客様の課題ヒアリング~提案~契約まで最短1~2日で対応など、現場がもつ裁量の範囲が広いので、他社に比べて社内決済がはやいことが特徴です。

上記3つが組み合わさることでお客様から厚い信頼をいただき、リピートにつながっています。

SHIFTは、年に2回評価のタイミングがあり、職能定義に基づいた絶対評価制度です。年間の平均昇給率は11.0%(2023年8月期実績)と、日本の平均昇給率を大きく上まわっています。

明確な評価制度と高い昇給率により、モチベーション高く日々の業務に向き合える環境があることをお伝えしました。

今回の説明会のテーマにもなっていますが、SHIFTでは全国採用を展開しています。各地に拠点がありますが、お住まいの地域は限定していません。UIJターンでの入社や、将来的な移住を視野に入れた方も歓迎しています。

地方にお住いの方は在宅勤務が基本となりますが、コンサルティング部は必要に応じてお客様先へ出張がありますので、その点はご応募前にご認識いただければと思います。

3.従業員トークセッション

コンサルティング2グループでグループ長補佐を務めるI.S.。新卒で金融系SIerへ入社し、約16年間生損保向けの会計案件に従事。

SHIFTには2023年2月に入社し、流通、製造、公共系の案件を担当。同年10月にグループ長補佐に就任し、管理業務をこなしつつコンサルタントとしてお客様支援を行っている。

I.S.の案件事例はこちら↓

つづいて、コンサルティング4グループのT.K.。新卒で組み込み系製造業の会社へ入社し、約13年間ソフトウェア開発PMOとして、要件定義からリリースまでを経験。

2023年2月のSHIFT入社後は、コンサルタントとしてシステム開発会社のPMO支援に従事している。

T.K.の案件事例はこちら↓

──なぜ、SHIFTへの入社を決めたのか

I.S.:私は関西出身で、新卒入社した会社も関西。転勤で東京に行くことになり約10年間住んでいました。

いずれは関西に戻りたいと思っていたものの、転職活動当初は関西に戻れるか、というところは重要視していませんでしたね。

結果的に何社か内定をいただいたのですが、比較したらどこも似たような条件提示でした。ただSHIFTだけが関西に住みながら働けるということで、入社を決めました。

T.K.:私はもともと地方在住で、環境を変えずに働けることが第一優先でした。前職のときから在宅勤務がメインだったので、その条件を絞って転職活動をしていました。

前職と同じ製造系の会社を受けていたのですが、そのなかでたまたまSHIFTを見つけて。会社説明会に参加したところ、お客様支援に対する考え方や想い、そして働き方が自分に合っていると感じたので、入社を決めました。

──SHIFT入社後は地方から案件へ参画していますが、実際の働き方はどんな感じでしょうか?

T.K.:いま参画している案件は基本的に在宅勤務ですが、お客様の会社がたまたま自宅から通勤圏内なので、月に1、2回程度は訪問しています。また、大きな会議があるときは、宿泊を伴う出張があります。同じ案件のSHIFTメンバーも全国各地からリモートで参画しています。

I.S.:基本的には首都圏のお客様が多くリモートで対応することが多いですね。私はSHIFT入社後、3案件経験してきましたが、そのうち2つはフルリモートだったので、お客様と1回も対面で会わなかったということも。

一方、いまの案件は週2回、東京出張に行っています。自分がPMという立場で参画していて、私自身が必要だと感じたので希望をだしてそういった働き方をしています。アサインは事前に上司と相談のうえ決まるので、いきなり出張頻度が多い案件に入ることはありません。

ちなみに、前職までは対面でのコミュニケーションを好んでいたのですが(笑)Web会議でもちゃんと準備して臨み、お客様からどれだけ聞き出せるか、自分の意図を正確に伝えられるかが重要なので、対面と何も変わらないと気づきましたね。

人事:SHIFTには全国各地に拠点がありますが、最寄りの拠点へ出社することはありますか?

T.K.:入社時は出社しましたが、いまは年に2、3回程度です。出社がルールではなく、出社したほうが集中できる方がオフィスを利用していると思います。

人事:入社後、ワークライフバランスに変化はありましたか?

I.S.:勤務は19時くらいには終了しています。在宅勤務なので通勤時間がかからない点でもワークライフバランスは改善しています。

──最後に評価制度について。SHIFTは昇給率高いことを謳っていますが、実際に入社してみていかがでしょうか。

I.S.:年2回、上期と下期と評価があり、相対評価ではなく絶対評価というのは入社前から聞いていましたが、入社後に本当にいい評価制度であると実感しています。

同じ役職者のなかで、正規分布になるように評価がつく相対評価や評価は年1回となっている会社が多いと思うので、年2回という頻度の高さも気に入っています。

T.K.:年2回の評価のタイミングでは、上司と目標に対して密に会話します。自分の考えや想いを伝えられますし、きちんと評価されていると実感できる場です。

絶対評価なので、自分が設定した目標に対してどれぐらい達成したかで給与が決まります。評価に納得感をもてるのもいいですね。あと、自分の成長スピードを選択できるところも気に入っています。

人事:SHIFTでは本人が望む成長スピードを実現するため、本人の志向を定期的にヒアリングし、丁寧にすりあわせを実施しています。

例えば、育児に集中したいときはゆるやかな成長を選択し、子育てが落ち着いたタイミングでアクセルを踏むなど。キャリア形成とライフステージに寄り添う仕組みがあります。

4.質疑応答

──メンバー間のコミュニケーションはどのように行われていますか?

T.K.:基本はチャット、電話会議でのコミュニケーションです。

コンサルティング部は全国各地にメンバーがいるので、実際に顔を合わせる機会が少ないです。そこでお互いの人となりを知るという目的で、一日に一回、メンバー間で雑談する場を設けています。仲よくなって、仕事の相談をすることもあります。

人事:SHIFTはチャット文化なので気軽に連絡がとれますね。あとは部会やオンラインイベントを開催しているので、そこでもコミュニケーションがとれます。

──ラインマネジメントはどのように行われていますか。

I.S.:グループ長補佐という立場でラインマネジメントをしていますが、目標設定については半期で4回面談(目標設定、中間面談、評価面談、評価フィードバック面談)があるので、メンバーの目標内容や進捗を確認しています。

そして、メンバーとは1on1を月1回実施し、ざっくばらんに話す機会を設けています。リモートながらも、メンバーとの会話は切らさないようにしています。

──SHIFTは品質保証を強みとしていますが、その領域に明るくない中途入社者にはどのような研修やOJTを行っていますか。

I.S.:品質保証の案件であれば、品質保証の知識や実績があるリーダーといっしょにアサインし、OJTという形で学んでいただきます。

またSHIFTには、品質保証に関わる相談窓口があります。悩んでいることをチャットで質問すると社内の有識者が「こういう事例があるよとか、こういうふうにやったほうがいいよ」と教えてくれるのです。後方支援の仕組みが整っていると思います。

その後もたくさん質問いただき、多くの参加者にSHIFTのコンサルティング部に興味をもってもらえたのかと思います! 

この記事を読んだあなたも、SHIFTについてもっと知りたいと思われましたら、ぜひ採用HPをご覧いただければと思います。

(※本記事の内容は、イベント開催当時のものです)​



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