PMが直面するリアルな課題とは―?アンケート結果から紐解く悩みとSHIFTが提案するキャリア形成のヒント

2026/01/09

プロジェクトを成功へと導く重要な役割を担うPM。だからこそ、現場で感じる悩みや不安は決して少なくありません。

そうしたPMならではの声を知りたい――そんな思いから、今回、PMとして働く方々を対象に「働くなかで感じる悩み」についてアンケートを実施しました。

日々の業務で直面する課題や、キャリアへの本音に、思わず共感してしまうリアルな悩みが数多く寄せられました。これらの声を通じて、PMがどんな壁と向き合っているのか、アンケート結果を紹介します!

記事の後半では、SHIFTで活躍する多くのPMが、どのように自身の経験や知識を活かしてキャリアを築いているのかに迫ります。

彼らの記事を通じて、PMとして成長するためのヒントや、キャリアの悩み・不安を解消するきっかけになれば幸いです。

※SHIFTは、2025年11月10日~11月16日、PMとして働く方を対象にメールマガジンを通じてアンケートを実施しました。本記事では、有効回答25名の回答内容を集計した結果を掲載しています。

目次

PMとして働くなかで、もっとも不安や悩みを感じるのはどんな場面?

もっとも多く回答が集まったのは「プロジェクトがスケジュール通り進まないとき」。

予期せぬトラブル対応やリソース調整、納期の厳守など、進行管理のむずかしさがPMの大きな課題となり、不安や悩みにつながる要素であることがわかりました。

つづいて、「品質や成果物のクオリティに不安があるとき」、「チームメンバーの進捗やモチベーションに課題があるとき」が同数の結果に。どちらもプロジェクトの完遂に直結するポイントです。

また、プロジェクトの進捗管理、品質、メンバーの状況といった要素を同時に見ていく必要がある点も、PMに求められる多面的な対応力がうかがえます。

これまでのPM経験のなかで特に悩んだこと、苦労したエピソードは?

本質問は、自由記述形式で回答いただきました。

■品質管理・成果物への不安・責任

・はじめての案件で、クオリティチェックの基準も何もわからないまま先方にベータ版を共有したら、先方に「これでベータ版だと完成版が不安で仕方ない」と怒られてしまった(20代)

・海外エンジニアに日本企業が求める品質を伝えることがむずかしく、最終的にはPMの私が手を動かすことになってしまった(40代)

・納期遅延と品質不良でお客様とチームの板挟み(40代)

・本当にユーザー課題を解決できるのか、期待する成果につながるのかの判断に苦労している(30代)

・新機能の開発をしている際に、同機能で他社に特許を取得されてしまった(30代)

■お客様対応・折衝のむずかしさ

・お客様との信頼関係(50代)

・急な仕様変更を受けたとき。お客様が約束を守らないとき(40代)

・システム品質コンサルタントのPMのとき、その決断で開発ベンダーが数億円の損害が発生するとき(50代)

■チーム運営・メンバースキルの課題

・プロジェクトで必要なスキルセットをもつメンバーが集められず、フォローや上位層への報告に追われたこと(40代)

・メンバーのスキル不足(40代)

■リソース管理・働き方負荷

・複数案件を並行し、週のほとんど徹夜したこと(30代)

・契約外の追加開発を求められ、リソース調整が発生したとき(30代) 多岐にわたる役割を担うPMは、日々の業務のなかで多面的な課題に直面していることがわかりました。

今後のキャリアに関してもっとも悩んでいることは?

「AIなどの最新技術のキャッチアップ」、「自身の市場価値やスキルレベル」に対する不安を感じている方が多いという結果になりました。

「いまのスキルセットでこの先も通用しつづけるのか」という危機感や、「自分は十分に成長できているのか」という迷いが、悩みの一因になっていると考えられます。

特にPMは、マネジメント力・ビジネス理解、技術知識と、多方面のスキルを求められる職種だからこそ、プレッシャーを抱えやすい立場。

こうした変化の激しい環境のなかで、どのように学び、キャリアを形成していくべきか——多くのPMの方が、模索しているのではないでしょうか。

今後身につけたいスキルや経験は?

本質問は、自由記述形式で回答いただきました。

■プロジェクトマネジメント・ディレクションスキル

・制作進行・ディレクションの手法の一般化をしつつ、いまの業界以外、得意分野で動けるようにしたい。独立も視野に入れています。(20代)

・ウォーターフォールとアジャイルの使い分け。ソリューション理解。お客様の課題を構想フェーズから運用保守まで、グリップできる提案力(40代)

・マネジメントスキル(50代)

■事業理解・経営視点

・よいプロダクトをつくるだけでなく、それがどのように事業の収益に貢献するかを設計し、説明責任を果たす能力(20代)

・経営スキル(40代)

■技術習得・専門スキル

・つねに市場価値の高い技術スタックとブランド力があるプロダクトに関わりたい(30代)

・AI案件しか引き合いがなく、集中して学習していかないといけないと考えている(30代)

・AI関連のスキル(40代)

・動画編集やライティングなど幅広く専門的にスキルを身につけたい(40代)

■コミュニケーション・育成

・メンバー育成に集中したいので、コミュニケーションスキルや人材育成のスキルを身につけたい(40代)

■キャリア指向・将来への不安

・どんなスキルを積めばいいかわからない(30代)

PMが今後身につけたいスキルや経験はその求められる役割の幅広さから、多岐にわたるニーズがあることがわかります。

まず、プロジェクトマネジメントや提案力などPMの基盤スキルをさらに高めたいという声が多く、現場で通用する実践的な力を磨きたいという考えが伺えました。

また、プロジェクトにとどまらず事業全体や経営視点まで見据えた、より高い視座を求める回答もありました。

さらに、AIをはじめとする最新技術の習得や専門性の拡大など、技術キャッチアップに対する意欲も顕著でした。

PMの方に読んでいただきたい、今後のキャリアを考えるときのヒント

PMとしての今後のキャリアに悩んだり最新技術への対応や市場価値の向上を目指したいと考えたりするPMの方々に向けて、SHIFTでのキャリア形成のヒントとなる記事をご紹介します。

SHIFTはIT業界にはびこる多重下請け構造を打破し、プライム案件(一次商流)に携わる機会を提供しています。プライム案件に挑むことで得られる成長の可能性とは―。

どのようにキャリアを広げられるのかを深掘りしたイベントレポートはこちら。

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「SHIFTの品質PMOは上流工程を目指すにあたって、最初のステップにはもってこいかなと思います。」このように語るメンバーは、どのように品質保証の視点を活かし、プロジェクトを成功に導いたのか。実際のプロジェクト事例を紹介しています。

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SHIFT入社後のリアルなキャリアパスとは―。PMとしてどのように成長し、キャリアを築いていけるのかをお伝えしています。

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■「AIネイティブのSIカンパニー」を宣言したSHIFTの取り組み 

SHIFTでは全社的にAI活用を推進しており、オンラインコミュニティや勉強会の開催、職種・部門ごとのナレッジ共有など、学びつづけられる環境を整えています。

また、AI関連の自社サービスも続々と誕生。日々の業務のなかでAIにふれる機会が自然と増えるため、技術への理解を深めながらキャリアを築いていくことができます。

▼取り組み事例はこちら

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【現在募集中の求人】

SHIFTでは、これまでのPMとしてのご経験を最大限に活かしつつ、ご本人のキャリア希望も踏まえ、ご活躍いただける多様なポジションをご用意しております。

■PM
・組織の事業方針の把握および現場への共有
・目標達成に向けた戦略の策定
・プロダクトの品質およびユーザービリティ向上につながる改善提案、施策発案
・プロジェクトメンバーのアサイン、体制構築、育成

■PMO
・開発/テスト領域における課題の可視化、業務整理
・プロジェクトマネジメントの標準化と業務支援
・プロジェクトの体制構築や全体管理

■サービスマネージャー
・プロダクトの品質およびユーザービリティ向上につながる改善提案、施策発案
・プロジェクト統括
・SHIFT品質モデルを活用した標準化・仕組み化による再現性のあるサービス設計
・お客様の課題に対して、価値ある“型化された”ソリューションを提案
・若手PL/PMの教育・マネジメントライン構築

■サービスエキスパート
・お客様のカウンターパートナーとして 
 ‐ 真の課題抽出、ビジネスの最大化に向けた提案活動 
 ‐ スコープ調整、定義 
 ‐ お客様からの信頼獲得、関係構築 
・案件遂行のためのチーム構築、安定稼働の基盤づくり 
・配下のPMのピープルマネジメント 

■ITコンサルタント
・プロジェクト上流工程(企画構想・ロードマップ策定・RFP策定・プロジェクト立ちあげ・要件定義工程)支援
・プロジェクト全体のマネジメント推進、および、複数プロジェクトのマネジメント推進
・事業会社様のIT組織上の課題解決

また、自分の経験を活かせるポジションを知りたい、ポジションを限定せずに応募したいという方はポジションサーチをご活用ください。

▼ポジションサーチ

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