成長率150%を目指す心臓部「サービスエキスパート」を大解剖。SHIFTが提供できる環境とは

2025/04/15

「SHIFTの成長には、ハングリー精神あふれる攻めの人材が必要不可欠です。お客様への貢献を通してSHIFTグループの発展に寄与する方を、私たちはめいっぱい評価したい。そのために独自の評価軸も設けました」

こう語るのは、事業人事部 部長を務める古澤 美月です。

設立当初から、SHIFTでは「人」を重視した事業運営、成長戦略の策定を行ってきました。事業規模のさらなる拡大に向け、SHIFTは新たなポジション「サービスエキスパート(SEP)」を設けています。

SEPが担うミッション、それは営業・コンサル・PMとどう違うのでしょうか。求める人物像、彼らにSHIFTはどんな環境を提供できるのか、などとあわせて詳細に聞いてみました。

  • 事業人事部 部長 古澤 美月

    20代は飲食事業を経営、2015年SHIFTに入社し、人事としてのキャリアをスタート。2017年のHRBP組織立ち上げから携わり、複数のインダストリーにおける人事グループのグループ⾧を兼務後、2021年に事業人事部の部長に就任。現在はHRBP部長を主務とし、約90名のメンバーマネジメント、SHIFTグループ年間数千名の採用を管掌する傍らで、採用に悩む企業向けの採用コンサルも行っている。

目次

SHIFTの成長角度を上向きに変える「サービスエキスパート」

――まずは、サービスエキスパート(SEP)立ち上げの経緯を教えてください。

古澤:売上高1,000億円を達成したSHIFTでは、次のステージとして売上高3,000億円を据える「SHIFT3000」に取り組んでいます。「SHIFT1000」達成に向けた裏では、プロフェッショナル人材の採用、入社受け入れ体制の整備、など人事施策が多数行われてきました。

SHIFTは、人材が成長角度を変えるという認識のもと、「SHIFT3000」達成を左右する重要なポジションであるSEPを新設しています。FY2025には、前年比較で売上150%の事業成長を実現できるよう、採用を進めていく方針です。

――SEPの役割について教えてください。

古澤:SEPとは、品質保証・テストを中心とするSHIFTグループの全サービスを熟知しており、そのなかから適切なものをお客様にご提案できるエキスパートです。

多数のケイパビリティを組み合わせてマーケットの課題を解決すること、それによってSHIFTの売上高を150%伸ばすことがミッションです。

売上高に直結するポジションと聞くと、SEPとは営業やコンサルに近い立ち位置だと思う方がいるかもしれません。あるいはPMと類似する役割を担うのではないかと推測する方もいるでしょう。

しかし、SEPはこれらのポジションとはまったく異なるミッションを担います。

例えば、基本的に新規案件の獲得に関しては営業が担当。SEPでドアノックから行いたいという方はもちろん歓迎しますが、基本的にはプロジェクトの推進やお客様との関係値づくりに注力していただきたいと考えています。

初回のアポイントメントは営業に、次回以降の提案フェーズからはSEPの方に活躍していただきたいですね。

SHIFTのコンサルティング事業部は、ITコンサルティングやDXコンサルティング、業務コンサルティングを専門的に行う部門で、基本的にはプロジェクトの上流工程をメインに携わります。

一方、SEPはお客様への提案はもちろんプロジェクトを推進したり、PMの管理・評価を担ったりとプロジェクトのより広範な領域にかかわります。SEPはチームワークを強みにする点も異なります。

――新しくSEPというポジションを設けたことで、既存のPM系ポジションと役割が重複することはないのでしょうか?

古澤:社内にはもともと、複数のプロジェクトや大規模案件を担当する「サービスマネージャー」という役割がありました。

SEPはそれをさらに細分化して生まれたものです。役割の細分化によって、個人が強みをさらに活かせる環境をつくるためです。

SEPの業務範囲はすでに整理してあり、サービスマネージャーやPMと役割が重複することがないように配慮しています。

SEPはとにかく「案件を拡大する」ことに注力できるようなすみわけにしており、これはSHIFT流「究極のジョブ型雇用」の実現でもあるのです。

ハングリー精神が行動に表れる。実際の活躍人材例

――マインドやスタンス面でSEPに求めることはありますか?

古澤:SEPが自身のミッションを果たすうえでは、積極性とハングリー精神が求められます。SHIFTにおけるハングリー精神とは、達成欲求や自己実現の欲求を指します。

そして、ハングリー精神が強い状態とは、スピーディーに行動していること、リスクを恐れず挑戦しつづけていること、ポジティブ思考でチームをけん引していることなどがあげられます。

例えば、すでにSEPとして活躍しているあるメンバーは、そうしたマインドを行動に落とし込んでいます。

「SHIFTで自分ができること」をつねに考え、計画的に行動している。お客様が想像する以上の価値を提供するために動いている。

お客様に提案するまでの過程は定められていないこと、SHIFTは上流工程から下流工程まで一気通貫でご支援できることを踏まえたうえで、自由な発想でお客様にご提案しているんです。

PMとしての経験を存分に発揮されているなという印象です。

同メンバーはもともと独立系IT企業に所属し、受注する案件の多くは二次請け、三次請けのものでした。

商流の深いところでキャリアの壁にぶつかっていたと同時に、実際の業務内容はプライムベンダーと同じ立場でお客様と直接やりとりをするという、まさしく「PM」が担うべきものでした。

PMとして正しく評価されたいという気持ちでSHIFT入社後は、お客様に必要なことを見極めて自由に提案できるSHIFTでのびのびと働けているといいます。

――ITスキルや業界知見は、応募時点で重視していますか?

古澤:SEPとなる方に求める要素は、大きく「マインド」「人柄」「ITスキル、業界知見」に大別されます。ですが、私たちが重視するのは、素養に該当する「マインド」と経験によって醸成される「人柄」です。

マインドとは、先ほどお話ししたハングリー精神や積極性。人柄とは、お客様から愛される人となりであることを指します。

ITスキルや業界知見は、若い方であればこれから身につけられるものですから、採用時点ではさほど重視していません。

SHIFTで得られる「正しい評価」「大きな裁量」「グループのケイパビリティ」

――SEPとして働く際に活きる経験は?

古澤:経験という観点から言及すれば、「マルチタスク」「プロジェクトマネジメント」「折衝」「チームマネジメント」といったことがキーワードです。

SEPは、お客様の本質的な課題に対しSHIFTグループのケイパビリティをつかい、多角的なアプローチによる新たなビジネスの開拓を担います。チーム体制の立ち上げも想定しているため、こうしたスキルが必要なのです。

また、PMやコンサルタントとして長年働いてきて、評価に正当性を感じられないと悩んできた方は少なくないでしょう。

SHIFTでは、SEPとなる方を適正に評価するために「スキル・マインド」「売上成長率と売上規模」「実績には表れない貢献度合い」の軸で独自の評価軸を設けています。

これらを踏まえて行われる年2回の評価会議にて、SEPの評価と報酬が決まります。

―――PMと共に案件に入る場合、評価観点がPMとバッティングしませんか?

古澤:これは慎重に検討した部分でもあり、結論からいえばバッティングはしません。そもそもSHIFTでは絶対評価をしていることに加え、PMの評価軸はまったく異なるものを使っています。

――SEPに対して、SHIFT側が提供できる価値を教えてください。

古澤:適切な評価や報酬以外に、大きく3つあります。1つ目は、チームでお客様に貢献できる環境。SHIFTは、年功序列制度を採用していないため、若手でも年齢に関係なくチームリーダーとして活躍できます。

チームリーダーとなった方には、メンバーの適性を把握した人材配置、チームの拡大を期待します。

2つ目は、お客様満足度を高めるための武器。SHIFTグループの幅広いケイパビリティを活用し、お客様がベンダーロックインに陥ることなく、課題の本質を解決できるような提案を期待しています。

3つ目は、裁量・自由度。プロジェクトを立ち上げた後には、管理業務はPMに任せても問題ありません。プロジェクトを円滑に進めるために、自身の強みを活かした最適なポジショニングとミッションの確立に期待しています。

この記事を読んで、SHIFTでSEPとして働いてみたいと思った方は、ぜひご応募ください。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、インタビュー当時のものです。)

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