安心と刺激が共存する場所。EPFサービス部で「やってみたい」を実現

2025/05/28

システム開発からテスト、さらには海外グループ会社との連携。

SHIFTのEPFサービス部では、特定の業界に縛られることなく、多岐にわたるプロジェクトを担っています。

今回の記事に登場する五十嵐は「PMとしての経験がすでにあり、オフショア開発にもPMとして深く関わりたい」、谷内(やち)は「PMに挑戦してみたい」という希望をEPFサービス部で実現しています。

今回の記事では、経験や世代の異なるふたりの業務内容や入社の経緯、EPFサービス部で活躍するための条件について伺います。

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  • EPFサービス部 五十嵐

    新卒で外資系通信社に入社し、金融情報配信システム開発の上流工程から下流工程まで幅広く担当。2021年10月にSHIFT入社後は金融業界でのPMO業務を経験した後、EPFサービス部に異動し、オフショアを活用した開発、テスト案件のPMとして従事している。趣味は学生時代からつづけているラグビーで、関東ラグビー協会の公認レフリーとして活動中。

  • EPFサービス部 谷内

    新卒でSIerに入社し、製造業向けシステム開発の上流工程から下流工程まで幅広く担当。PMに挑戦したいという思いから2022年10月にSHIFTのEPFサービス部に入社。グループ会社と協業した開発/テストのPMを担当している。趣味はスポーツ観戦で最近はバスケットボールにはまっている。

目次

SHIFTの共通言語が、グローバルでの連携を下支えする

――まずは、PMを経験してSHIFTにジョインし、EPFサービス部へ異動した五十嵐さんのお話を伺います。現在担当している業務内容を教えてください。

五十嵐:さまざまな業界のお客様を対象に、システム開発やテストなどを行っています。PMとして、SHIFT ASIAをはじめとするSHIFTのグループ会社と連携したり、とりまとめたりしています。

普段は開発が多いのですが、現在は、某大手電機メーカーが運営する東アジア向けのホームページのリニューアルテストを手がけています。ブランドサイトとECサイトを統合するグローバルでの動きがあるなかでの依頼でした。

――海外のグループ会社とも協業するんですね。

五十嵐:そうですね。お客様から「英語力」「人員確保」をプロジェクト参画の必須条件としてあげていただいており、これらを満たせるのがSHIFT ASIAでした。

SHIFT ASIAのメンバーは技術力だけでなく、日英両方の語学力も兼ね備えており、大変心強いです。

――金融サービス部からEPFサービス部へ異動された背景を教えてください。

五十嵐:オフショア開発にもう一度関わりたいと思ったためです。

いまから20年前に『The World Is Flat』という本を読み、「(当時の)先進国と新興国の差が、今後はインターネットの発展によって縮まっていくだろう」という考え方に感銘を受け、インドの会社に転職してオフショア開発を経験したんです。

でもそこで「やりきった」と思えなくて。もっと深くオフショア開発をやってみたかったなと想いが残っていたところ、SHIFT社内の公募で「EPFサービス部ではオフショア開発にもチャレンジできる」と見つけました。

――前職でのPMとSHIFTのPMを比較すると、どんな違いがありますか?

五十嵐:SHIFTは仕事が進めやすいですね。前職はマルチベンダーだったので、彼らとお客様の間で板挟みになることがありました。

また、外資系企業と関わることもありましたが、仕事の進め方もカルチャーも日本企業とはまったく異なります。

一方、SHIFTに入ってからはグループ会社と連携することになるので、仕事の進め方やカルチャー、SQF(SHIFT品質保証標準)が共有されています。同じ言葉を使ってプロジェクトを進められるため、非常に効率的に働けます。

もう一つ違いを感じるのは、SHIFTでは開発標準が日々アップデートされている点。

いま時点では、既存の開発標準にとらわれず、自分で考えていく面白さがありますし、それがSHIFTの礎を築いていくことにつながるやりがいがありますね。

――経験豊富な五十嵐さんからみても、SHIFTはここがすごいなと感じる点はありますか?

五十嵐:「お客様の期待値を超えているか」という観点から、提案書を厳しくレビューしている点でしょうか。

SHIFTでは、常識や一般論にとらわれず、お客様の困りごとの本質をとらえ、お客様が想定もしていなかったようなソリューションを提案しようと試みています。

お客様の期待値を超えることが、我々の役割だと思っているためです。

ただ、無理難題を押しつけられるわけではありませんし、ひとりで考える必要もありません。困ったら部内の仲間に聞く、知識が不足しているなら勉強会に参加するなど、解決策は多数あります。

レビューが通ったときには、自信をもってお客様にプレゼンできるようになっていると思いますよ。

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成功体験の積み重ねと積極性が、成長のカギ

――ここからは、SHIFTではじめてPMに挑戦した谷内さんにお話を伺います。どういった業務をされていますか?

谷内:私の場合は国内ですが、あらゆる業界のお客様に対して、システム開発・保守やテストを行っています。

現在は、グループ会社のクレイトソリューションズとシステム開発・保守の案件を、SHIFT ASIAとテストの案件を同時並行で推進しています。

――谷内さんは、なぜSHIFTのEPFサービス部へ入社しようと思われたんですか?

谷内:選考中に、部長の伊藤と面談して「この上司のもとで働きたい」と思ったからです。私は、以前SIerでSEとして働いており、PMになりたい、上流工程に携わりたいと思うようになって転職を決意しました。

伊藤との面談は、選考にありがちな想定問答でなく雑談のような形式で行われました。

面談を通して「話しやすい空気をつくろうとしてくれている」「人柄や考え方をみてくれている」「自分に足りないところをわかってくれる」という安心感が得られました。

――入社後、ギャップはありませんでしたか?

谷内:上司など、人間関係は期待した通りでした。強いて言うなら、PM以外のスキルも身につけられていることです。

例えば五十嵐さんの話にもあった、お客様への提案力。営業がヒアリングしてきたお客様の困りごとへの解決策を提案するんです。

私は、前職では見積や提案といった業務には関わってきませんでした。はじめのうちは、五十嵐さんをはじめとする先輩方にフォロー/指導していただきましたね。

――業務内容やスキルのキャッチアップはむずかしかったのではないですか?

谷内:そうですね。ただ、上司も私がPMを経験していないことは知っていましたから、1~2人管理するような、小さな案件から徐々に経験を積ませてもらえました。

一気に大規模の案件を任せられることはなかったので、責任感やプレッシャーに押しつぶされそうになることはありませんでしたね。

むしろ、私が求められているのは知識やスキルではなく、何度もトライする姿勢でした。プロジェクトの推進で困ったら先輩方に都度相談していましたが、みなさん快くアドバイスをくれました。

「もっとこまめに管理/記録してプロジェクトの進捗をお客様に見せておくと、先方も安心するよ」などと五十嵐さんにアドバイスをいただいたこともありました。

現在は、勉強も兼ねてPMP®取得を目指しています。私は前職でのPLとしての経験から現場よりの視点に偏りがちだったので、プロジェクト全体を見る視点やお客様が知りたい情報を伝えるスキルをさらに磨きたいです。

部内では、同じようにPMP®取得を目指す方向けの勉強会もあるんですよ。

――実務に活かせる知識も多く学べそうですね。

谷内:はい。それ以外にも、プロジェクトマネジメントの基礎やプロジェクトマネージャー試験への合格を目指すもの、AI活用に関するものなど、さまざまなテーマで開催しています。

その分野に詳しい人が講師役になります。「みんなでナレッジをもち寄り、いっしょにレベルアップしよう」という一体感がありますね。

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誰でもスターになれる可能性を秘めている

――ここからはおふたりにお話を伺います。EPFサービス部内の雰囲気を教えてください。どんな方が在籍していますか?

五十嵐:「アメとムチ」というと語弊があるかもしれませんが、先ほどのレビューの件のように高い要求に応えなければいけないシーンもあれば、悩み事を相談しやすい和気あいあいとした雰囲気もあります。

出社推奨日があって、それが悩みを共有するいいタイミングになっています。

谷内:私はチャットで相談することもありますね。キャリアについても、本音で話せるような面倒見がいい人が多いと思います。

――どんな方なら、EPFサービス部で活躍できると思いますか?

五十嵐:EPFサービス部は、SHIFT内ではまだ規模の小さい部門です。積極的に手をあげれば、自分が希望している業務に関われる機会が多いと思います。

挑戦したい業務は上司に相談すれば、アサインの時に考慮してもらえると思いますよ。

谷内:私は、「困ったら人に頼る」ということは簡単なことではないと思っています。

「この人に聞くには、この情報が必要だな」「この人は手が空いていて、教えてくれそうだな」といった見極め、コミュニケーション能力が求められますから。

ただ、私もそうでしたが、未知の領域に挑戦するときには有識者の手助けが必要です。

教えてくれる人はEPFサービス部にそろっているので、あとは自分で助けを求め、発信する力がある人は、ここで輝けるのではないかなと思います。

――これから挑戦したいことを教えてください。

五十嵐:オフショア開発×大規模案件にもっとチャレンジしたいと思っています。いまは半年程度のプロジェクトが多いですが、社会のインフラを支えるようなプロジェクトに年単位で関わりたいですね。

谷内:私もさらに規模の大きな案件に挑戦したいです。現在管理している案件は、SHIFTから10名参画する程度の規模のものです。さらに大きな案件で、お客様への提案やプロジェクト立ち上げから携わりたいです。

――最後に、EPFサービス部を志す方へ向けて、メッセージをお願いします。

五十嵐:先ほどもふれましたが、EPFサービス部はまだ発展途上です。高校野球で例えるなら、甲子園常連校ではなく、これから甲子園を目指す高校。

そのため、誰でもスターになれる可能性を秘めています。チャレンジ精神がある人にとっては絶好の環境だと思っているので、ぜひジョインしてほしいですね。

谷内:EPFサービス部では基本方針として、「多様性」「成長機会」などを打ち出しています。

これからは、採用の幅がさらに広がっていくでしょう。「自分の業務範囲や役割に縛られず、どんなことにも挑戦したい」「なんでも前向きにとらえたい」という方といっしょに働けると楽しそうですね。

――本日は、ありがとうございました!

※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです

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