IT未経験者(第二新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのでしょうか?いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります。
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流通サービス1グループ 佐藤
前職ではアパレル販売員として、接客・販売、新人教育に従事。スキルを身につけて社会貢献したいという思いから、2021年10月にSHIFT入社。現在はテスト実行リーダーとして約20名のメンバーを抱える案件に参画。真摯なメンバーフォローの姿勢が評価され、FY2022第3四半期に部内の新人賞を受賞。部活動にも積極的に参加しており、バスケ、フットサル、映画など社内メンバーとの交流を楽しんでいる。
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22歳
大学卒業後、大手アパレル企業に入社
店舗に配属され接客スキルを磨く
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24歳
SHIFT入社
アパレル企業におけるECサイトのテスト案件に配属
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24歳
入社1ヶ月で、実行管理にアサイン
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25歳
複数のチームで、実行管理・テスト設計を経験
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26歳
大規模案件のチームリーダーへ
現在はロールアウト案件にて約20名のチームを束ねる
目次
好きなことを仕事にしていても感じた、友人との“スキルの差”
―――まずは、前職のお仕事について教えてください。
佐藤:前職では、アパレル販売員として接客・販売、売上管理などの業務や、店内ディスプレイの考案、新人教育も担当していました。
服が好きで、人とコミュニケーションをとることが好きだったので、この2つを兼ね備えた仕事ということで選びました。
―――転職を考えたきっかけは何でしたか?
佐藤:一つは仕事内容です。社会人として働いていくなかで、まわりの友人が責任の大きい仕事を任されて、どんどんスキルを身につけて活躍している話を聞いて、ふと自分は何ができるようになっただろう?と思うようになったんです。
販売員の日々の業務に慣れてしまい、成長をあまり感じられなかったことに、私の人生このままでよいのかなと考えはじめました。
もう一つは働き方の面です。土日やゴールデンウイーク、年末年始などが繁忙期だったため、カレンダー通りの休みでプライベートを充実させたいことに加えて、シンプルにオフィスで働くことに憧れがありました。
―――好きなことを仕事にして働いていたけれど、友人と比べてしまって自身のスキルに引け目を感じてしまったのでしょうか。
佐藤:「これができます」といえるものがあったら、もう少し自信がもてたのかもしれません。社会人として何か自分に誇れるものがほしいと感じるようになったんです。
そして別の視点では、もっと多くの人や社会に役に立つようなこと、自分の仕事の影響範囲がより大きいことをやってみたいと思うようになりました。
―――転職活動ではどういった企業を見ていましたか?
佐藤:社会に役立つという点で、ITは需要の高い業界だというイメージをもってよく見ていました。
ただ、未経験ということで当時はスキルが足りず募集要項を満たせる求人数が少なくて。
転職サイトでスカウトメールをもらったら、その会社の事業内容や仕事内容はすべて細かく見るようにしていました。SHIFTとの出会いもスカウトメールだったんですよ。
―――応募しようと思ったのは、どんな点に惹かれたからなのでしょうか?
佐藤:事業内容ですね。ITはいまや使わずに生活するのが厳しいほどに世の中に溢れていて、ほとんどの人がシステムやアプリを使っています。
そういったものの重要なテストの部分をSHIFTが専門的に担い、よりよい品質にしていくという点が、社会によい影響を与えられる事業だと感じました。
―――応募時からSHIFTの意向が高かったようですが、最終的な内定承諾の決め手はなんでしたか?
佐藤:いまあげた「いろんな人の生活をよりよくできる仕事」であることを選考を通じて確信したからです。
動画選考や素養を確認する試験を取り入れた効率的な選考の仕組みも印象的で、内定をもらえてすぐに承諾をしました。
一人ひとりのメンバーに向き合って、感謝しあう雰囲気を大切にしたい
―――現在はどういった案件に携わっていますか?
佐藤:アパレル系のECサイトのテスト案件に実行リーダーとして参画しています。部署内でも大きめの案件で約20名のテスト実行者を抱えています。
主にテスト実行計画の作成や予実管理、お客様先への進捗共有やメンバーフォローなど、幅広いタスクを担当しています。
―――働いていて成長を実感したのはどんなときでしたか?
佐藤:約20名を抱えるリーダーというポジションを任されたこと自体に、これまでやってきたことを認めてもらえたと思いました。
以前、リーダー補佐で案件に参画していたときのリーダーの立ちまわりを見て感化され、上長には「いつかリーダーをやりたいです」と伝えていたんです。
―――これまでの取り組みが評価されてのリーダーアサインだと思いますが、どんな点が評価されたのでしょうか。
佐藤:上長からは、メンバーのことをしっかり見て、その人の得意・不得意を把握したうえで、それぞれにあうタスクをできる限り割り振るようにしていたことや、リーダー補佐で案件参画した際、リーダーと同様の責任意識をもって取り組んでいたことをあげていただけました。
―――とはいえ、はじめてのリーダーポジションでの参画に不安はありましたか?
佐藤:ものすごくありました(笑)。たくさんのメンバーの教育や管理をしていかなければならないことに加えて、ひと月に1万件を超えるテストの進捗や障害状況を追って、どのようにメンバーに動いてもらったら最大限生産性を上げられるかなど、私の指示や判断にかかる部分が大きいことがとても不安でした。
―――実際、どのように業務を進めていますか?
佐藤:業務中はオンラインで通話をつなぎながらテスト実行をし、わからないことがあればどんどん質問をあげてもらったり、それとは別にQ&Aの表を作成したりして、メンバーの不明点やできない部分をフォローしています。
テストについては、開発状況やバグの改修状況が1分1秒単位で変わってくるため、都度状況をキャッチアップしてすぐに的確な指示を出すスピード感を意識しています。
―――目まぐるしい状況変化に集中力が求められますね。参画してからより成長を感じているのではないでしょうか?
佐藤:本当にその通りですね。はじめはすべてを自分でやろうとしてしまい、優先すべきタスクが手薄になってしまっていたことがありましたが、上長から「メンバーを信じてもう少し頼ってみるといいよ」とアドバイスをもらい、いまでは適度にメンバーに頼りつつ自分のやるべきことに注力できています。
さまざまなタスクを正しい優先度で対応していく判断ができるようになったことに、成長を感じています。
―――たくさんのメンバーを抱えることで心がけていることは何ですか?
佐藤:些細なことでも「ありがとう」を伝えることです。
忙しいときでも手が空いたタイミングに個人チャットでメッセージを入れておくなど、一人ひとりが何をやって、どう動いているかを見て、コミュニケーションをとるようにしています。
これは私が上司にしてもらってうれしかったこと。まわりの方もちょっとしたことで「ありがとう」を伝えてくれるので、感謝しあうコミュニケーションがとれることによい雰囲気を感じています。
―――素敵です!その心がけがまた誰かに伝染していったらさらにうれしいですね。
佐藤:そうですね。以前、参画した案件でメンバーの1人に、そうした私の行動を見て、「自分も佐藤さんのようになりたい」といってくれた方がいたので、広げていけたらいいなと思っています。
転職をして、自分に自信がもてた。次の目標はPM
―――佐藤さんが思う、SHIFTで働く魅力は何ですか?
佐藤:やはり人というところで、上司ととてもフラットに話ができるところに魅力を感じています。
社内全体で若手だからと関係なくコミュニケーションがとりやすい雰囲気があって、気づいたことを意見したり、提案したりすることに対して、しっかり聞いて取りあってもらえることがよいところだと思っています。
上司とはほぼ毎日コミュニケーションをとっていて、相談ごとや案件で効率化できることなどはどんどん伝えるようにしていて、それに対してすぐにレスポンスをもらえています。
―――これからの目標や挑戦していきたいことを教えてください。
佐藤:いまはPMを目指しています。以前参画していた案件のPMの方が、メンバー一人ひとりに寄り添ってくれたことがとても印象的で、私もいつかその方のようになりたいと思っています。
あとは、参画している案件を成功させることも目下の目標です。案件環境と仲間をこれからもフォローしていきつつ、お客様からの信頼を得たいです。
―――ロールモデルと出会って目標ができたんですね。いまの案件をやりきったら達成感も大きいのではないでしょうか。
佐藤:そうですね。私のなかで仕事に対する考え方や大切なことを一から教わった案件だったので。
目指すものができたいまも、苦労した思いや経験は大切にしていきたいと思っています!
―――今後のご活躍も応援しています!最後に、未経験からSHIFTにチャレンジする方へメッセージをお願いします。
佐藤:SHIFTはもともと入りたいと思っていた会社ですが、当時思っていた以上に楽しくて充実した社会人生活が送れています。
自分のスキルに誇れるものがなくて自信がなかった私が、転職をして「意外とやれるんだ!」と前より自分を好きになれるようになりました。
興味があれば、ぜひお待ちしています!
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)