心地よい負荷と成長実感がある。「自動化」に挑戦する元組み込みエンジニアが語る幸せ 

2023/12/18

テストはもちろん、クライアントの各種オペレーションの自動化を手け、別名「自動化チーム」と呼ばれるDevOps推進部。 

2022年9月、そんなプロフェッショナルエンジニアが集うチームにジョインしたのがK.C.です。 

いまは岡山県からリモートで、某大手製造業のERPシステム用にテスト自動化を導入するミッションを担っています。 

「日々、充実しているし、成長も感じる。ただ転職前は、自動化チームに配属されるとは、まったく思わなかったんですよ」とK.C.は笑います。 

なぜ彼は、自動化のプロ集団に仲間入りしたのでしょうか。充実感を強く感じる理由とは? 

  • サービス&テクノロジー本部 ITソリューション部 DevOps推進2グループ K.C.

    2022年9月入社。鉄道の運行管理システム企業でシステムのリプレースなどを担当。その後、パチスロメーカーでの組み込み系エンジニアを経て、現職。奥様と3人のお子さんと共に岡山在住、テレワークで勤務する。独学でPythonを習得、AI競馬予想ソフトをつくるほどのテック好き。「全然当たりませんけどね(笑)」 

  • 24歳

    紆余曲折を経て大学を卒業し、新卒で開発会社に入社

    鉄道運行管理システムの開発、リプレースに携わる

  • 27歳

    結婚、第一子誕生

  • 30歳

    アミューズメント業界に転職、第二子誕生

    遊技機の開発に携わる。プログラマーのグループリーダーとなる。

  • 33歳

    第三子誕生

  • 40歳

    SHIFT入社

    テスト自動化のプロジェクトに携わる

目次

鉄道と、パチスロ機のシステムを手がけてきた  

――新幹線の運行システムを手がける仕事から、キャリアをスタートされたそうですね。 

K.C.はい。もう20年近く前ですが。 

出身が岩手で、そもそもは地元の大学で建築・土木を専攻していました。しかし、学生時代から自分で手を動かしてソフトウェアをつくるのが好きだったこともあり、IT関連に就職先を絞ったのです。 

新卒のときは上京してインフラ関連の制御システムを手がける会社へ。新幹線の運行管理システムのリプレースを主に手がけていました。なので、いまも「新幹線が遅れた」といったニュースを見かけると、少しヒヤヒヤしてしまいます。 

――インフラの制御ならではのプレッシャーですね。 

K.C.システムの規模が大きいですからね。そのうえ長く運用されてきたシステムなので古い。当時はC言語でつくられ、データベースも使っていませんでした。 

もっとも、おかげで本質的なプログラミングの仕組みを深く理解できた。新しい言語やコーディング技術が出てきても「根幹はこんな感じで動いているのだろうな」と予測できるようになりました。 

――その後、パチスロメーカーに転職されました。 

K.C.はい。「外の世界を見てみたい」と飛び込みました。大学のころからパチンコやパチスロが好きで、興味もありました。そのメーカーが岡山にあって、転職を機にいまも暮らす岡山に住みはじめたのです。 

パチスロメーカーでは、パチスロ機に組み込むシステムの開発と実装を担いました。どのタイミングで音を出し、どんな影響画面を出すのかはもちろん、リールがどのようにまわり、LEDをどう光らせるかといったハードも同期させて制御します。 

仕事そのものも楽しかったけれど、ユーザーの声が直接聞こえるのが前職との違いでしたね。ネットの掲示板などで手がけたパチスロ台について批評される方がとても多い。自分ではバグが出るのが怖くて、打たなくなりましたが(笑)。 

結局、組み込みグループのリーダーとなり、10年ほどいましたね。 

――そしてSHIFTに転職されます。転職のきっかけは? 

K.C.コロナの影響もあり、「ひとつの産業、業界に属していると、ライフサイクルに翻ろうされるリスクがある」と強く感じました。 

そこで業界や産業を横断的に関われる、つぶしが効く業界を、とまず考えたのです。 

「自動化をやってみないか?」と誘われた 

――つぶしが効く業界として、具体的にはどのような会社を受けたのでしょうか? 

K.C.転職エージェントに登録し、SESを2社と品質保証を手がける会社を2社受けました。どちらも業界を問わず、活躍の機会がある。 

加えて品質保証の企業を受けたのは、前職でテストを実際に依頼することが多かったから。新しい言語に明るいわけでもなかったので、向いていそうだなと感じていました。 

――そのなかでSHIFTを選ばれました。しかも、自動化チームでの採用だったんですよね? 

K.C.そうなんです。 

「テスト関係の仕事を」と思い、業界大手のSHIFTを受けたつもりでした。しかし、面接の際に、「いや。K.C.さん、テストじゃなくて自動化やりませんか?」と誘われたのです。 

実はスロットメーカー時代、人手が足りな過ぎて、業務の自動化を自主的にしていたんですね。Linuxをつかって社内に自動化ツールを開発して、実装していたんです。 

職務経歴書にチラリとそれを書いたら、「自動化で業務改善の実績がある。しかも自主的にやられたなんて、すばらしい!」といわれまして。前職時代は、まったく評価されなかったんですけどね(笑)。 

――それがSHIFTに入社された決め手に? 

K.C.完全にそうです。目立たないけれど大切な仕事を評価してくれる、「ココに入れたら幸せだろうな」と感じて入社を決めました。 

加えて、岡山に家も家族もあるので、「リモート勤務で構わない」といわれたことも理由のひとつです。 

――実際に入社された印象はいかがでした? 

K.C.いまも変わらないのですが、とにかくもがき苦しんでいます(笑)。ただ、それが、私にはとても幸せなんですよ。 

 心地よい筋肉痛が、SHIFTにはある 

――もがき苦しむ日々が心地よいとは、どういうことでしょう? 

K.C.いま、私は自動化に特化したDevOps推進2グループに属しているんですね。クライアントである某大手メーカーのERPを改修する際のテスト自動化を手がけています。 

自動化そのものは経験もあるし、多少の知見はある。しかし、クライアントのERPシステムははじめて触るものなんです。 

なので、ERPをゼロから学び直しています。もちろんプロとして仕事は正確にスピーディに手がけるようにしていますが、実はいつもギリギリまで背伸びしながら、お客様の要望に答えている感があります。 

ただ、筋トレと同じで、負荷があったほうが筋力はつくんですよ。 

――なるほど。負荷のある仕事に向かっているからこそ、成長も実感できている? 

K.C.はい。それが「幸せだな」と思う理由です。だから時間を最大限活用して、独学でその基幹システムにまつわる勉強しています。 

またSHIFTのグループ従業員を対象としたキャリアUP制度「トップガン」という研修&社内検定があり、そこでERPに関する科目をオンラインで受講し、研鑽している。難易度は高いのですが、仲間と競争するように検定を受けるので、モチベーションが高まります。 

業務をまわしながら、こうした学びの環境があるので、日々、成長を感じられるんですよ。 

実際、前職時代の同僚をリファラル採用で誘い、入社したのですが、彼に「ものすごく専門知識が増えたね」と驚かれた。うれしかったし、誇らしくもありました。 

――社員を含めたコーポレートカルチャーは、どのように映っていますか? 

K.C.同僚のみなさんの存在こそが、成長へのモチベーションと心地よさを与えてくれているもっとも大きな要素かもしれません。 

月に1回、「グループ会」というものが開かれるんですね。DevOps推進2グループのメンバーがオンライン上に集まり、「みんなの共通点を話しましょう」とか「来期の目標を立てましょう」といった軽めの話題からはじまる。 

途中から技術の話になると、気がつけば、みんな、本当に深く広い知識をバックボーンに議論が深まっていくんです。 

正直、私は毎回知らない言葉が出てきて、会が終わったあとは、いつもはじめて聞いた言葉を調べているほどです。「ついていけてないな」と感じるくやしさと、「ついていきたい」と思うモチベーションが、またとても心地よい筋肉痛になっています。 

――岡山でのリモートワークに関しては、いかがでしょうか? 

K.C.岡山の自宅にいながら、これだけの仕事をさせてもらい、切磋琢磨できる仲間といられるのがいいですよね。 

また実は昨年、妻が心筋梗塞で倒れたんです。私が在宅勤務なので、素早く対応でき、ことなきを得ましたが、しばらく妻は入院生活で、3人の子どもを私ひとりで見ることに。 

ただ、SHIFTには「看護休暇」の制度があり、有給で看護のためにお休みさせてもらえた。また同僚のみなさんも「仕事よりも家族を優先してください」と声がけしてくれて、助かりました。 

――大事にいたらずよかったですね。最後に、どのような方がSHIFTに、自動化チームの仲間に向いていると思われますか? 

K.C.これはリファラル採用で声をかけた前出の友人にもいったのですが、エンジニアには「いわれたことをやるタイプ」と「自分から手をあげてやるタイプ」がいる。裁量と学ぶ機会と、磨きあえる仲間がいるSHIFTはあきらかに後者のタイプのエンジニア向きだと感じます。 

私やその元同僚のようにまったく別の業界にいた方でも、自ら手をあげて自ら手を動かす意欲的なエンジニアなら、幸せになれる。そんな稀有な場所だと、本気で思っているんですよ。 

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)