会社を超えたアジャイルの輪。東京ガス、日鉄ソリューションズ、SHIFT・3社共催のOST、第1回レポート

2025/11/20

2025年9月10日、SHIFT、東京ガス株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社の3社共催のOST(Open Space Technology)※が開催されました。

※ワークショップ手法の一つ。参加者が自由にテーマを出し合いマーケットプレイス(テーマ一覧)をつくり、各自が興味のあるテーマに自由に参加しディスカッションする。

今回は「よりよいアジャイルな組織になるには」というテーマで、SHIFT新宿オフィスのカフェスペースに3社からアジャイル推進を担う多くの方が集まり、活発な意見交換が行われました。

本記事では、当日の様子を写真も交えてお届けします。

目次

3社が共創!「会社を超えたアジャイルの輪」始動

今回のOSTは、3社ともにアジャイル関連の部門を有するSHIFT、東京ガス様、日鉄ソリューションズ様からアジャイル推進を担うメンバーによって企画が立ちあがりました。

参加者がともに学びあう場となることを目指し、特に以下3つの目的をもっています。

モチベーション向上:他社との交流を通じて、意欲を高める。
アイデアの創発ともち帰り:社内だけでは生まれない新しいアイデアや知見を生み出し、各自がもち帰る。
会社間コラボレーションの創出:会社を超えた連携や協業の可能性を生み出す。

具体的には、各社がアジャイル開発の取り組み、成功事例、ノウハウを共有します。例えば、
スクラムイベントでのファシリテーションのコツ、ソフトスキルの伸ばし方、人材育成の方法、など実践的な知識を想定しています。

会場は3社持ち回りでセッティングし、第1回はSHIFT、2回目は日鉄ソリューションズ様、3回目は東京ガス様が運営を担当する予定です。

第1回目はSHIFTで開催。テーマは「よりよいアジャイルな組織になるには?」

SHIFTのふりかえり&アジャイルエバンジェリスト 森 一樹を含むイベント運営スタッフ

第1回目のテーマは「よりよいアジャイルな組織になるには?」を掲げ、40名近い参加がありました。

イベント前半では、各社1名ずつLTを実施。SHIFTからは製造ソリューションサービス部の椛山 凪彩が、「レトロスペクティブの改善のためにやってみたこと」というテーマで発表しました。

椛山の登壇資料は、こちらからぜひご確認ください。
https://speakerdeck.com/shift_evolve/20250910-nagisa-kabayama

東京ガス様からは黒木 美那氏が「協調して働くって楽しい」、日鉄ソリューションズ様からは松下 拓未氏が「私たちのアジャイルチームはここがすごい!」を発表。3社とも拍手喝采、会場は大いに盛り上がりました。

熱心に聞き入る参加者

OSTで広がる、学びと挑戦のヒント

つづいて、OST(Open Space Technology)を実施しました。まずはマーケットプレイス(テーマ一覧)づくり。20以上の多様なテーマがあがり、弊社メンバーからも多数のテーマが提案されました。

SHIFT DevOps推進グループ グループ長 松吉もテーマをあげた

こうして人材育成、組織変革、文化づくり、自動化など、非常に幅広いジャンルのテーマが集まったマーケットプレイスが完成。

参加者はこのなかから関心のあるものを選び、テーブルごとに分かれて20分を1セットとするディスカッションを計3回実施しました。

会社や役職、年次が違ういわゆる「はじめまして」の状態であっても、各々がテーマに対して真剣に議論していました。

懇親会でつながる、会社を超えたアジャイルの仲間たち

イベント終盤には、懇親会も行われました。SHIFT アジャイル推進部 部長 秋葉の乾杯の発声のあと、参加者が90分にわたり交流。情報交換を通じて、今後のつながりをつくることができました。

LT、OST、交流会と、盛りだくさんのコンテンツが無事に終了。最後に、参加者の方々からいただいた感想をご紹介します。

・楽しかったです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・明日からの仕事へのモチベーションを得られた。
・熱意をもって仕事に取り組んでいる人がたくさんいるのだと気づけた。
・他社の状況ややり方が知れたのがよかった。
・新卒の自分が行っていいのかという気持ちがあったが、参加できてよかった。もっと頑張ろうと思う気持ちが強まった。

今回のイベントは、主催3社のクローズドイベントですが、「悩みがある」「他社の人と話をしてアイデアを広げたい」といった企業様で、次回以降の参加をご希望の場合は、以下までお問合せください。

https://www.shiftinc.jp/contact/

(※本記事の内容および対象者の所属は、イベント開催当時のものです)