2024年2月21日にSHIFTのコンサルティング部が、オンライン説明会を開催しました。
今回のテーマは「コンサルファームでの経験を経て、考える今後のキャリア」。
大手コンサルファームを経て、SHIFTで新たなキャリアを描きはじめた二人のコンサルタントが登場。
パネルディスカッションと質疑応答を通じて、SHIFTのコンサルティング部の魅力に迫ります。
目次
1.SHIFTのコンサルティング部について
SHIFTは設立から約18年、グループ従業員が1万人を超えました。本社は東京ですが、北海道から福岡まで全国に拠点をかまえています。
そんなSHIFTのコンサルティング部のサービス内容は大きく4つ
①業務改善・DX推進支援
②戦略企画支援
③組織型支援
④上流工程~プロジェクト実行支援
そんなコンサルティング部のビジネス上の強みは3つ。
①完全ソリューションフリー
お客様の課題にあわせて適切な提案をしていく、というコンサルタントの醍醐味を味わえる環境です。一方でグループ会社が多く、企画構想からカスタマーサクセスまでカバーをできるため、協業して課題解決を行うケースも増えています。
②企画構想から開発まで一気通貫で携わる
上流工程でつくったものを下流工程までしっかり落とし込むことに注力しているため、絵に描いた餅にならないのが特徴です。
③圧倒的なスピード感で課題抽出から提案実行まで行う
お客様の課題ヒアリング~提案~契約まで最短1~2日で対応など、現場がもつ裁量の範囲が広いので、他社に比べて社内決済がはやいことが特徴です。
上記3つが組みあわさることでお客様から厚い信頼をいただき、リピートにつながっています。
SHIFTは、年に2回評価のタイミングがあり、職能定義に基づいた絶対評価制度です。年間の平均昇給率は11.0%(2023年8月期実績)と、日本の平均昇給率を大きく上まわっています。
明確な評価制度と高い昇給率により、モチベーション高く日々の業務に向き合える環境があることをお伝えしました。
2.従業員トークセッション
まずは登壇者の自己紹介から。
コンサルティング2グループでグループ長を務めるM.J.。新卒で日系SIerに入社し、銀行向けのシステム開発プロジェクトにおいて要件定義~リリース~保守運用までの一連のプロセスを経験した後、外資系総合コンサルファームへ入社。
大規模プロジェクトにおけるPMO、新規システム導入のRFP作成支援、ベンダー選定支援を経験。
2020年9月にSHIFTへ入社し、主に流通系のお客様における大規模プロジェクトでPMO支援を担当しながら、グループ長としてマネジメント業務にも従事している。
M.J.の案件事例はこちら↓
つづいて、コンサルティング2グループでグループ長補佐を務めるT.M.。新卒ではSEとしてシステム開発を経験したのち、コンサルタントとして戦略/業務/IT領域のさまざまなプロジェクトに従事。その後EC関連のベンチャー企業を創業。
2023年5月のSHIFT入社後は、小売業の経営企画室支援や製造業の顧客接点改善支援などを担当しながら、グループ長補佐としてマネジメント業務にも従事している。
T.M.の案件事例はこちら↓
ここからはトークセッションにうつりました。
──そもそもお二人はなぜコンサルタントの道を選んだのでしょうか。
M.J.:1社目は日系SIerで銀行向けシステムの開発保守の仕事をしていました。当時、転職を考えた理由は2つ。1つはキャリアの閉塞感を感じたこと。年功序列でしたし、前例踏襲が多くてなかなか新しい挑戦ができない環境でした。
2つ目はシステムをつくることでしかお客様の課題解決ができないのか、システムを使ってもらうことが本質的な課題解決になっているのか、と疑問を抱くようになったからです。
システムありきではない方法でお客様の課題解決がしたいと思い、コンサルタントとしてのキャリアを選んだのです。
人事:なぜ転職先として大手コンサルファームを選んだのでしょうか?
M.J.:当時はあまり業界知識がなかったこともあり、まずは名の知れた大手コンサルファームを受けたというのが正直なところですね。成長できる環境があり、これまで携わってきた金融×ITの経験が活かせればと。
T.M.:私の場合は、もともと将来的にCIO(最高情報責任者)や事業を考えられる人材になりたいと思っていて。よりITを理解するためにファーストキャリアでSEを目指し、社内でSEからコンサルタントへキャリアチェンジできる会社に新卒で入社しました。
ですが、その会社の経営状況が危なくなり、コンサルタントになる道がむずかしくなったので、日系コンサルティングファームに転職。ITの知見を深めつつ、コンサルタントのキャリアを伸ばしていきました。
当時は約800名の会社。どんどんコンサルティング領域の幅を広げていた時期だったので、いまのSHIFTコンサルティング部に近い状況でしたね。
──つづいて、なぜSHIFTへの入社を決めたのでしょうか。
M.J.:グローバルでしっかり型のあるやり方から、裁量をもって仕事ができる環境で働きたいと思ったのが、転職活動をはじめたきっかけです。そのため会社規模はあまり重視していませんでした。
SHIFTを選んだ理由は3つ。1つ目は毎年成長しつづけていること。2つ目は代表の丹下が掲げるビジョンに共感したこと。
そして最後に、社内の技術部門やグループ会社と協力しながらコンサルティングが行える環境が魅力的に感じたからです。よく驚かれるのですが、実はSHIFTしか応募しなかったんです(笑)
T.M.:私は日系コンサルティングファーム、ベンチャー創業を経てSHIFTへ入社していますが、転職活動当時はコンサルティングファームに戻ることも視野にいれていましたね。
そんななかで出会ったSHIFTは、テスト支援・品質保証事業を主軸として成長してきたので、下流工程からお客様支援に入っているところがほかのコンサルティングファームと違う点だと感じました。
ソフトウェアテスト領域で信頼を獲得し、いままでコンサルティングファームへの依頼を考えていなかったお客様からも多く引きあいをいただいていると知ったのです。
事業領域を広げつづけるSHIFTには、各領域のスペシャリストがいます。各領域の知見をフル活用したコンサルティングで、他社と差別化できているのが面白いと感じて、SHIFTへの入社を決めました。
──コンサルタントとしての今後のキャリアをどのように考えていますか。
M.J.:グループ長としてお客様のビジネス拡大に貢献できる組織づくりをしていきたいと考えています。
コンサルティング部単体でのデリバリーはもちろん、グループ会社や他部署も巻き込みながら幅広い領域の課題解決ができる組織をつくっていきたいと思っています。
T.M.:SHIFTは成長をつづけるために、新たなビジネスをどんどんつくろうとしている。コンサルタントではない立場でも、事業成長に貢献できる可能性があると思っています。
そのため、コンサルタントとしてのキャリアだけでなく、SHIFTやグループ会社の事業戦略を考えるポジションも視野に入れながら、今後のキャリアを考えているところです。
──最後に、どんな人がSHIFTのコンサルティング部に向いていると思いますか?
M.J.:待ちの姿勢だけでなく、主体的に自分から発信できる人が向いていると思いますね。コンサルティング部では全国各地から在宅勤務で働くメンバーがいるので、オンラインでコミュニケーションをとりながら働くことが多いです。
そのため自分から声をだし、行動できる人が活躍している印象があるので、前向きなマインドをもたれている方にぜひジョインいただきたいなと思います。
T.M.:SHIFTのコンサルティング部は現在約300名、これからどんどん組織を拡大していきたいと考えています。そのため失敗を恐れずにチャレンジできる人と働きたいですね。
案件に入ったときの動き方などは私たちがサポートしますし、たとえ失敗したとしても、次はどうやって取り組んでいくか、いっしょに考えてチャレンジしていきましょう。
3.質疑応答
──コンサルティング部のチーム内では、どのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか?
T.M.:基本的には案件内で朝会を実施しています。私はいま2案件掛けもちしているのですが、どちらも毎朝1時間ずつ朝会でコミュニケーションをとっています。
というのも、コンサルティング部メンバーは東京だけでなく全国各地から在宅勤務しているので、オンラインで適宜コミュニケーションをとるような仕組みになっています。
──平均的な上流コンサル案件およびPMO案件のチーム構成はどのような形でしょうか?
T.M.:新規のお客様ですとまずは約3名で入り、信頼関係を構築しながら徐々に体制が大きくなっていくことが多いです。PMO案件でいうと、お客様からいきなり約10名くらいの体制で複数のチームに入りながら全体統括をしてほしいといわれるケースもありますね。
基本的には複数人で入っていくことが多いので、1人で案件に入っていくケースはあまりないです。
──経歴に沿った案件アサインがベターななか、別分野にも挑戦できると伺いました。その挑戦に関しては、スキルセットのマッチ感よりも意欲が優先されるのでしょうか?
M.J.:意欲優先でアサインしていますが、希望する案件の引きあい状況や他案件の動きは変動します。
本人の希望を細かくヒアリングをしながらアサインを決めているので、意欲をもちながらスキルセットを高めていただきたいと思っています。
──提案の幅が広がっているのはコンサルティング部のみでの対応ではなく、社内にさまざまな部隊をもっていることが大きいのかと勘案しました。コンサルティング部門と他部門との切りわけについては、どのように実施されていますか。
M.J.:まずは営業・アカウントマネージャー(※)が、問いあわせや引きあいの内容をコンサルティング部に連携します。
お客様へのご提案前にどういった座組がよいのか、営業・アカウントマネージャーと相談をしながらチーム体制を決めています。
コンサルティング部だけで対応できるのか、それとも技術要素が強い案件なので技術関連の部、グループ会社にも協力を仰ぐのかを検討し、切りわけが決まります。
※アカウントマネージャー:お客様単位での案件管理や、すでにお取引のあるお客様の課題に対する提案活動・折衝を行うポジション
──インダストリー軸をもっていることは、SHIFTでも生きる部分でしょうか?IT関連の経験が乏しく、コンサルティング部での活躍イメージが想像しづらいです。
M.J.:心配いりません。 IT経験が乏しい場合は補完するメンバーと組みあわせて案件にアサインしますので、実務を通じて知見を磨いてもらうことができると思います。
──SHIFTで与えられている裁量は、コンサルティングファームと比較してどう違いますか?
M.J.:コンサルティングファームで裁量をもつためには、パートナーに昇進するのがわかりやすい方法だと思います。
一方SHIFTはピラミッド組織になっていないので、パートナーに相当する権限が現場にも与えられていると理解いただければと思います。
例えばお客様への提案内容承認であれば、グループ長の私やグループ長補佐のT.M.に権限が与えられているので、私たちの承認をえれば、進めることができます。
そのため、現場に与えられている権限の幅が広いというところが、裁量の違いを感じる点です。
──SHIFTは定年70歳とのこと、60歳を超えても労働条件は変わらないのでしょうか?
人事:60歳を超えても、70歳まで労働条件は変わりません。SHIFTは役職定年がなく、60歳過ぎても年2回の評価対象者になりますので年収を上げられる可能性があります。
その後もたくさん質問いただき、多くの参加者にSHIFTのコンサルティング部に興味をもってもらえたのかと思います!
この記事を読んだあなたも、SHIFTについてもっと知りたいと思われましたら、ぜひ採用HPをご覧いただければと思います。
(※本記事の内容は、イベント開催当時のものです)