開発エンジニア、必見!アジャイル開発に挑戦したい方にSHIFTへの入社をおススメする理由

2024/01/23

2023年12月13日にSHIFTのアジャイルサービス部が、オンライン説明会を開催。 アジャイルサービス部からサービスマネージャー※、PM、アジャイルQAの3名が登壇しました。

※サービスマネージャー:複数のプロジェクトを管理し、滞りなくサービス提供ができるよう責任を担うポジション 

トークセッションのテーマは、「アジャイル開発に挑戦したい人がぶつかりがちな壁」。

SHIFTのアジャイルサービス部では、どんな壁に対して、なぜその壁を乗り越えることができるのでしょうか。3名にアジャイルサービス部のいまを語ってもらいました。

最後の質疑応答では、SHIFTへの転職理由や開発案件、勉強会など幅広いテーマでお話しています。本記事では、その内容をお送りします。 

1部 SHIFT×アジャイル開発   

M.Y.:SHIFTはソフトウェアテストだけでなく、自社事業のアジャイル開発・お客様に対するアジャイル支援も積極的に取り組んでいます。後者の“アジャイル支援”を担っているのが、私たちが所属するアジャイルサービス部です。 

名前の通り、アジャイル専門部隊で約300名(2023年12月現在)が所属。アジャイル開発をやりたい、もっと広めていきたい、と考える多種多様なバックグラウンド、スキルをもつメンバーが揃っています。  

次は具体的なサービス内容にうつります。スクラムマスターやアジャイルコーチ、開発エンジニア、アジャイルQAなど、基本的にアジャイル開発に必要とされるものは、SHIFTのサービスとして提供しています。 

M.Y.また、私たちはアジャイル教育支援にも積極的に取り組んでいます。導入から定着までにとどまらず、お客様の組織内でアジャイル開発を横展開する際も、SHIFTが支援しているのです。 

チームごとに存在する組織文化という壁を乗り越えて、どうやってアジャイル開発を浸透させていくか。このようにアジャイル開発をより広範に推進したいというニーズに対しても、SHIFTがハブとなってつなげています。 

第2部 社員トークセッション

──アジャイル開発に挑戦したい人がぶつかりがちな壁:そもそもアジャイル開発に挑戦できる機会がない 

T.N.前職では15年以上システム開発に携わってきましたが、どういった開発手法で進めていくか、個人で選ぶことはなかなかできなかったですね。 

M.Y.事業会社出身の方でも、会社自体がウォーターフォール開発しかやっていないとなると、アジャイル開発を経験するのはむずかしいですよね。SHIFTに入社してからはどうですか。 

T.N.SHIFT入社後は、私たちアジャイルサービス部という名前の通り、確実にアジャイル開発に携わることができています。 

また、SHIFTはソフトウェアテストを生業にしてきたことから、どの事業においても「品質」が欠かせません。SHIFTには品質保証という基盤がありながら、自分の好きなアジャイル開発を極めていけるという点で、働きがいを感じています。 

T.M.また、多種多様なアジャイル開発案件があり、参画する案件は上長との話し合いのうえで決めています。自分の希望に沿った案件に携わることができるので、メンバーの安心感に繋がっていると思います。 

──アジャイル開発に挑戦したい人がぶつかりがちな壁②:自分のスキルでアジャイル開発ができるかわからない 

M.Y.アジャイル開発のエンジニアに必要なスキルはなんだと思いますか。 

T.N.開発言語や各工程の知見・スキルなどは、ウォーターフォール開発のエンジニアと変わらないと思っています。 

 ただアジャイル開発においては、細かなコミュニケーションを大事にして、チームで成果を出すことや、日々よりよいチームにしていこうというマインドをもつことが大切ではないでしょうか。 

M.Y.いまT.N.さんがPMとして参画している案件に、アジャイル開発未経験の方がいますよね。彼らはどんな壁に当たってそうですか。 

T.N.設計、実装、テストなど各工程のタスクは理解しているが、各プロセスにおいてどう動いたらいいのか、わからないことが不安だと思います。 

ですが、スプリントごとに振り返りを実施し、プロダクトをつくり上げていく過程やチームの成長を肌で感じることが、自信につながっているように見えます。 

M.Y.:アジャイルサービス部は約300人(※2023年12月時点)いますが、全員がアジャイル開発経験者として入社しているわけではありません。では、どのようにスキルを身につけているかというと、部内での勉強会がたくさんあり、みなさん自発的に開催・参加しているんですよ。 

実は、勉強会の運営方法にもアジャイル開発の考え方を取り入れています。具体的には、1週間ごとのスプリントを設けて、スクラムで勉強会を運営しているんです。開発案件のみならず、組織としてもアジャイル開発の手法を活用しているのは、他の組織との違いですね。 

──アジャイル開発に挑戦したい人がぶつかりがちな壁③:本当にアジャイル開発をさせてもらえるのか不安 

T.N. SHIFTだからソフトウェアテストをやることになるんじゃないかといった不安が、私も実は少しありました。 

でも面接時に「これから組織としてアジャイル開発をやっていきたい」との話を担当者から聞いて、私自身もアジャイル開発をやっていきたいし、成長段階にある組織のほうが、自分の能力を最大限に発揮することができそうといった理由で、SHIFTへの入社を決めています。 
 
実際にいまスクラッチでのアジャイル開発に携わることができています。もともとお客様からSHIFTの開発メンバーといっしょにスクラムで開発をまわしていきたいとの要望をいただいていました。 
 
どうやったらSHIFTがもっているメソッド、知識、ナレッジを使って、期待に応えられるのか。加えて、SHIFTが得意とする品質面での強化にも貢献できるか。M.Y.さんといっしょに考え提案し、無事受注となり、現在開発を進めている状況です。 

設計チーム、Devチームと2つのチームにわかれていて、設計チームは1週間、Devチームは2週間スプリントで実施。どちらも10前後まわしています。 

このアジャイル開発案件はこれからも継続的に取り組んでいきます。もし仮にアジャイル開発ができない期間があったとしても、品質保証などの他分野を鍛える期間だと私は捉えています。 

SHIFTのアジャイル開発はこれからどんどん成長していくので、アジャイル開発を楽しむための土台づくりは必要だと思います。 

M.Y.:お客様目線でいっても、SHIFTはソフトウェアテストのイメージが強いので、本当に開発できるの?と不安があるのかと。 

実際、T.N.さんが参画中の案件では、お客様からSHIFTのアジャイル開発を評価いただき、協業の話もきています。私たちがお客様からの信頼、評価を獲得し、次の案件ないしは、もっと多くの案件をつくっていくことを目指しています。 

第3部 質疑応答 

──アジャイル開発に携わりたいと考えたなかで、なぜSHIFTを選んだのでしょうか。 

T.N.:理由は2つあります。一つめは、品質保証に強みをもっていること。これまでの案件でも品質保証に対する意識をもっていましたが、PMとして管理できるレベルではなかった。品質保証のスキルが身につく点が魅力的でした。 

二つめは、アジャイルサービス部がまだまだ発展途中の組織であること。これまでに培ってきた経験やスキルを活かして、チームを成長させ、盛り上げていきたいと感じたからです。 

M.Y.:完成したものではなく、チームでつくり上げていく過程を楽しみたいと考えるかたにマッチする組織です。 

──アジャイルサービス部の年齢層を教えてください。 

M.Y.:大体の割合としては、20代が4割、30代~40代半ばが2割、ベテラン層が4割と少しミドル世代が少ない印象です。 

──入社した方の前職を教えてください。 

M.Y.:Sler、事業会社からSHIFTへ入社したメンバーが多い印象です。 T.N.さんのようにこれから自分がリーダーになって、チームを育てていきたいと考える方もいれば、一社で30年以上勤めあげた方が、もっとアジャイル開発に挑戦しつづけたいとSHIFTを選んだケースもあります。 

また、T.M.さんのような異業種から未経験で入社される方もいますので、エンジニアの育成環境が整っています。 

──入社後の研修はどのようになっていますか。 

M.Y.アジャイル研修、自動化研修があり、エンジニア未経験で入社した方は必ず参加しています。T.N.さんのような経験者の場合は、必須ではありません。研修も重要ですが、その後の勉強会もたくさんあるので、日々研鑽する機会があります! 
 
T.N.勉強会の内容としては、スクラム初心者の方向けに1から伝授するものから、クラウドやGCP、モジュールなどに特化したものなどさまざまです。 

──開発はどのようなメンバーで行いますか。オフショアを利用することもありますか。 

M.Y.: SHIFT ASIAというベトナムのグループ会社といっしょに参画する場合もありますが、基本的には社内のメンバーで完結するようにしています。アジャイル開発においては、1つのチームでコミュニケーションを密にとって進めていくことが強みだと感じています。 

──どんな開発案件が多いですか。 

T.N.:フロントをTypeScript、バックエンドをC#、Java、Pythonといった開発案件が多いです。ポジションとしては開発者+品質保証といったスクラムで稼働できるアジャイルQAリードといったロールもあります。 

M.Y.:ほかには、最初はスクラムマスターとして参画したが、進めていくなかで課題を見つけたのでエンジニアに参画してもらうこともあります。 

T.N.:アジャイルQAの部分で評価をいただいて、開発の支援を求められることもありますし、逆に開発で評価いただいて、アジャイルQAの参画に結びついたりも。 

M.Y.:参画フェーズも、要件定義のあとからものもあれば、デザインスプリントやプロダクトオーナー補佐からスタートし、開発者と開発フェーズを走るなど多種多様です。 

 T.N.:私が担当して面白かったのは、開発プロセス整理のための案件。アジャイル開発をやっていきたいけれども、いままでウォーターフォール開発の経験しかないお客様に対して、スクラムの流儀に則って、これまでのやり方をどう変えていくのか、プロセス改善に尽力しました。 

──どんな業界のお客様が多いですか?また、どんなものを開発することが多いですか? 

M.Y.通信、自動車、製造のお客様が多く、基本的にはアプリ開発になります。最近ですと、金融系のお客様からお話をいただく機会が増えています。 

──案件のアサインはどのように決めていますか。 

M.Y.:サービスマネージャーがPMを選定し、本人へ打診します。一方的に決めるではなく、お互いが納得したうえでアサインが決定します。 

──どんなキャリアパスがありますか。 

M.Y.:アジャイルQAコーチやスクラムマスター、アジャイルコーチなど、さまざまなキャリアパスがあげられます。 

また、SHIFTはコンサルティング部もあるので、ITコンサルタントになるというキャリアもあるかと。社内異動希望が出せるので、個人のキャリアパスに合わせて、柔軟に対応できる環境があります。 

その後もたくさん質問いただき、多くの参加者にSHIFTのアジャイルサービス部に興味をもってもらえたのかと思います!   

この記事を読んだあなたも、SHIFTについてもっと知りたいと思われましたら、ぜひ採用HPをご覧いただければと思います。  

(※本記事の内容は、イベント開催当時のものです)​