2023年12月7日にSHIFTのコンサルティング部が、オンライン説明会を開催しました。
今回のテーマは「大手外資ファーム出身者がSHIFTのコンサルティング部を選んだ理由」。
大手外資ファーム出身のコンサルティング部の2名が登壇。大手外資ファームを経験したからこそ感じるSHIFTとコンサルティング部の魅力と面白みについて語ってもらいました。本記事では、その内容をお送りします。
1.SHIFTについて
まずはSHIFTについてのご紹介です。SHIFTは設立から約18年、グループ従業員が1万人を超えました。本社は東京ですが、北海道から福岡まで全国に拠点をかまえています。
そんなSHIFTの事業は、製造業向けのコンサルティングからスタートしました。そのノウハウをIT業界に応用し、2009年にソフトウェアテスト事業を本格始動。売上高は毎年更新しつづけています。
そして、今後はお客様の経営課題を解決し、「DX」「売れるサービスづくり」を支援する会社を目指しています。必要なソリューションすべてをSHIFTでそろえ、お客様のビジネス成功にコミットする会社になるべく、変革を推進中です。
その実現に向けて、プロジェクトの上流工程から参画するコンサルタントの役割が非常に重要。社内外からコンサルティング部に期待が集まっているのです。
2.コンサルティング部について
コンサルティング部のサービス内容は大きく4つ
①業務改善・DX推進支援
②戦略企画支援
③組織型支援
④上流工程~プロジェクト実行支援
なかでも特筆したいのは、④上流工程~プロジェクト実行支援です。ITプロジェクトの支援として、企画構想やロードマップの作成はもちろん、基本設計以降も事業会社側のPM支援でPMOとしてプロジェクトの伴走をしていきます。
企画構想から運用まで一気通貫で支援する。上流工程でつくったものを下流行程までしっかり落とし込むことに注力しているため、絵に描いた餅にならないのが特徴です。
また、コンサルティング部は、インダストリーごとにグループがわかれているものの、ワンプール運営を採用。案件が終わったらメンバーは一ヶ所に戻ってくるイメージで、そこからまた案件が決まっていきます。
これにより従業員はグループの垣根を越えて、希望する案件や領域にチャレンジすることが可能です。
そんなコンサルティング部のビジネス上の強みは3つ。
①完全ソリューションフリー
②企画構想から開発まで一気通貫で携わる
③圧倒的なスピード感で課題抽出から提案実行まで行う
上記3つが組み合わさることでお客様から厚い信頼をいただき、リピートにつながっています。
最後に評価制度についてです。
SHIFTは、年に2回評価のタイミングがあり、職能定義に基づいた絶対評価制度です。年間の平均昇給率は11.0%(2023年8月期実績)と、日本の平均昇給率を大きく上まわっています。
3.社員トークセッション
2022年4月にSHIFTへ入社した波多野。大学院卒業後、日系大手シンクタンクで戦略コンサルティングや業界リサーチ、M&Aなどを担当していました。その後、大手外資ファームのパートナーとしてHCM(人材開発・管理)領域、自動車・産業機械グループのAPAC責任者を務めます。
これまで国立大学の客員教授や大手電機メーカーの執行役員、プリンターメーカーのCEOも経験。SHIFT入社後、現在はアカウントビジネス推進本部の副本部長として製造業とERP関連のビジネスユニットの統括責任者も務めています。
波多野の案件事例はこちら↓
つづいてはコンサルティング2グループのT.H.です(※本人希望により、イベントレポートでは顔を伏せ、氏名をイニシャル表記としています)。新卒で銀行入行後、大手外資ファームへ転職。
SHIFTには2020年3月に入社し、得意の上流工程案件に複数参画。大手ディベロッパーから私立幼稚園までさまざまな企業規模のコンサルティング経験をもつ。
───本日のイベントテーマでもありますが、おふたりはなぜ大手外資ファームからSHIFTへ転職したのでしょうか。
T.H.:転職した理由はすばり社風ですね。コンサルのスキルはどこに行っても通用するもので、どこで働くかが重要だと思っていました。実際、前職といまの仕事内容はほとんど変わっていません。
SHIFTの社風で好きなのは、堅苦しくないところ。例えば服装でいうと、SHIFTは大手ファストファッションブランドのような、カジュアルで着心地がいいもの。
一方、前職は毎日オーダーメイドのスーツを着ているような気分を個人的に感じていましたね。SHIFT入社後は着飾ることなく、自分らしく過ごすことができています。
また、SHIFTは自分で案件を過去の経験にとらわれず幅広く選べるし、職級定義が明確で年間平均昇給率が高いところも魅力的でした。
波多野:私はSHIFTという会社自体に興味をもっていました。日本企業でこれだけ成長しつづけている会社は珍しい。一体どういった経営をしているのか、外部から見ていて興味深かったですね。
先ほどT.H.さんがいっていた社風に関しては、入社後に気づかされましたね。企画力があればいろんな仕事ができますし、自分の発案でプロジェクトを立ち上げられる。柔軟性が高いところが特徴だと思います。
───実際に入社してよかったと感じたことは。
T.H.:社風に魅力を感じて入社しましたが、まさに期待通りでした。上司や同僚とフランクに話せる雰囲気があり、年齢、性別問わずさまざまなスキルをもつメンバーと仕事ができることがうれしいです。
うれしいギャップといえば、さまざまなソリューションをもつグループ会社との交流がかなり多いこと。意見交換させてほしいと連絡がくることもあれば、逆に特定分野に詳しい人にアドバイスをもらうことも。
いまグループ会社がどんどん増えていますが、いろいろなスキルセットをもった企業や人たちとダイナミックにコラボレーションできることがすごく楽しいです!
波多野:70歳定年、日本企業ではかなり先進的な取り組みです。評価制度も明確で70歳まで昇給、昇格対象です。年齢、性別一切関係ないので、目の前の自分のミッションをどれだけ果たしたか、その評価が給料に反映されます。
また、中途採用が多いこともあり、それぞれがもつ経験・知識を組み合わせると、新しい価値の創出につながるのが面白いと思います。
やはり、コンサルティングを通じてどれだけ社会の役に立つかが使命なので、より価値ある提案ができる環境があるというのは、SHIFTならではかもしれません。
人事:T.H.さんは小さなお子さんがいますが、ワークライフバランスはいかがでしょうか。
T.H.:私の場合は裁量労働制の雇用形態でもあり、自分で働き方をコントロールできます。たとえば、朝はやく勤務を開始し、中抜けして子どもを送迎するなど日々調整しています。
自由と責任をセットで考えるカルチャーをベースに、ワークライフバランスを保てる環境を自分で組み立てられるので、働きやすいと感じるポイントです。
───SHIFTならでは、と感じる部分はありますか?
T.H.:前職と比べて、お客様との距離が近いと感じます。SHIFTではお客様からも「Tさん」と呼んでいただいて。SHIFTは社内でも役職関係なく誰のことも○○さんと呼ぶフランクな組織。その雰囲気がお客様にも伝わっているのかもしれませんね。
距離や関係性が近く、考えが自然と通じ合うような間柄になればなるほど、いい提案ができる。お客様との視座がいっしょですごく仕事がしやすいです。
波多野:前職はグローバルファームだったこともあり、ナレッジマネジメントの仕組みが整っていました。
SHIFTのコンサルティング部は急成長を遂げている反面、いろんなものが仕組み化の途中という現状があります。逆にいえば、決まりきったやり方がないので、自分で道を切り拓くマインドが必要だと思います。
───どんな方がコンサルティング部にフィットすると思いますか。
T.H.:凸凹道や道なき道を進む、そういったことを楽しめる人。ルールがないと動けない、やったことがないことには挑戦したくない方は合わないと思います。
波多野:本質を見極めるコンセプチュアルスキルとコミュニケーション能力をもつ方ですね。お客様の課題を発見していかないと商売にならないので、お客様からどう引き出すのかが重要になります。
またSHIFTに関してはいえば、肩書に関係なくプレイングマネージャーのような動き方ができる人が合います。そして、自分の専門性やキャラで勝負したい方も活躍していただけると思います。
4.質疑応答
───お二人はコンサルファーム出身ですが、中途採用でファーム以外の出身者は何割でしょうか?
人事:コンサルティング部の約6割がSIer出身の方で、約3.5割がファーム出身の方。残り約0.5割が事業会社出身です。
───人が急増しているなかで、組織が成長しつづけられている理由はなんでしょうか。
波多野:SHIFTのクレド(行動指針)に「できないとは言わない、できると言った後にどうやるかを考える 」いうものがあります。自分ができる範囲にとどまらず、飛躍するための思考のストレッチが楽しいと感じている方が多いと思いますね。実際、クレドを体現しているメンバーが活躍しています。
また、会社全体としても、コンサルティング部としても、週次で業績を管理し、先週に比べていくら案件数が増えているのか、実直に向き合っています。
SHIFTはあきらめずに繰り返しやる。ベーシックなことをきちんと継続する胆力がポイントではないでしょうか。
───案件アサインのプロセスを教えてください
T.H.:ポイントは3つあります。1つめは本人の希望をまず聞くこと。私の場合は一貫して上流工程をやりたいと話していますが、ほかのメンバーは業界や案件規模などの希望を伝えています。丁寧なヒアリングが行われ、基本的には希望にマッチする案件にアサインされます。
2つめは、上司との1on1が毎月実施され、希望が変わったとしても相談できる場が設けられていること。
最後は、1人ではなくチームでのアサインを重視していること。ベテランと若手、システムが詳しい人と折衝が得意な人といった、相性がよく、1+1が2以上になるような組み合わせが考えられています。
───1人のコンサルタントが何個のインダストリーを担当するのでしょうか。
T.H.:1案件に専念してもらうことが前提にあります。しかし、管理職であれば複数かけもちすることも。あとは好みにもよりますが、私は2つくらいかけもちしたいタイプなので、そのように希望を出しています。
───SHIFTはソフトウェアテストのイメージがありますが、上流工程を支援する案件はあるのでしょうか?
波多野:SHIFTといえば”ソフトウェアテスト”というイメージをおもちの方は多いかと思いますが、ソフトウェアテストは、別部署が担当をしています。
コンサルティング部は、ソフトウェアテストではなく、企画・戦略といった上流工程からコンサルをしており、実行まで一気通貫で支援をしています。テスト工程のコンサルや品質のみに特化したコンサルではございません。
その後もたくさん質問いただき、多くの参加者にSHIFTのコンサルティング部に興味をもってもらえたのかと思います!
この記事を読んだあなたも、SHIFTについてもっと知りたいと思われましたら、ぜひ採用HPをご覧いただければと思います。
(※本記事の内容は、イベント開催当時のものです)