IT未経験者(第二新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのか?いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります。
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サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 ネットサービス部 プラットフォームサービスグループ 橋本
前職では旅行代理店に入社するも、コロナ禍の影響を大きく受け出向にて事務職を経験。SHIFTには2022年7月に入社。入社後3ヶ月でSHIFT AWARD 新人賞を受賞。現在は、医療系の案件にてテスト設計・実行業務に従事。
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22歳
新卒で旅行代理店に入社
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25歳
SHIFT入社
救急搬送支援システムのプロジェクトにテスト設計者として参画、テスト設計の基礎を学ぶ
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25歳
医療法人の台帳オンラインシステムのプロジェクトにテスト設計者・実行者として参画
案件のコアメンバーとして設計・実行・メンバーフォロー業務を中心に働いている
目次
やむを得ない出向。事務を通じて変化した思い
―――前職のお仕事について、どんな業務をやっていたか教えてください。
橋本:前職は旅行代理店に入社しましたが、実は一度も旅行業務をやっていないんです。入社した年が新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまい、出向して、国の補助金に関わる事務業務を2年間行っていました。
主な業務としては、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業に向けた、国の補助金の審査に携わっていました。
―――ご自身のやりたかった業務ができない期間が長くつづいていたのですね。では、転職はいつころから考えていましたか?
橋本:入社して1年後ぐらいですね。旅行業をやりたい思いはありましたが、出向で事務職を経験したことで、その思いが変わったんです。
事務職では、私の強みとしている、コツコツと業務を行うことや、細かい点に気づけるところが活かされていると実感したり、業務を円滑に進めるためにExcelの勉強を頑張っていたりしたので、そういったところを活かした仕事を見つけていきたいと思いはじめました。
―――想定外の業務でしたが、ご自身の強みを再確認したのですね。当時の転職活動の軸としていたことはどんなことですか?
橋本:明確な評価制度があることと、自分自身の成長ができることです。努力や活躍が評価に直結するような会社で、知識を増やしていきながら成長していきたいという思いがありました。
前職では、どれだけ頑張っても評価は入社年次に縛られてしまう。純粋に「嫌だな」と思っていました。業界や職種は絞らずに、評価制度が整っていることや昇給率が高いなど、社外からみてもキャリアアップについての明確な情報がある会社を見ていましたね。
―――IT業界にはどんな印象をもっていましたか。
橋本:これまで関わってこなかったので、「自分が入れる業界なのか?」と思っていました。ですが、転職エージェントの方やSEをしている知人から、社会情勢の影響を受けにくいことや今後伸びていく業界という話を聞いて、興味をもちはじめた業界でした。
―――前職がコロナ禍の影響を受けたからこそIT業界に興味をもったのですね。最終的なSHIFTの決め手はどんなことでしょうか?
橋本:2点ありまして、1点目が転職軸としていた評価制度がしっかり整っていること。トップガン検定(※SHIFTグループ従業員を対象とした社内制度)などがあり、努力したことが給与や役職に繋がる点がとても魅力的だと思いました。
2点目は、選考にCAT検定を取り入れていて、素養をはかれるという点が面白いと感じていたと同時に、挑戦している自分にわくわくしたからです。
―――選考で素養を確認でき、自信を感じていただけたのではないでしょうか。
橋本:そうですね。業界未経験で不安があったため、合格をもらえたときに自分でもやっていける仕事なのかなと。入社したあとも頑張っていけそうと思いました。
入社3ヶ月で新人賞の受賞。報連相を徹底した取り組み
―――現在はどのような業務を行っているんですか?
橋本:医療法人の台帳系システムに関するテスト業務を行っています。最初にテスト設計者としてアサインされて、そこから設計と実行を担当しています。テスト設計経験がないなか対応できるか心配していましたが、経験者の方にいろいろ教えていただきながら、すんなり入り込めた印象です。
チームのなかでは案件に参画して長くなったので、設計のまとめ役として、新しく入ってきた方のフォローも行っています。
―――業務のなかでわからないことがあったときはどのように対処していますか?
橋本:まずは資料や設計書などを自分で調べて、わからないところがあれば、案件管理者やメンバーの方と一緒に相談する流れにしていました。一人で悩みすぎて無駄な時間をかけてしまうのは、案件の生産性も下がるので、時間を決めて調べることを意識していました。
―――SHIFTに入社して達成感のあったエピソードを教えてください。
橋本:SHIFT AWARDで新人賞を受賞したことです!大規模案件で活躍している方がとる賞だとイメージしていたので、受賞したときはとても驚きました。入社間もない未経験の私でも頑張ってきたことを認めていただけたのはモチベーションにも繋がりましたし、本当にうれしかったです。
―――入社して3ヶ月で受賞されていらっしゃいますよね!どんなところが評価されたと思いますか?
橋本:まわりの方に支えていただきながらですが、参画してから1、2ヶ月くらいでテスト精度の数値を伸ばせたことが評価に繋がったと感じます。また、随時メンバーのフォローは意識しながらやっていたので、そこも評価いただけました。
―――数値としての実績も残されたんですね。そのためになにか意識していたことはありますか?
橋本:最初は経験を積むことが大事だと思っていたので、わからないことは質問しつつ、設計業務ではとにかく手を動かしてみるなど、スピードを意識していました。
また、資料を読んでいて疑問を感じたことは必ず確認して、確認できたことはチーム全体に共有しています。チームとして一つになって動いていくことが、うまく業務が進められる方法だと思ったので、どんなことでも報告や連絡を徹底していましたね。
自分が目標を見失わないために、目標に対して日々どんなアクションをとっていくのかというところも意識しています。
―――新人賞を受賞して仕事の取り組みで変化したことはありますか?
橋本:自信をもつことができたので、いままで以上にメンバーにやり方を教えてあげたり、チーム内で指示を出したり、案件管理者のフォローを積極的に動けるようになったと思います。
案件管理者やPMに。明確になったこれからの目標
―――入社して1年、SHIFTで働く魅力を率直にお伺いしたいです!
橋本:未経験でも活躍できることは一つの魅力だと思っています。SHIFTは未経験の方から経験豊富な方までいろんな方がいるので、まわりの方がしっかりサポートしてくれますし、お互い支え合いながら仕事ができる、よい環境の会社だと思っています。
また、入社の決め手としていた評価制度が整っているので、未経験でも頑張った分だけ活躍できる環境があると感じています。
―――橋本さんから見てSHIFTはどういう方が多いと思いますか?
橋本:明るい方や穏やかな方が多いですね。特に私のまわりは穏やかな方ばかりなので、質問しやすかったり、相談しやすかったりする雰囲気をとても感じています。
―――周囲の環境のよさが伝わってきます。では、いま掲げている目標を教えてください。
橋本:いま参画している案件で知識をしっかり身につけることが大事だと思っています。1、2年後は、さまざまな案件やシステムに触れて、実行・設計の経験を積むことを優先したいですね。
将来的には、案件管理者やPMなど、マネジメントやコンサルタントの業務に携わり、お客様の品質保証の全体フォローをしていったり、チームを動かしていったりしていきたいです。
―――ビジョンがとても明確ですね!
橋本:上長の方が今後のビジョンを聞いてくれるので、明確に目標をもてています。目標がしっかり定まったのは新人賞を受賞してからです。お客様との関係性など必要なことが見えてきたところがあって。いまの業務を通して、案件管理者やPMの役職に就くためのスキルが身につくと実感し、目標として掲げています。
―――いまお話いただいた目標を叶えるために、これから取り組みたいことはありますか?
橋本:いまは案件管理者の方に支えていただいている部分が多いので、よりお客様の課題に寄り添った提案ができるようになっていきたいと思っています。お客様に信頼される人材を目指したいです。
―――最後に、転職に悩んでいるときの自分にメッセージをお願いします!
橋本:私が大事にしているのは、長い人生のなかでどのように成長していくか、つねに目標を見失わずにやりがいをもって働ける環境があるかというところです。
それを叶えるために、評価制度や成長できそうな環境があるかを軸にしていたので、軸をぶらさなければ自ずと後悔のない選択ができるはず!と伝えたいですね。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)
▼本記事に登場する橋本は、記事でもご紹介のとおりSHIFT AWARDで部内の新人賞を受賞しています。どんな点が評価されたのでしょうか。彼女の仕事ぶり、仕事へのスタンスが知れる動画をご覧ください。
※SHIFT AWARD:クォーター(3ヶ月)ごとに開催される社内表彰制度。なかでも新人賞は、在籍1年未満の全従業員を対象に、慣れない環境のなかで努力し、自身もはやいスピードで成長して成果を出した人に贈られるもの。