通信領域で、プロジェクトリーダーからPMOへ急成長。学びと実践のサイクルをまわす

2023/06/16

急激に変化しつづけている通信領域で、急成長を遂げている若手社員。

彼がプロジェクトリーダーからPMOへとキャリアアップした経緯や、キャリアの展望に迫ります。

  • サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部 通信サービスグループ K.S.

    新卒として大手メーカーのグループ会社に入社し、金融領域と通信領域の開発に携わったのち、SHIFTへ入社。現在は品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部 通信サービスグループのPMOとしてお客様のプロジェクト支援に従事。

私のこれまで

  • 22歳

    新卒で大手SIer子会社へ入社、金融系PJへ参画

    親会社へ出向し、現在のベースとなるスキルを身につける

  • 23歳

    通信系PJへ異動、業務改善を推進

    業務改善を進めた結果、スキルを持て余す場面が増える

  • 27歳

    SHIFT入社、テストリーダーとして案件参画

    案件を進めながら社内試験へ挑戦。当時の全検定に合格

  • 28歳

    金融機関向けアプリ開発のPMO案件へ参画、結婚

    初めてPMOとして参画、日々スキル不足/スキルアップを実感

  • 28歳

    現在

目次

大手メーカー企業のグループ会社からSHIFTへ

───新卒で前職に入社した理由と前職での業務内容を教えてください。

K.S.:就職活動の軸は大きく分けて2つあり、“安定している企業であること”と“IT企業であること”です。大手メーカーのグループ会社は安定しているイメージがあり、研修なども充実していると考え、新卒で入社をする際の知識習得がしやすい環境だと思いました。また、大学時代に情報系を専攻していたため、知識を活かせるIT企業に就職したいと考えていました。

業務内容としては、最初は金融系企業の業務システム統合に携わったのちに、通信系企業の担当へと異動し、業務システムの保守やエンハンス開発の要件定義に従事。開発ベンダーと直接コミュニケーションをとることもあり、上流工程から下流工程まで幅広い業務に携わっていました。

───転職を考えたきっかけは何ですか?

K.S.:通信系企業の案件が終了することが決まり、通信業界から別の業界へと切り替わるタイミングで転職を考えました。

実は、就職活動をしていた時から1つの企業で長期的に就業することへのリスクを感じており、転職を見据えて就職していたんです。万が一、所属していた企業が倒産した場合に企業という大きなコミュニティを失ってしまいます。

1つの企業の常識に囚われ、自分自身の市場価値を理解できていない状態に不安を感じていたため、案件が終了する機会に転職しようと考えました。

───転職時の重視したポイントとSHIFTへの入社の決め手を教えてください。

K.S.:重視したポイントはシンプルで正当な評価を行ってくれる環境です。前職は年功序列に基づく企業だったため、年次が上がらなければ年収も上がらない環境でした。

また、グループ会社に就職したことで、親会社との福利厚生や給与面で大きな格差を目の当たりにし、悔しい思いをしたこともありました。そのため、正当な評価制度を求めてSHIFTへ転職することに決めました。

実際に入社して、年功序列の風土も一切なく、努力や成果を明確な評価制度をもとに査定してくれる点が魅力に感じています。出る杭は打たれるではなく、どんどん出る杭になっていいという環境でいい意味でのギャップでした(笑)。

約1年半で12名のリーダーに。実践と学びのサイクルをまわした

───SHIFTではどのような業務を担当していますか?

K.S.:入社当初は通信領域の案件を担当し、システムテストフェーズのテスト推進リーダーポジションで活動していました。

最初は3名のメンバーマネジメントからスタートし、約1年半で12名のリーダーとなり、少し背伸びをしながら成長させてもらえた環境でした。テスト推進リーダーを任せてもらっている当初から、お客様の課題に耳を傾け、PMOのような業務も自ら携わっていきました。

その業務の延長として、現在のキャリアアップに至りました。キャリアアップのために特別なことは行っておりませんでしたが、スキルの証明ができる点からキャリアUP制度であるトップガン検定(※SHIFTグループ従業員を対象とした社内制度)は合格するようにしていました。

受検時に意識したことは、知識を得ても実践で使えなければ学んだ意味がないと考えていたため、実践しながら学ぶことを重視していました。

フィードバックを受けて、私自身に不足している点を把握し、日常の業務で意識していく。こういったやり方を繰り返すことで日々の業務に学んだことを活かし、検定合格に向けて努力していました。

「あなたに頼みたい」といってもらえる信頼関係を

───今後のキャリアはどのようにお考えですか?

K.S.:2つの道で迷っています。1つ目は通信領域のスペシャリストとしてスキルを磨く道です。これまで通信領域を中心に知識を身につけ、技術を向上させてきたので、知識が豊富な領域で、今後も活躍できる人材になるための経験を積み重ねるのも良い道だと思っています。

2つ目はゼネラリストとして広い知識を身に着けていくキャリアです。通信領域で身に着けた知識を他領域で活用し、展開することで他領域を発展させることができます。将来的には他領域で得た知識を通信領域に持ち帰ることで、更なる発展に寄与できると思っています。

いずれの道に進むにせよ、共通している部分として「お客様の近くで仕事をしていきたい」と考えています。現場の雰囲気を肌で感じながら、お客様と一緒に何かをつくりあげていくことにやりがいを感じているため、今後もお客様と密にコミュニケーションがとれる現場で、キャリア形成をしていきたいです。

───直近での目標はありますか?

K.S.:一人前のPMOになっていきたいです。毎日が反省の日々で、PMOとしては未熟だと感じています。お客様のニーズに応えていくためには、PMやPMOの知識だけではなく、お客様とのコミュニケーション力なども磨く必要があると思っています。目標としては、お客様からバイネームで仕事のご依頼をいただくこと。

「あなたに頼みたい」といっていただける信頼関係を築けてこそ、一人前のPMOになった証明になると考えています。

ご自身のスキルを磨き、成長していきたいと思う気持ちがある方はぜひSHIFTへ!
その向上心があれば楽しい会社だと思います。

───最後にこれから選考を受ける方へのメッセージをお願いします!

K.S.:提示される年収や職級は基準があり、提示年収が自分の希望額に沿わないこともあると思います。しかし、そこで諦めるのではなく、年収=現時点の評価+期待だと思うので、まずは受け止めたうえで、努力する。努力を積み重ねて、自分で評価を上げていける環境です。私の実体験です(笑)。

年収をあげたい、スキルを磨きたいなどの目標があれば、役割の枠を超えて挑戦していける会社です。挑戦を挑戦だけで終えず、定性と定量で評価をする社風があるため、向上心や成長意欲がある方はマッチする環境だと思います。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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