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SHIFTの狙う市場は5.5兆円のブルーオーシャン

SHIFTは、ソフトウェアの品質保証事業を専門としている。国内のIT産業の市場規模は16兆円。このうち、テストは約1/3程度を占める5.5兆円といわれている。(ソフトウェア開発データ白書2018-2019より)

通常テスト業務は、開発エンジニアが開発業務の一環として行うケースが多く、ソフトウェア開発会社、システムインテグレーターは、開発を受託する際にテストも同時に受注するため、内製しているケースが大半となっており、アウトソースしている割合はわずか1%と言われている。さらには、このソフトウェアテスト業務、またそこから展開される品質保証業務を専業としている企業は国内に数えるほどしかなく、エンタープライズ領域ではSHIFT以外には存在しない。

ここが、SHIFTが事業展開しているブルーオーシャン市場だ。

SHIFTの狙う市場は5.5兆円のブルーオーシャン

求められる品質保証のプロフェッショナル

しかし、開発エンジニアは開発のプロであってテストのプロではない。開発エンジニア自身がテストを実施すると、あらゆるデメリットも発生する。それは、モチベーションの低下、第三者性の欠如による仕様の抜け漏れの発生のしやすさ、コスト高などだ。また、特筆すべきは開発エンジニア一人当たりの工数の45%は、このテスト業務に充てられているということだ。ただでさえ、人材不足が大きく叫ばれているIT業界において、貴重な開発人材に専門外であるテスト業務を実施させる意味はないと考える企業が増えてきているのは、SHIFTの成長からも納得いただけるだろう。

 

開発工程における業務の内訳

SHIFTの事業を支える3つの強み

SHIFTは、テストに対して素養のある人材のみを採用し、これまでのテスト業務の知見から確立した独自の方法論とテストナレッジ/知見を活用し、CATによる効率的なテスト管理を武器に、開発とテストの分業化を推進することで、開発会社がテストを内製化することによる様々なデメリットを解消している。

市場ニーズに応え、高い売上高を継続

近年は、ソフトウェアテストからソフトウェアの品質保証全体に事業領域を拡げ、発注会社が期待するシステム品質要件を満たし、最終的には世の中のニーズに応えていくために、各業界の上流工程に参画。規模問わず、マルチベンダー化するシステム開発プロジェクトに加わり、品質という観点から開発エンジニアと伴走し、QCDの確保を行っている。

世の中の開発エンジニア人口不足、またシステムの複雑化の波を受けて、品質保証領域のアウトソースニーズが拡大、またブルーオーシャン市場とビジネスモデルの独自性をもって事業は急激に拡大し、毎年高い売上高を継続している。