ITエンジニアの94%が「AIを組み込んだプロダクトの開発をする仕事」に興味があると回答!全国のITエンジニア2,700名へのアンケート結果

2025/10/07

AI技術が急速に進化し、生成AIを含むさまざまな分野での活用が広がりを見せる昨今、全国のITエンジニアがどの程度AIに興味・関心をもっているかを把握すべく、SHIFTは、2025年8月、全国のITエンジニアを対象にAIに関する意識調査を実施しました。

また、「AIネイティブのSIカンパニー」を宣言したSHIFTでは、AIの徹底活用を掲げ、社内でさまざまな取り組みを行っています。本記事ではその一部をご紹介します。

※SHIFTは、2025年8月8日~8月25日、日本全国のITエンジニアを対象に「生成AIを活用したプロダクト開発に関する意識調査」(インターネットによる任意回答)を実施しました。

本記事では、有効回答約2,700名の回答内容を集計・分析した結果を掲載しています。

目次

Q1:生成AIを業務で活用している会社は魅力的だと思いますか?(単一回答)

「非常に魅力的」と「ある程度魅力的」の回答が合計で約98%を占めることから、生成AIを業務で活用している企業に対して、非常にポジティブな印象をもつ人が多いことがわかりました。

生成AIの活用によって、業務効率化や生産性向上、クリエイティビティの発揮といった多くのメリットが期待されています。

さらに、生成AIを活用できる環境を企業が提供することで、先端技術に積極的、かつ変化に対応する柔軟性があるという印象を与え、企業の魅力度を高める一因になっていると考えられます。

Q2:業務で生成AIを活用する際に感じる主なハードルは何ですか?(複数回答)

本質問は当てはまる項目すべて選んでいただきました。

もっとも多くの回答を集めたのは「業務情報をどの程度利用していいかわからない」でした。生成AIを活用する際に、どの情報をどの程度利用していいのかが不明瞭なことが大きな障壁となっていると考えられます。

特に、プライバシーやセキュリティに関する懸念が想定されるため、企業が適切な利用方針・ガイドラインを策定しておくことが重要ではないでしょうか。

次に多かった回答は「社内申請が厳しい/時間がかかる」で、生成AIの導入には、社内での承認プロセスが複雑または確立されていないなどの理由から時間がかかることが考えられます。

また、社内の生成AIに対する理解が十分に得られず社内浸透しない、費用面、生成AIに関する知識やスキル不足などのさまざまなハードルが存在していることがわかりました。

Q3:AI(生成AIを含む)を組み込んだプロダクトを開発する仕事に興味がありますか?(単一回答)

「非常に興味がある」と回答したITエンジニアが全体の約60%を占め、さらに「ある程度興味がある」と回答した層を合わせると、約94%にのぼり、ITエンジニアの間でAIを組み込んだプロダクト開発への興味・関心が非常に高いことがわかりました。

日々の業務でAIを活用することにとどまらず、AIを組み込んだプロダクト開発の仕事に興味をもつ人が多くいることから、AI技術が事業成長やキャリア形成において重要なスキルとして注目され、ITエンジニアにとって魅力的なキャリアの選択肢となっていると考えられます。

Q4:AI(生成AIを含む)のモデルやアルゴリズムを開発する仕事に興味がありますか?(単一回答)

「非常に興味がある」と回答したエンジニアが約46%を占め、さらに「ある程度興味がある」と回答した層を合わせると、約80%のエンジニアがAI技術の根幹であるAIモデルやアルゴリズムの開発に対して関心をもっていることがわかりました。

一方、前述の質問「AIを組み込んだプロダクトを開発する仕事」の方がより多くのITエンジニアに興味をもたれている結果から、AIのモデルやアルゴリズムの開発は浸透しつつあるものの、技術的な専門性が高い領域であるため、実際のプロダクトに応用する業務のほうが関心を集めているのではないでしょうか。

「AIネイティブのSIカンパニー」を宣言したSHIFTの取り組みとは?

品質保証・テストサービスを軸に、ソフトウェア開発やコンサルティングなど多岐にわたる事業に取り組むSHIFT。2024年8月期には売上高1,000億円を突破。

現在は、売上高3,000億円を達成することを目標とした中期成長戦略「SHIFT3000」を掲げ、設立20年を迎えるいまも着実に成長をつづけています。

そんなSHIFTは、「AIネイティブのSIカンパニー」を宣言し、AIの徹底活用を掲げています。AI技術を駆使して業務効率化や生産性向上を目指し、多方面でのAI活用が盛んに行われています。

デリバリー、営業、人事など各部門でさまざまな事例があるほか、社内限定のセキュアGPT「GAI-Chat」や従業員利用率91%の業務特化型のノープロント生成AIツール「天才くん」、社内手続き問い合わせBot「SMART SHIFT SEARCH」などの全社共通の内製開発ツールを活用しています。

2025年8月期 第3四半期決算説明資料P.39より引用 

また、SHIFT Group 技術ブログでは、「AI日本一」を目指し、日々社内で行われているAI活用に関するさまざまな試行錯誤やサービス開発について、挑戦の裏側をくわしく掘り下げてご紹介しています。

AIサービス開発の裏側 -「AI日本一」を目指すSHIFT-

時代の潮流やニーズにスピーディに対応することで事業成長しつづけるSHIFTは、さまざまなポジションで仲間を募集しています。

この記事をご覧になってSHIFTについてもっと知りたいと思ってくださった方は、ライブラリのAI関連記事や募集職種をご確認ください。

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