SHIFTのコンサルティング部には、大手ファーム出身者もいます。彼らはどのような思いをもち、SHIFTに入社したのでしょうか。
グループ長を務めるM.J.、メンバーのI.N.にそれぞれの転職理由や、入社後の業務について話を聞きました。
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サービス&テクノロジー本部 デジタルサービス統括部 コンサルティング部 コンサルティング5グループ グループ長 M.J.
新卒で大手SIerに入社。主に銀行向けのシステム開発プロジェクトにおいて要件定義~リリース~保守運用までの一連のプロセスを経験した後、外資系総合コンサルファームへ入社。大規模プロジェクトにおけるPMO、新規システム導入にあたってのRFP作成支援、ベンダー選定支援を経験した後にSHIFTへ入社。入社後は主に流通系のお客様向けの大規模プロジェクトでPMO支援を担当しながら、グループ長としてマネジメント業務にも従事している。
私のこれまで
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22歳
大学卒業後に上京し、新卒で日系SIerに入社
銀行システム開発を担当する部署に配属され保守開発に従事
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28歳
数億規模のプロジェクトのPM補佐に抜擢
足掛け2年。ノートラブルで本番稼働を迎える
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29歳
結婚。32歳で第1子、36歳で第2子に恵まれる
わんぱくな男の子2人と、献身的な妻に今も支えられている
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32歳
初めての転職。コンサル業界へ
厳しいパートナーに囲まれながら、金融業界向けコンサル業に従事
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35歳
SHIFTに転職
前職までの経験と打って変わって、流通業界を中心に担当
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38歳
グループ長補佐に昇格
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39歳
グループ長に昇格
30名超をマネジメント。SHIFT3000達成に向け、邁進中
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サービス&テクノロジー本部 デジタルサービス統括部 コンサルティング部 コンサルティング2グループ I.N.
連結会計システムを製造・販売する会計コンサル企業にて、製品開発・要件定義・設計・保守・PMを務めたのち、外資系総合コンサルファームへ。 ERP導入にあたって、クライアントの業務分析、要望ヒアリングを実施。RFIやRFPの作成支援及び開発ベンダーの選定支援を行った後にSHIFTへ。趣味は将棋・ゴルフ・子どもと遊ぶこと。
私のこれまで
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22歳
新卒で中堅会計系コンサル企業に入社
1年間開発経験を積み、その後連結会計システム導入を経験
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28歳
結婚
これを機に年収アップを目指す
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29歳
大手外資系コンサル企業に入社、PMOを務める
大規模PJに携われたが、組織の歯車感がありモヤモヤしていた
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30歳
第一子が誕生、育休取得。
ワークライフバランスの大切さを再認識し、転職を検討
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31歳
SHIFTにマネージャーとして入社
不動産領域のPJに従事し、チーム一丸でお客様に評価される
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32歳
プロジェクトマネージャーとして活躍
上記不動産領域PJでプロジェクトマネージャーとして継続中
目次
Big4からSHIFTへ。インスピレーションが沸きあがって応募
M.J.: 私は一社目が日系のSIerで金融系のシステム構築を担いました。そのあと上流工程を経験したくて、Big4の一つへ。そこでは提供できるサービスもプロジェクトの進め方も、グローバルでしっかり型が決められていました。
より自由に、裁量をもって働きたいと思ったのが転職のきっかけです。前職はヒエラルキーも強固で、パートナーになって一国一城を築くには年数と経験を経ないといけない。ありていにいえばそれを「ショートカット」したかったんです。
コンサルファームの求人を比較した際に、BIG4ならいまと同じだろうと思いましたし、ITに強い大手総合コンサルも似ていそうだなと。もっと変わった会社がいいなと思っていたら、SHIFTが目に飛び込んできて。
毎年、高い売上高を継続していたこと、代表の丹下の発信内容にも共感し、言葉では表しにくいのですが「インスピレーションが沸いて」応募しました。(笑)よく驚かれるのですが実は私、SHIFTしか応募しなかったんですよ。
ソリューションフリー、インダストリーフリーでお客様に尽くすことに集中できる環境がありそうだったことも背中を押しましたね。
決まりきったやり方ではなく、アジャイルに物事を進めたい
I.N.: 私は監査法人系の会社で会計システムの製造開発を7年経験したあと、ITに強い外資系の大手総合コンサルファームを経てSHIFTにきました。
前職のコンサルファームにはリファラルで入社したのですが、入ってみるとMさんのご経験と同じように、決まりきったやり方にギャップを感じたんです。
入社前は自由度が高いと聞いていたものの、実際には組織の歯車のように最初から最後までの進め方が決まっている。提案の深堀りがされていないままに、なんとなくマネジメントができて最終的に体裁が整っていれば何とかなる、という世界だと私の目には映りました。
残業も月に80時間ほどありました。子どもが誕生したこともありプライベートの時間を確保したいと思うように。年収は落とさず、仕事の時間を減らして、しかも提案や業務の自由度があがったら最高だなと……
転職エージェントからは3社、紹介がありました。大手コンサル2社とSHIFTという顔並びでしたが、その2社に転職してもあまり大きな改善にはならないだろうと感じたんです。
SHIFTに興味をもったのは、まずその残業時間の少なさ。知り合いづてに聞いても、信ぴょう性がありそうだぞと。まだ立ち上げてまもない部署で、型にはまったやり方がないという点や、Big4と年収面でも遜色がなかったこともあり、入社を決めました。
「相手はCxO、予算も大きい」、「未経験領域で、急成長」
M.J.:入社後は一貫して、大規模なシステム構築におけるPMO業務を担ってきました。利害関係者が多く、愚直に交通整理をしてきましたね。
入社当時から権限移譲は大きく、自由に動けました。約1年半でグループ長補佐となり、直近の1年半ほどは予算200億円を超える規模のプロジェクトを担当しています。自分で戦略をたてながら、いかにしてより大きな課題を解決する提案ができるか、社内の各部署と連携しながら進めています。
カウンターとなるお客様はCxOクラスでレイヤーも高く、予算も大きいので裁量はもらえていると感じています。
ちなみにスピーディに昇格できたのは、いまの案件にアサインされる前の炎上案件での動きが評価されたのかなと思います。ウォーターフォールで開発が進んでいた案件で、最終のユーザー受け入れテストの段階なのにバグが収束しない状況で。
リリースのたびにデグレが起こっているところから、プロセスの正常化に尽力しました。マネージャーと近い関係で仕事ができたことで、評価につながったのかもしれません。
I.N.: 私はまだ入社して半年ほどですが、自由に裁量をもって働けているなと実感しています。
不動産会社がオフィスビルをつくるにあたって、建設会社を選んだり、スマートビル的なITシステムを選んだりするために、RFP(提案依頼書)をつくるなどしています。お客様からのリクエストに対して、システム的にむずかしいことをベンダーに代わって翻訳する役割もありますね。
私は会計士の資格をもっていて、これまで会計を自分の専門領域として培ってきました。入社前から「会計の案件じゃないかもしれないよ」とハッキリいわれていたので、少しネックには感じていたんです。
でも実際に未経験の領域に足を踏み入れたら、想像以上に得るものがおおきくて。プロジェクトの進め方はどの分野でも同じだとわかりましたし、プロジェクトマネジメントを究めれば今度どんな領域でもコンサルタントとして成果を出せるんじゃないかと感じました。
予算40億円規模のうち、当初は4億円相当を担当していましたが現在は領域拡大し数名で16億円部分を担当しています。プロジェクト規模が大きく担当者も多い、ではなく、一人でこれだけの予算を担当しているとハッキリいえるのはプレッシャーはありつつ、やる気にもつながりますね。
残業は20時間ぐらいありますが、自分がこだわりたい部分を詰めていくために楽しんでやっていますから苦にはなっていませんね。なにより自分がつくった資料が、そのまま成果物に近い形で進んでいくのでやりがいを感じます。
無駄がそぎ落とされた結果、お客様にも従業員にも生まれるメリット
M.J.: SHIFTの強みは、スピード感をもってお客様第一で物事を考えられる点だと思います。
他社であればチーム制ゆえにリソースプランを組むとなると組織の垣根がありますが、SHIFTでは案件のオポチュニティがでてきたら関係者のチャットが立ち上がって誰が担当できるか「ちゃちゃっと」決まるんです。
しかも各部署が協力して、組織的なタッグが組めるところも強いですね。また、提案のスピード感もかなりはやいですよ。社内の承認プロセスも簡略化されているから、レビュアーが入れ子になって、突き返されてその修正に時間かかって疲弊するということがないんです。「目の前のお客様のため」に集中できる環境があると思います。
I.N.: たしかに、現場に権限委譲されているから幾重にもわたる資料作成レビューなど無駄と思える作業はそぎ落とされ、お客様への付加価値創出に時間をかけられますね。
しかも前職と違ってお客様からもお褒めの言葉をダイレクトにいただけたりするので、よりお客様に貢献できている実感とやりがいを感じられます。
専門知識 ✖ 別のスキル、を掛け合わせた人材に
I.N.:今後については、会計×プロジェクトマネジメントを究めていきたいですね。元々の強みである会計は専門領域としてもちつつ、いろんな業界の案件を担当することでプロジェクトマネジメントでも力を養っていくことが目標です。
身近なところで目標となる方もいます。システムの知見が豊富で、お客様に厳しいことは伝えつつも、それを受け入れてもらえる関係構築など参考にしたい部分がたくさんあります。子どもがいて、朝ははやいいけれど夕方の退勤後は家族の時間をとっている点も真似したいですね。
M.J.:私はメンバー一人ひとりの成長にも責任をもつ立場として、個人のキャリアに向き合うことを大事にしたいと思います。私自身がやりがいも感じますし、メンバーのケアにより多くの時間を割きたいと思っています。
コンサル部は私が入社した当時と比べて、倍の規模になりました。仕事の進め方もかなり変わり、働きやすい環境がやっとできてきたところです。ここから先は、Iさんのように専門知識×何かを掛け合わせたような人材に仲間になってもらい、社内やグループ会社とも連携しながらSHIFTとして提供できる幅をさらに増やしていきたいと思います。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)