島根県出身のK.N.は、新卒で技術派遣の会社に入社。その後3年間、山口県のIT企業で物流倉庫システムの開発に取り組んでいました。
転職活動をスタートしたのは、パートナーや友人が住んでいる広島への異動願を出しつづけるも希望がかなわなかったから。
彼女はなぜSHIFTへの入社を決めたのでしょうか。現在の業務内容、そして入社後のプライベートはどう変わったのか。話を聞いてみました。
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サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部 モビリティサービスグループ K.N.
2022年10月入社。前職では、物流倉庫のシステム開発に携わる。好きなことはスポーツ、映画鑑賞、ピアノを弾くこと
私のこれまで
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23歳
新卒でアウトソーシング事業会社へ入社
物流倉庫システムの開発に携わる
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26歳
SHIFT入社
大規模物流システムの品質マネジメントに携わる
目次
ライフステージが変わっても、テレワークならITエンジニアをつづけられる
大学卒業後、技術派遣の会社に入社しました。決まった派遣先は山口県のIT企業。物流倉庫システムの開発とテストを担当するメンバーとして3年間を過ごしました。
仕事のやりがいはあったのですが、プロジェクト内に同年代のメンバーが一人もおらず、また、プライベートでも気軽に話せる人が近くにいなかったこともあり、さびしい思いをしていました。
新卒同期の仲間のほとんどが広島で働いていて、みんなで休日に集まって気軽に話したり、遊んだりしているのを見ると、うらやましいなと。パートナーも広島に住んでいたのでなおさらでしたね。
それでも、仕事で経験を積んで自分にできることが増えていけば、会社からの評価もあがって、「派遣先を広島に変えてもらいたい」という希望も聞いてもらえるんじゃないか。そう思ってがんばっていました。でも、現実は違いました。
入社4年目に入り、仕事に慣れて自信がついてきた私は、派遣先の変更希望を会社に提出しました。居住地を広島県に移したいという気持ちもありましたが、それ以上に、異なる業界業種の知識や、異なるフェーズのプロジェクト経験を経て、ITエンジニアとしてのキャリアを積み重ねていきたいという想いもありました。
ですが、結果はNG。何回か希望を出しましたが、一度も取り合ってもらえませんでした。3年間、ほとんど昇給がなかったこともあり、会社への不信感はマックスに。「これはもう自分で環境を変えるしかない」と転職活動をはじめました。
SHIFTを知ったのは、転職エージェントに紹介していただいたことがきっかけです。そこではじめて、ソフトウェアの品質保証に力を入れている会社があることを知り、興味をもちました。これまでやってきたことが活かせるのではと思ったからです。
加えて、テレワークで働ける点も魅力でした。今後、ライフステージが変わって、他の地域に引っ越したり、実家に帰ったりする必要が出たとしても、キャリアを継続することができる。長く働けるイメージがもてました。
地域格差がなく全国一律の昇給基準が明確に設けられているなど、評価制度がしっかりしているというのも選んだ理由です。がんばった分だけちゃんと評価されるというのは、仕事をする上でのモチベーションにつながると思いました。
大規模物流システムの品質マネジメントに挑戦
現在は日本を代表する自動車メーカーの在庫管理システムの開発プロジェクトに参画し、テスト設計者兼インスペクターを担当しています。
業務フローとシステムフローを理解し、因子と水準からテストパターンを抽出することでインスペクションを実施するためのドキュメントを準備します。そして、シナリオテストのレビューを通して、プロジェクトの品質管理に取り組んでいます。
前職と同じ物流関係のプロジェクトですが、システム規模の圧倒的な大きさに驚きました。そのぶん業務フローや知らない単語の理解に時間を要することもありますが、理解できない箇所は先輩社員やメンバーに確認し、すぐに解決するようにしています。
SHIFTの先輩社員からは、業務内容だけでなく仕事に対する向き合い方や考え方を教えていただく機会も多いです。次月から新しく参画する予定のメンバーに現在のプロジェクト情報を伝える役割を任されたのですが、「何を伝えたらいいのだろう?」「入社間もない自分に伝えられることがあるのかな?」と右往左往していました。
そんなとき、先輩社員から「Kさんがこのプロジェクトに参画したときに困ったことがあると思う。新メンバーの困りごともきっと類似するはずだから、相手の立場に立って留意点からまとめてみよう」とアドバイスをいただきました。
経験豊富な方から見れば当たり前のことのように感じるかもしれませんが、こういったアドバイスやフィードバックから気づきを得ることで迷いがなくなり、行動に移すことができています。
結果的に仕事に対する向き合い方や考え方などの、目には見えないスキルが積み重なっていることを実感しています。 前職では、直接お客様とお話しをする機会はなかったのですが、今後は、これまで以上に業務知識や技術に関する理解を深め、早くお客様の事業成功に貢献できるような提案ができるように成長したいと思っています。
活発な社内コミュニケーション。テレワークの不安は吹き飛んだ
前職ではずっとオンサイトだったため、テレワークで働くことに不安もありました。
「一人で黙々と働くのは嫌だな」
「仕事上のコミュニケーションはちゃんととれるのかな」
実際に入社してみて、そんな不安は吹き飛びました。
TeamsやZoomを使って、チームメンバー同士がいつでも気軽にコミュニケーションをとることができますし、技術的なことでわからないことがあってもすぐに相談できるオンライン窓口もあります。特に不便を感じることはありません。
業務外でも、毎月グループ会が開催され、チームメンバー以外の方々と接する機会も多いです。また全社でもオンラインイベントが盛んなので、日に日に知り合いが増えて、コミュニケーションへの不安はなくなりました。
テレワークになり通勤時間がなくなったことで、まるで1日の時間が長くなったように感じます。平日にも趣味のバドミントンに打ち込める時間が生まれるなど、メリハリのある日々を過ごせています。
念願の広島生活もスタート。休日には、友人と出かけたり飲みに行ったりできるようになり、前職時代にはかなわなかったプライベートの充実を実現できています。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)