IT未経験者(第二新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのでしょうか?いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります。
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サービス&テクノロジー本部 産業流通サービス部 流通サービス1グループ K.T.
前職は個別指導塾の塾講師として従事。友人の紹介でSHIFTに興味をもち、2020年4月にリファラル入社。現在はPOS端末アプリの案件にてプロジェクトリーダーとして参画。働くうえで人間関係を大切にしており、案件メンバーとは公私ともに付き合う仲。
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22歳
高校受験をメインとする教育系の企業に入社
塾講師、サブマネージャーとしてマネジメント業務を経験
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26歳
SHIFT入社
ワークライフバランスが改善され、自己投資のための勉強を開始
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27歳
ECサイト立ち上げの実行者としてアサイン
2ヶ月後、ほぼ1人でテストケースが3,000ケースにおよぶテストの設計を担当
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28歳
店舗のPOSアプリの設計者としてアサイン
すぐに上位のPLへアサイン変更、マネジメント全般を経験
目次
きっかけは友人の紹介。寄り添いを感じた選考から、働くイメージが明確になった
―――前職の業務内容について教えてください。
K.T.:大学時代にアルバイトをしていた企業に入社し塾講師として働いていました。生徒への学習指導にくわえて、非常勤講師の育成や教室の管理・運営業務など行っていました。そのほかにも、保護者対応や事務業務もあり、塾の運営に関わる業務はほとんど携わっていました。
―――転職を考えたきっかけはどんなことでしたか?
K.T.:もともと30歳になるまでには転職をしようと思っていたんです。業務量も残業も多かったので、ハードな働き方をずっとつづけたくなかったので。きっかけとなったのは、学習指導ではなく塾運営のための営業がメインになったこと。きつい言い方で数字を詰められることもあり、プレッシャーを感じていましたし、生徒のためになっているのかと思いはじめたんです。
―――SHIFTはどのように知ったんですか?
K.T.:友人の紹介です。その友人とは前職での同僚でした。彼が先に転職をしてSHIFTで働いていたんです。転職の相談をしたときにSHIFTの話を聞いて、楽しそうに仕事をしていることから興味をもちました。そこで「一旦、話を聞いてみるだけでもいいよ」と誘ってもらい、応募意思は固まっていませんでしたが、SHIFTの会社説明会に参加することにしました。
―――説明会に参加して、応募してみようと思えたのはなぜでしょうか?
K.T.:直観的ですが、会社説明の資料を見てわくわくして、自分が成長できるイメージが湧いたからです。そのあとに、QAテストの素養があるかを測るCAT検定を受験するのですが、その出題内容から純粋に「テスト業務っておもしろそう」と感じ、選考に進んでみようと思いました。
―――実際の選考を通してSHIFTにはどんな印象をもちましたか?
K.T.:選考のスピードがはやい一方で、どのフェーズでも丁寧に説明してもらえたことに安心感がありました。中途採用の選考は業務内容や会社のビジョンなど、ざっくり説明されることが多い印象だったので、納得できるまで細かく説明してくれたのは、寄り添ってくれていると感じて印象的でした。
また、紹介してもらったときに聞いていた、風通しのよさも選考を通して実感できましたね。私自身、働くうえで人間関係を大切にしたい思いが強いのですが、コミュニケーションが活発で職場の雰囲気がよさそうな印象をもちました。
―――最終的にSHIFTの決め手になったことはなんですか?
K.T.:明確に働くイメージができたのはSHIFTだけだったのが決め手ですね。 友人が紹介してくれた会社なので、いい会社なんだろうとは思いつつ、会社の雰囲気など自分でも納得感が得られたので、入社を決めました。入社をしても相談ができる友人がいる安心感もありましたね。
はじめてのお客様とのやりとり。コミュニケーションをとるうえで意識したこと
―――入社してからどのような案件に携わってきましたか?
K.T.:入社後は、ECサイトの案件でテスト実行・設計を経験し、いまはPOS端末アプリの開発案件にてテスト業務を行っています。案件内でチームは変わっていますが、参画して2年半ほど経ち、現在はプロジェクトリーダーとして従事しています。
―――入社からさまざまな業務を経験されていますが、これまでで一番達成感があったことを教えてください。
K.T.:テストの実行管理を前線に立って推進していったことです。ほぼ一人で責任をもって進めていて、案件が無事終わったときに、お客様から感謝されたことがとても印象に残っています。
―――推進していて大変だったのはどんなことですか?
K.T.:テストチームの窓口としてお客様に報告したり説明したりすることですね。それまでお客様とお話しすることはほぼなかったので、はじめは報告するだけでもとても緊張しましたし、お客様からの質問にはうまく答えられないこともありました。お客様に対しては、なにかを提案する話し方と、報告としての話し方があります。私は後者の話し方が弱かったんです。
―――それはどのように乗り越えていったのでしょうか?
K.T.:ひたすら上司にフィードバックしてもらっていました。自分だけでは不安なときは上司に同席してもらって、改善点やお客様への伝え方を教えてもらい、実際に改善して、再度フィードバックをもらって…というのを何回も細かくやっていました。回数を重ねて段々と慣れていき、自信をもって話すことができたときに、少しずつ成長を実感しました。
―――上司の方も親身に対応してくれたんですね。この経験が現在の業務でも活かされていると感じることはありますか?
K.T.:現在の業務は、リーダーとして報告の場がとても多いので活かされていると感じますね。
―――リーダーとしてチームメンバーやお客様とのコミュニケーションが大事だと思いますが、コミュニケーションの取り方でそれぞれ意識していることはありますか?
K.T.:メンバーに対しては、自分本位に言いすぎないことを意識しています。伝えるときに熱がこもって口調が強くなりがちなことに気づいたので、どうしてそうなったのかを一緒に考えるような、優しくケアする言い方を意識しています。
逆に、お客様に対しては、きっぱり言いきることを大事にしているんです。結果を求めていると感じているので、「こう思います」ではなく、「ここはこうです」、「何%達成しています」など。濁さずにはっきり伝えることで、信頼にもつながると思い、意識しています。
人と人とのつながりを大切に、お客様やメンバーから感謝を集めたい
―――SHIFTで働く魅力を教えてください!
K.T.:役職によって適切な業務量や責任がしっかり与えられるような会社だと感じています。業務量や案件の人数に応じて期日が計算されているので、ワークライフバランスがしっかりとれていますね。
あとは、自分の意見を聞いてもらえる社風で、困ったことや悩んでいることを相談できる環境は整っている印象です。
―――自分の意見を聞いてもらえる社風はどんなときに感じたんですか?
K.T.:自分が「こういう風にしたいです」という話をした際に、「これはこのタイミングでやるといいと思うよ」だったり、「いいと思う。でも、こういうふうにしたほうがいいんじゃない?」だったり、声をあげたときにしっかり聞いてくれて、いいものはそのままやってみようと、一定の裁量を渡してくれるのがよいと感じています。
―――ご自身が何か困ったことがあったときはどのように解決していますか?
K.T.:同期や上司、先輩に相談しています。以前同じチームだった方に頼るときもあって、「相談のってくれませんか?」と、フランクに話せる方が多いです。
―――K.T.さんが普段から人間関係を大切にしているおかげでしょうか?
K.T.:そうですね。仕事は人と人とのつながりを大切にしないとうまくいかないので、意識していますし、ずっと大切にしたいなと思っています。
―――それでは、今後、K.T.さんが目標としていることはどんなことですか?
K.T.:PMとして一つの案件をキックオフから終了まで導き、お客様からの感謝の声を集めたいです。ゆくゆくは案件管理者として、複数のチームをまとめられるような頼れる存在になりたいです。メンバーと向き合って、フォローやアドバイスをその人に合わせて対応できるような人になりたいと思っています。
―――そのために取り組んでいることや、取り組みたいことはありますか? K.T.:いま参画している案件をうまくコントロールして、成功へ導く手法を学んでいきたいです。チームの責任者の経験はまだないため、正直、自分になにが足りていないのか把握しきれていないので、整理して、一つひとつ学んでいきたいですね。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)