SHIFTへの転職を考えるIT未経験者にとって、研修や教育制度がどのように整備されているのかは気になるもの。そんななか、SHIFTならではの制度と言えるのがキャリアUP制度「トップガン」です。※
未経験で入社する方々の登竜門となるのが、テスト設計に関する検定。年間受検者数は4,900名超え、合格率は約20%です。
実際の検定合格者に、その道のり・合格後の変化やこれから目指すキャリアについて話を聞いてみました。
※SHIFTグループ従業員を対象とした社内制度
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サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 ネットサービス部 プラットフォームサービスグループ T.A.
2020年4月、新卒で人材紹介会社に入社し営業活動を行う。その後、バックオフィスの部署に異動となり社内wikiを専門に作成。2022年5月にSHIFTに転職し、入社後は2案件のテスト実行を経験し、現在は主に、テスト設計業務を担当。休日は健康のためジムに行き体を動かしている。
目次
2案件のテスト実行を経て、設計者に。目標となった検定合格
───SHIFTには毎月多くの未経験者が入社されますが、T.A.さんもテストエンジニアとして未経験だったのですよね?
T.A.: はい、前職はIT業界に特化した人材紹介業で営業を務めていました。職業柄、エンジニアの履歴書をたくさん拝見するなかで、明確に「手に職」があるエンジニアという職種に興味をもったんです。自分自身、営業は不得手だと認識したこともあったので。
ちょうど社内wikiを作る部署に空きができ異動は叶ったものの、会社を飛び出したときに通用する汎用的なスキルが身につけられるのか不安をもつようになったんです。転職に向けて動き出す中で、未経験でエンジニア採用をしている企業の一つとして、SHIFTを見つけました。
選考過程でCAT検定を受け、正社員として入社が決まりました。自分には適性があるのかもと思えたことが、嬉しかったですね。
───入社後どんな業務を担当する中で、トップガン検定を受けようと思われたのでしょうか。
T.A.:入社してすぐ2週間の社内研修をみっちり受けた後、ある学校向けアプリのテスト実行者としてアサインされました。その後は、ポイ活アプリのテスト実行にも携わりました。
そこでの成果を認めてもらったのか、入社後2か月のタイミングで今度はテスト「設計者」として別案件にアサインが決まりました。自分にとって挑戦となる機会。上長と目標を決める面談のなかで、指標の一つとしてトップガン検定の合格があがったんです。
前々から検定については案内を受ける機会もありましたし、スキルが身に着けられそうだということ、しかも合格して、その役割での活躍が評価されたら給与アップに直結することから興味はありました。
それで実は一度、腕試しとおもって受けたことがあって。結果は不合格。 事前学習の中で分からない部分も多いままに受けたので、当然の結果ではあったのですが…… 改めて目標の一つとなったそのタイミングで、勉強をし直す形になりました。
毎日2時間。3週間かけて、テスト設計者の思考をインストール
───どれぐらい、どんな方法で勉強されたんですか?
T.A.: 実際に本腰をいれたのは受検の3週間ぐらい前からでした。平日は毎日、業務開始前と後に合計で1時間半から2時間程度、勉強しました。休日も1~2時間だけは机に向かいましたね。
教材は社内ポータルに整備されています。すでにテスト設計の業務で身についていた部分も多くあると感じましたし、多くの問題を解くうちに「こういう回答が求められているんだな」とわかってくるんです。
前回の受験後、自分の解答結果からスキル分析のシートをもらえました。そのシートには、例えばテスト設計で必要な、分解力・条件網羅力・推論力・論理力といった指標に対して、自分がどれほど力をつけているのかグラフで示されています。
自分に足りない部分を明確に知ることができるので、該当領域をカバーする教材を重点的に勉強しましたね。
私の場合は全体的に点数が足りていなかったので、バランスよくスキルを底上げすることが必要でした。とにかく幅広く問題を解いてアウトプットすることを心掛けました。
問題を解けるのはもちろん、その解答になる理由を説明できるレベルにまで勉強を重ねました。テスト設計者の考えを自分にインストールするような感覚ですね。
解像度の高い会話ができるようになり、成長を実感
───合格してどんな気持ちでしたか?実務へのいい影響はあったでしょうか?
T.A.:合格して、まずは「ほっとした」気持ちが大きかったですね。目標の一つが達成できた、という安心感です。
現在は引き続きテスト設計者としてアサインされた案件に携わっていますが、お客様との会話において解像度があがったと感じています。「こういうことが言いたいんだろう」と真意をつかめるようになりましたし、設計内容も承認いただけることが増えました。
自分よりアサイン歴の長いテスト実行者とも協力しながらプロジェクトを進め、一方でリーダーからもフィードバックをもらいながら自分自身の成長を少しずつ実感しているところです。
───これからどんな風に成長していきたいですか?
T.A.: まずはテスト設計者として一人前になりたいですね。なぜこのテストケースを作ったのか、必要性を論理立てて説明ができるようになるのが目下の目標です。身近にいるリーダーやマネージャーがまさに目指す像でもあります。
───SHIFTへの応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
T.A.:SHIFTは自分の意志のもと、周りを巻き込んでやりたい仕事をとっていくことが叶う会社であることをお伝えしたいですね。前向きな気持ちで取り組めば評価してくれる社風なので、「どんな壁に出会っても、腐らずに前に進んでいこう」と自分自身も考えています。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)