結婚を機に、教育業界からITエンジニアへ!未経験から成長できた理由とは?

2023/10/04

IT未経験者(第二新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのか?いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります。

  • サービス&テクノロジー本部 金融サービス部 公共・決済サービスグループ N.Y.

    前職は学習塾にて学習アドバイザー、校舎長として長く教育業界に携わる。結婚を機にワークライフバランスを整えたいと思い、2020年4月にSHIFTに契約社員として入社、2020年12月に正社員登用。現在は、通信系企業の案件にてプロジェクトリーダーとして参画。また、教育経験を活かし、SHIFTグループ従業員の子どもを対象にしたイベント「シフトモKids」のお手伝いも。業務内外ともに活躍をし、FY2023 SHIFT AWARDで部門特別賞を受賞。

  • 23歳

    高校生対象の学習塾に入社

    学習アドバイザーや校舎長として、幅広く業務を経験

  • 28歳

    SHIFTに入社

    IT業界のキャリアをスタート

  • 31歳

    ローン開発の案件のなかでPLとして従事

    案件内の生産性向上や教育に貢献

目次

いつか子どもができたら…環境を変えるため覚悟を決めた転職活動

―――まずは前職のお仕事について教えてください。

N.Y.:高校生を対象とした予備校で働いていました。はじめは学習アドバイザーとして業務を行い、入社から4年後に校舎長の役職に就きました。お客様である保護者や生徒との面談やアルバイト講師の教育・採用業務、校舎のプロモーションなど幅広くやっていました。

―――転職を考えたきっかけはどんなことでしたか?

N.Y.:一番のきっかけは結婚でした。校舎長になる前に結婚はしていたのですが、ゆくゆくは子どもがほしいと考えたときに、休みがとりづらく、夜遅く終わる仕事は将来的につづけづらいなと。

また、教育業界は少子化の影響もあり、校舎長になったものの業界としての伸びしろと、それに関連して自分自身のキャリアや給与の伸びに不安がぬぐえなくて。仕事はとても楽しかったのですが、新しい業界への転職は年齢があがるにつれて厳しくなると思い、このタイミングで飛び出してみようと決心しましたね。

―――働き方の改善とキャリアアップをしていきたいと思ったんですね。転職の軸としていたことは何ですか?

N.Y.:業界はITに絞っていました。大学ではプログラミングを少しだけやっていたので、もともと興味はありましたし、IT業界は今後、人材不足が明らかといわれている。キャリアを築く観点では教育業界よりも先が明るいのではと感じたんです。

―――いろんな会社の選考を受けて、最終的なSHIFTの決め手は何でしたか?

N.Y.:会社説明やCAT検定を通して、テスト業務を自分でも担えそうとイメージできたことが大きな決め手です。未経験でも活躍ができること、研修や教育制度が充実していることは魅力的でしたね。

内定をいただいた際、契約社員でのオファーだったため正直不安はありました。でも環境を変えたいという強い想いと、成果が出るまでは頑張っていこうという覚悟が根本にありました。 入社後は、はやく正社員になるために、目の前の業務に積極的に取り組み、入社から8ヶ月で正社員登用をかなえました。

前職の経験を活かしながら、SHIFTの教育制度で着実にスキルアップ

―――SHIFT入社後の案件について教えてください。

N.Y.:いまは通信系企業のローンサービスの開発案件でプロジェクトリーダーをやっています。入社してからは数ヶ月ほどの短期案件を複数経験し、いまの案件は長く参画していて、現在3年目に入っています。

―――選考時はSHIFTの研修制度に魅力を感じていたようですが、教育業界出身者からみたSHIFTの研修はどんな印象でしたか?

N.Y.:入社直後の研修は、未経験でも即戦力として活躍できるくらいしっかりしていて、誰でも理解できるような仕組み化がされていると感じました。基本となる部分が詰め込まれているので、カリキュラムをしっかりこなせれば、現場に出て一定の活躍ができるイメージがもてたのはよかったと思いました。

―――現場でのイメージをもてると安心感がありますね。入社後は一から学ぶことがたくさんあったと思いますが、大変だったことと、それをどのように乗り越えたかを教えてください。

N.Y.:最初は、専門的な知識や用語がわからず苦労しました。わからない単語はとにかく調べたり、先輩や上司にどんどん聞いたりして解決していましたね。

また、スキルUP応援制度(※)を活用して、研修の講師の方からおすすめされた、JSTQBというテスト技術に関する資格を取得しました。勉強を通して実業務との結びつきや、システム開発とテストの体系的な流れを学ぶことができ、自信につながったので取得して良かったと思います。

※スキルUP応援制度-会社指定の資格試験を受験し、合格した場合に応援金(受験費用、報奨金)を支給するSHIFTの福利厚生

―――資格を取得して業務面で変化を感じたことはありますか?

N.Y.:テストの流れなどざっくり理解していたものが、細かいところまで自分の中で落とし込めるようになったと思います。取得後は、テスト工程ごとの目的や意識をすることなどの考え方が備わってきて。段々と自分がエンジニアになっているなと感じましたね。

―――その後、トップガン検定(※SHIFTグループ従業員を対象とした社内制度)にも合格し、さまざまな教育制度を活用されていますね。ちなみに、SHIFTの教育制度に対してはどのような印象をもっていますか?

N.Y.:教育制度に関しては、教育を受ける側のメリットが明確かつ、スキルが定量化されている点がすごいと思いました。例えば、トップガン検定に合格すると、上位職へのアサインが確約されて、そこで成果をあげれば昇給につながる制度なので、モチベーションを維持しやすいと感じます。

メリットがしっかりしているから「頑張ろう」と思えますし、スキルが定量化されているからこそ、自分が何を頑張ればいいかもわかりやすいですね。

―――なるほど!モチベーションにつながるのはとてもよいですね。さまざまな業務経験を通して、現在はプロジェクトリーダーとして従事されていますが、前職での経験が活かされていると感じることはありますか?

N.Y.:コミュニケーションスキルとマネジメント経験ですね。前職は、生徒や保護者の方、ほかの校舎長の方など、いろんな方と会話する機会がありました。いまの業務でもコミュニケーションはとても大事なので、これまでの経験をもとにいろいろな仕事を円滑に進めるために役立っていたと感じています。

また、校舎長として部下をもてたマネジメント経験は、部下が活躍するために自分がどう動いていくか、メンバーの最大限を引き出すにはどう後押ししてあげたらいいかというところにつながっています。

教育にも携わりながら、成し遂げたい今後の目標

―――SHIFTで働く魅力を教えてください。

N.Y.:誰にでもチャンスがある会社だと感じています。年功序列はないので、取り組んだことでうまく成果を出せば、しっかり評価してくれる実力主義なところは魅力ですね。

また、手を挙げれば、いろいろなことに挑戦させてもらえる・応援してくれる風土があるので、担当業務内での挑戦はもちろん、従事している業務以外への挑戦もさせてくれます。

最近ではSHIFTグループ従業員の子どもを対象にした「シフトモKids」という広報主催のイベントに積極的にお手伝いさせていただいています。

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―――シフトモKidsはどんなきっかけで参加することになったんですか?

N.Y.:社内のお知らせページでイベントのスタッフ募集がされていて。募集要項に、塾で働いていた人や子どもと関わるのが好きな人と記載があり、おもしろそうと思って応募したことがきっかけです。

教育は自分のなかで関わりが強い分野なので、チャレンジしてみたく手を挙げました。前職では高校生が対象だったので、小学生の相手ははじめてでしたが、多少なりとも経験が活かせられることがよかったです。

―――前職の経験が活かせられますし、挑戦する姿勢が素敵ですね!

N.Y.:夏に開催されるサマースクールというイベントでは、子どもたちに学びをもち帰ってもらうための講座を開いて講師として携わっています。空き時間には子どもたちとコミュニケーションを取ることが多いので、わいわいした雰囲気でとても楽しいです。

―――楽しんで取り組まれていることが伺えます!それでは最後になりますが、N.Y.さんの今後の目標を教えてください。

N.Y.:教育には今後も何らかの形で関わりたいですね。そこに向けて、まずは自分自身の成長に力を入れています。上長に「やってみたい」と相談し勉強会を開催したり、新卒の研修内のトレーナーに抜擢していただいた際に「ぜひやらせてください」と挑戦したり。いまは経験を積んでいるので、ゆくゆくは未経験入社の方の研修など、そういったところにも携わっていきたいです。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)