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PROJECT STORY 01
インスペクションによる
上流工程からの品質向上

2015年入社
ビジネストランスフォーメーション事業本部
技術推進部 技術推進グループ
ファンクションマネージャー

OUTLINE

  • #インスペクション
  • #ファンクションマネージャー
  • #上流工程

医療基幹システム構築、
「上流工程の仕様書における脱“属人化”」
という課題に対し、
SHIFTが提案したソリューションとは?
ニーズが増す、インスペクションサービスの
プロジェクトストーリー

インスペクションによる不具合の「予防」へ

通常、「テスト業務」というとシステム開発の下流工程で生じるものであり、実機を用いた動的作業というイメージが強いだろう。しかし、インスペクションとは、その上流工程で作成する要件定義書や基本設計書などの仕様書をはじめとした各種ドキュメントのレビューを行う、静的テストである。
本プロジェクトのお客様である、医療基幹システム構築を行うSIerは「上流工程仕様書における属人化」に懸念を抱いていた。故にSHIFTの営業担当者とのファーストコンタクトでインスペクションサービスに興味を持ったようで、具体的にどのようなものか、まずは試してみたいとの要望があった。
そこで、トライアルを実施。丸1日、2名の社員がお客様先に常駐し、仕様書のチェックを行い、その結果をまとめた。部分的ではあるものの、サービスの価値を実感いただき、インスペクションサービスとしては、大規模なプロジェクトの正式受注が決定する。

ドキュメントは人により品質がさまざま

作成されたドキュメントにより、指摘箇所、またチェックにかかる工数も異なる。そこで、トライアルの時点で検証したドキュメントの品質をもとに、見積もりを算出。期間と工数など具体的計画を提案し、お客様の合意を得てから業務は始まる。
お客様におけるドキュメントは、自社のエンジニアや、外部ベンダーが作成を担っていたりとその作成方法はさまざまである。実際の作業としては、作成者によって独自の書き方になっていたり、第三者が見たときに齟齬が生まれるような表現になっていないかをチェックしていく。膨大な資料の全てを確認するのではなく、基本的には部分的に摘んで、傾向を抽出するというやり方をとる。

属人化、暗黙知の原因と対策を明確化

インスペクションのミッションは、事前にバグが混入するのを防ぎ、上流工程から品質を向上させることである。そのためには、客観的・第三者的な視点が必要不可欠。この客観性・第三者性に加え、SHIFTには元々のソフトウェアテストで培ってきた試験性という観点がある。ドキュメントをチェックする際にも、テストのしやすさを意識した設計書になっているかという視点を持って行う。その結果、お客様からは「プロジェクトの懸念点であった属人化、暗黙知を生み出す欠陥とその対策方法を明確にすることができ、今後のプロジェクトにいかすための材料ができた」と一定の評価を受ける。
また、下流のテスト工程にもSHIFTが参画しており、テストチームと連携してインスペクションで見えてきた注意点や課題を共有することで、下流工程での品質保証にも貢献した。

SHIFT WAY

報告で終わらせない

終了報告として品質分析評価を提出する際、改善提案として、現実案(短期的/コスト小)と理想案(長期的/コスト大)の2案を提示。また、その中に今回のプロジェクトの知見をいかし、次回インスペクションチームとして支援できる内容を織り交ぜる。この提案により、継続受注が決定した。
「次回大型プロジェクトの際も、SHIFTで」との依頼を受け、さらなるプロジェクト支援継続の可能性にも期待が募る。
SHIFTの「終了報告」はプロジェクトの振り返りがメインポイントではない。
今回のプロジェクトから、何を活かし何を改善するか。お客様の現状に加え、SHIFTの知見を掛け合わせることによる、次回プロジェクトのさらなる成功に向けた改善、戦略提案であり、SHIFTの強みの1つと言える。

MY VOICE

今回は、プロジェクトの成功だけではなく、メンバー育成も私の大きなミッションの1つでした。ポジション的にファンクションマネージャーというのは「インスペクション」というサービス全体のPMのようなものですが、直接的な窓口であるお客様との折衝業務などは他のメンバーに任せ、後方支援に徹しました。
本プロジェクトを通してチームメンバーは飛躍的に成長し、自分自身もマネジメントスキルが向上したと実感しています。今後もチームは拡大していく方向です。
またサービスも、レビュープロセスやルール、各種ドキュメントの標準化を行い、開発プロジェクトへの適用・定着化を図るという一段階上のフェーズへと進んでいます。個人的には、RPAの技術とのコラボレーションで、インスペクションロボを作ってみたいと思っています。

TEAM

PROJECT STORY
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