日系企業のインド拠点で、開発エンジニアやQA マネージャー、PMとして10年以上勤務したボイシャ。日本で働くことを夢見ていたという彼女は、SHIFTへの入社を機にインドから来日しました。
前職ではエネルギー系の案件に関わっていましたが、SHIFT入社後は自ら希望し、EC領域に飛び込むことに。なぜボイシャはEC領域を選んだのでしょうか。
そして、彼女はSHIFTでどんな働き方をしているのか──。大手アパレル企業のモバイルアプリのテスト支援において、品質保証PMを担うボイシャの1日の流れを追ってみました。そのなかで見えてきたのは、従業員一人ひとりのチャレンジを後押しするSHIFTのカルチャーでした。
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流通サービス1グループ ボイシャ
大学卒業後、インドの日系エレクトロニクス企業にソフトウェアエンジニアとして入社。約7年半にわたりさまざまな技術に携わる。2019年にインドの別の日系企業に入社し、プロダクトマネージャーとして約3年半、日本のユーザー向けの製品開発に従事。2023年7月に日本へ来日し、SHIFT入社。現在は、大規模なeコマースのお客様向けモバイルアプリテストのプロジェクト管理を担当。趣味は長距離ドライブと新しい場所の探索。また、マインドフルで健康的な生活を維持するために、ヨガをやっている。
──ボイシャさんはSHIFTへ入社するタイミングで来日しました。なぜ日本へ、そしてSHIFTを選んだのでしょうか。
ボイシャ:大学卒業後、日系企業のインド拠点でアプリや組み込みシステム開発者としてキャリアを歩みはじめました。
携わる案件のほとんどが日本企業のお客様だったので、日本語でコミュニケーションをとりながら仕事をしていました。
そのなかでいつしか「私も日本で働きたい」という夢を抱くようになったんです。
コロナ禍や家庭の都合もあってなかなか実現できずにいたのですが、2023年に夢を叶えるために転職活動を開始しました。
SHIFTとの出会いは転職エージェントからの紹介です。品質保証だけでなくさまざまな事業を手がけていること、そしてお付き合いのある業界が流通、金融、製造など幅広いと説明を受けました。
SHIFTは1つの事業や業界に特化していないので、キャリアの選択肢が多いことに魅力を感じたのです。
──2023年7月にSHIFTに入社されますが、それと同時に携わる業界を変更されたとか?
ボイシャ:そうなんです。前職で別業界の案件を担当していたのですが、SHIFT入社後はEC領域を担当しています。
EC業界は大規模なエンドユーザーを抱え、技術革新と新サービスの誕生など変化がめざましい業界です。
その環境に身をおくことで、得られる学びの機会は多いですし、スキルアップにつながると思いました。
身についた技術や業界知見で、多くのお客様貢献にもつなげていきたい、と考えていたのです。
SHIFTの面接時に、現在の上司にその想いを伝えてEC領域へ挑戦する機会もらいました。
また、前職ではプロジェクト全体のPMを担っていましたが、いまはソフトウェアテスト領域に特化したPMとして従事。このように案件内での役割にも変化がありました。
SHIFTで品質保証の観点が身についたことで、お客様のお困りごとに対し、品質を軸に解決策を考え提案ができるようになりました。PMとしてのスキルが深まり、成長を実感しています。
一方で、前職時代に培ったPMスキルを活かし、開発全工程を意識したプロジェクト推進を心がけているんです。
テスト実行時、品質保証としての観点は、開発側の観点とは異なる場合もあります。品質保証の観点をどのように説明したら、開発マネージャーに納得してもらえるのか。
考えながら取り組むことが日々の挑戦でもあり、いまのやりがいに繋がっています。
──新しい挑戦をするにあたり、SHIFTのフォローはいかがでしたか?
ボイシャ:入社当時はじめて尽くしの状態で不安もありましたが、SHIFTのフォローアップ体制のおかげでいいスタートダッシュが切れたと思っています。
上司やメンター(先輩社員)とはチャットでラフにコミュニケーションをとることができますし、テキストだけでは伝わりづらいことはWebミーティングで会話をしています。
困ったことがあってもすぐに解決できる環境があって非常に心強かったです。
あと、銀行口座開設のサポートもメンターがしてくれて。業務だけでなく生活面でもサポートしてもらってうれしかったですね。
──安心感をもって仕事ができる環境は大事ですね。現在はどのような案件に携わっているのでしょうか?
ボイシャ:大手アパレル企業のお客様からモバイルアプリのテスト支援をご依頼いただき、私は品質保証PMの役割を担っています。
複数のブランドがあるのと、地域によって仕様がカスタマイズされているので、4グループにわかれて総勢30名程度で取り組んでいます。その全体管理を行うのが私の仕事です。
お客様と直接コミュニケーションをとりながら、なぜ不具合が起きたのか分析し、その解決策を考えています。質の高いアプリがリリースできるようにプロジェクトを推進中です。
──4グループの進捗管理は大変だと思いますが、品質保証PMとして、どのような1日を過ごしているのか教えてください。
ボイシャ:各グループの状況を把握するため、一日を通して打ち合わせが多いです。空いた時間は、プロジェクト計画を立てるための情報収集や必要なタスクの洗い出しを行います。
また、今後起こりうる可能性がある問題や障害を認識するため、ドキュメントを作成し、関係者へ共有しています。
6:30~7:30
趣味のヨガで体をほぐします。業務開始前のルーティーンです。
8:30
始業、週4回在宅勤務、週1回オンサイト(お客様先に出社)での勤務です。
9:30~10:00
SHIFT品質保証チームの朝会(毎日)
PL、実行管理者、設計管理者、各実行グループリーダーがガントチャートをもとに本日の実施内容、目標を共有します。
10:00~10:30
お客様のマネージャーと打ち合わせ(毎日)
SHIFT品質保証チームの進捗状況を共有。この場でお客様から作業依頼を受けることもあります。
10:30~11:00
SHIFT品質保証チームの各実行グループリーダーたちと打ち合わせ(週次)
同日に行われるお客様との進捗定例打ち合わせに向けて、報告資料のアップデートをしています。
11:30~12:00
お客様と①グループに関する進捗確認打ち合わせ(毎日)
12:30~13:00
SHIFT品質保証チームの昼会(毎日)
朝会で設定した目標に対しての作業進捗報告を実施。遅れや問題が生じた場合、この時間に話し合い、リカバリーするようにしています。
13:00~14:00
お昼休憩。
14:00~14:30
お客様との進捗定例打ち合わせ(週次)
10:30からのSHIFT品質保証チームの各グループ実行リーダーたちと作成した資料をもとに、お客様へ進捗報告を行います。
16:00~16:30
お客様と②グループに関する進捗確認打ち合わせ(毎日)
16:30~17:00
SHIFT品質保証チームの夕会(毎日)
設計管理者など設計に関わるメンバーと進捗・スケジュール確認を行います。
17:00~17:30
上司とサービスマネージャー(※)との打ち合わせ(週次)
SHIFT品質保証トチームの進捗報告をし、今後のスケジュールに問題がないか相談する場です。
※複数案件を管理し、滞りなくサービス提供ができるよう責任を担う立場
17:30~18:00
SHIFT品質保証チームの夕会(毎日)
本日の進捗報告、朝会で設定した目標達成状況を確認し、明日の実施内容を共有します。
18:00
退勤。終業後はジムに行って体を動かします。
──就業前後は体を動かすことでリフレッシュされているのですね!SHIFTに入社して約8ヶ月がたちますが、今後の目標を教えてください。
ボイシャ:これまで勤めてきた会社はテストを内製で行っていました。SHIFTのような品質保証を強みとする会社にテストをアウトソースできると、開発者は本来の作業に集中できるのでとても効率がいいことだと思います。
このようなビジネスモデルの会社は世界的に見てもまだ少ないのが現状。 今後SHIFTはさらにグローバル企業として成長し、ビジネスを拡大させるチャンスがあると考えているのです。
母国であるインドやほかの国々にもSHIFTのサービスを展開することで、世界中の開発者がより効率的に高品質なソフトウェアを開発できる仕組みを提供したい。
このようなグローバルな取り組みを推進するため、グローバルマネージャーのような働き方に関心をもっています。
────ボイシャさんと同じように日本で働きたいと考える方にメッセージをお願いします。
ボイシャ:自分でキャリアを選択しながら働きたいと考える方にSHIFTをオススメします。
SHIFTはサービス提供範囲もお客様の業界も広くカバーしているので、いろんな領域にチャレンジし、経験を積みたいと考えている方にはピッタリな環境です!
SHIFTには外国籍メンバーが多く在籍していますし、上司やメンターは私たちの文化や価値観を理解したうえでサポートしてくれるので安心ですよ。
また、SHIFTにはさまざまな部活動があって、社内の仲間との交流を楽しめる場もあります。
私は英会話を楽しむEnglish cafeとヨガ部に所属していますが、ヨガ部は立ち上げメンバーでもあるんです。
「やりたい、やってみたいことができたらすぐに手をあげる」。従業員一人ひとりのチャレンジを後押しするカルチャーがSHIFTにあります。ぜひいっしょに働きましょう!
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)