高濃度のSHIFTらしさを感じる 1日を!SHIFT FES 2023 (企画・準備編) 

2023/10/25

SHIFTで働くすべての人に向けて、年に一度開催される「SHIFT FES」。 

社内のコミュニティや部活のメンバーがそれぞれコンテンツを発信するなど、学園祭のような楽しさがギュッと詰まった一大イベントです。 

なかでも、目玉といえばその年に活躍したメンバーを表彰するSHIFT AWARD。昨年からは、3ヶ月ごとに現場主導で開催するなどAWARD自体のあり方も進化しています。 

2023年は10月28日(土)に開催予定。当日のイベントレポートをお届けする前に、SHIFT FESを通してSHIFTらしさを届けようと奮闘するコーポレート人事部の想いに迫りたいと思います。 

  • 人事本部 人事総務統括部 コーポレート人事部 副部長 岡田 卓摩

    202210月SHIFT入社。新卒で学習塾に教室運営職として入社し、現場の就業環境の改善を推進したいと考え、人事部へ異動。その後、ベンチャー企業で事業開発を行った後、株式会社ディー・エヌ・エー HR本部で評価制度改定、健康管理室責任者、NECのHRBPとして人事制度導入サポートや、従業員のエンゲージメントを向上させる施策を企画・立案・運用を実施。 現在はSHIFTの労務グループ、エンゲージメントソリューショングループのマネージャーに従事。 

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目次

自らAWARDをつかみとってほしい。「Grab it」に込めた想い 

―――FESのメインコンテンツであるSHIFT AWARDですが、3ヶ月ごとにも開催されていますよね? 

岡田:はい。以前のSHIFT AWARDは年に一度、全社から受賞者を選ぶスタイルでした。しかし、ここ数年で単体での従業員数が6,000人を超える規模に急増して、年に一度、会社が数人選ぶ形では限られた人のものになってしまいます。 

そこで、2022年から大胆に刷新して、クォーター(3ヶ月)ごとの開催とし、部署ごとに従業員投票で候補者を選び、部門長が選考する形に。 

「新人賞」や「縁の下の力持ち賞」「部門MVP」など6つの賞の受賞者が選ばれることで、圧倒的な成果を出すだけでなく、成果を出すことを支える役割や、SHIFTのバリューの体現者など、もっともっと賞賛されるべき人が賞賛される機会をつくっています。 

そうしてこれまでの年1回の祭りの中心を各部に移して、賞賛文化の醸成を加速させてきました。その結果、受賞者の数は昨年1年間だけで約380人にのぼります。 

各クォーターの受賞者は年間AWARDにノミネートされ、SHIFT FESで大賞が発表されるんです。 

―――SHIFT AWARDの今年のテーマは「Grab it」。そのテーマに込めた想いを教えてください。 

岡田:昨年から従業員投票を取り入れたことでSHIFT AWARDの認知度も上がりました。今年は『この賞をとりたい。そのためにこれをこう頑張ろう』という思いで1年間を過ごしてもらえたらと考え、『Grab it(つかみとる)』というテーマにしました。 

自ら掴みとろうとする空気を社内に醸成したいと思って、この一年、クオーターAWARDでもコンセプトをお伝えはしてきました。 

仕事のスタンスやマインドは人によって違います。会社は目立つ成果をあげる人だけを必要としているわけではありません。 

SHIFT AWARDの賞一覧 

賞の名前からも会社が大事にしたいものがわかると思いますが、目立つ成果をあげた人のまわりには、縁の下の力持ちやマネジメントをする人など、いろいろな人がそれぞれの役割を果たし仕事をしています。 

SHIFT AWARDでは、さまざまな役割やスタンスを讃えたくて。だから表面的には見えない部分だとしても、自分で賞をつかみとりにきてほしいと思っているんですよ。 

誰もとりこぼさない、その想いをカタチにしていく 

―――2023年の年間SHIFT AWARDは新しい賞も新設されたとか? 

岡田:はい。クオーターでの各賞に加えて年間AWARDでは、『社長賞』や『その常識を変えた賞』といった独自の賞がありますが、今年はチーム単位に送られる賞が新設予定です。 

AWARDの選考中、代表の丹下がよく口にする賞賛の言葉。最終的に各賞1名ずつ選ばれる受賞者以外にも賞賛したいと思える人やチームがたくさん存在するので、新しい賞として新設しました。 

―――進化しつづけるSHIFT AWARDですが、課題はどんな点にありますか? 

岡田:SHIFT AWARDでモチベーションが湧く人もいれば、後ろ向きに捉える人もいるでしょう。AWARDがモチベーションにつながらない人に対して、会社としてどう肯定感を伝えていくか、その人の意欲をどう掻き立てサポートしていくかは、課題として捉えています。 

その点は、網の目のように施策を張り巡らせていければなと。まだまだ形になっていないところはありますが、誰もとりこぼさないよう網の目をより細かくするというスタイルは、SHIFTという会社の特徴がもっとも表れている部分ではないかと思います。 

あえて一言で表さない。「SHIFTらしさ」を感じとれる1日に 

―――SHIFT FESの今年のテーマは「キャンプファイヤー」だそうですね? 

岡田:SHIFT AWARDのあり方を大きく変えた2022年のSHIFT FESのテーマは『スパーク』。各地に火花が飛び散って燃える─そんなイメージです。 

その火花が今年は大きな火柱となり、新オフィスの新宿で熱量の高いキャンプファイヤーとなり、人々が集まる。これが2023年のイメージで準備を進めています。ハロウィンパーティも兼ねたプログラムを考えているんですよ。 

今年のSHIFT FESを構成するコンテンツたち 

SHIFT AWARDはSHIFTのMVV(ミッション・ビジョン・コアバリュー)を体現するもの。これをメインコンテンツとするSHIFT FESも、SHIFTらしさが随所に感じられる1日にしたいと思っています。 

―――SHIFTらしさとはいったいどんなものなのでしょうか。 

岡田:SHIFT AWARDで仕事に対するさまざまなスタンスがあることを認め、それぞれを讃えているように、SHIFTらしさは一言でいい表すことができません。代表の丹下がよくいうのが『自分が正解というわけではない』ということ。 

SHIFTで働く人にはそれぞれ大事なものがあるはず。そしてその大事なものとSHIFTが大事にしていることに接点があると気づき、より共感できる『SHIFTらしさ』を見つけ、それぞれのSHIFTらしさを体現することの大事さを伝えるイベントにしたいと考えています。 

―――変化しつづけるSHIFTだから一つの言葉に縛られないことも大事なのかもしれませんね。あえてSHIFTらしさを言語化しない、それぞれが体感するものとなると、たくさんの人に参加してもらいたいですね。 

岡田:自由参加のイベントですから、いかにきてもらうか本当にむずかしくて。10月最終土曜日とあって、お子さんの習い事や運動会、文化祭などで忙しいというご家庭もあるでしょう。 

でもきていただいたら何かしら感じてもらえるものがあると思っています。雇用形態に限らず、また全国の各拠点で働くみなさんも含め、文字通り「SHIFTで働くすべての人」に参加してもらいたいと心から思っています。 

―――2023年のSHIFT FESはリアルとオンラインのハイブリッド開催。リアル会場は、引っ越し直後の新宿オフィスのカフェスペースです。最高のイベントになるよういろいろな部門の方に協力いただき準備を進めていると聞きましたが。 

岡田:はい。イベントの準備を推進するみなさんの力は相当なものだと改めて感じました。準備は大変ですが、それだけの価値があるものだと感じています。本番はこれからですが、関わった人たちがSHIFTを感じる一日にできればと思います。  

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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