核となるメンバーが語る、通信領域の現在と未来。SHIFTは業界構造を変えていく 

2023/06/19

SHIFTの組織は、 

・事業戦略を考えお客様に向き合う「提案する」を軸とした組織 

・サービスに徹底的に磨きをかけつつ進化させていく「実現する」を軸とした組織 

・「開拓する」営業組織 

が連携し、より社会へ価値貢献できる企業へと進化しています。 

今回はそれぞれの組織から通信領域に携わる1名ずつが集まり、業界の現在と未来を語ります。ユーザーからは見えない点で急激な変化をし続ける社会インフラ。それを陰で支える3人によるクロストークをお届けしよう。 

  • サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部 副部長 小濱

    SIer会社へ入社し、ERPに携わり、自社開発Webシステムの製品開発から保守運用まで一連してプロジェクトを遂行。のちに、SHIFTに入社し、現在は品質サービス統括部 産業流通・通信サービス部副部長通信サービスグループ長としてマネジメントに従事 

  • アカウントビジネス推進本部 産業サービス事業統括部 通信・メディア事業部 石川

    電子部品メーカーに入社し、社内SEとして基幹システム運用などに携わる。その後、総合電機メーカーで製造業向けのSEに従事。大手通信キャリア事業会社にてシステム企画やサービス企画業務を行う。SHIFTに入社し、現在は通信・メディア事業部 アカウントマネージャーとして活躍中。 

  • 営業統括本部 営業本部 営業部 通信・メディア営業グループ グループ長 能代谷

    SIer会社に入社し、製薬業界向けや通信業界システム開発、運用、機器販売の営業を担当として新規顧客開拓や既存顧客営業に従事。もっと世の中を見てチャレンジできるところを探したいと考え、SHIFTに入社。現在は営業部通信・メディア営業グループ グループ長としてプレイングマネージャーに従事。 

目次

非通信領域への新規投資が、業界の潮流

───現在の通信業界のマーケットをどのように見ていますか? 

石川:現在の通信業界の事業は通信領域と非通信領域の2つに分けられると考えています。 

1つ目の通信領域はモバイル販売から収益を得るものを指し、個人もしくは、法人のお客様に対して携帯を販売し、通信料金から売り上げを立てる領域です。 

2つ目の非通信領域はモバイルを含めたネットワーク事業販売以外のAIやXRなどの新技術を活用したサービス領域を表しています。現在の通信業界は非通信領域であるモバイル販売以外のサービスに注力しはじめています。 

このような変化が起こった背景として、主力だった通信領域は携帯料金の大幅値下げにより、収益が圧迫された影響が大きいと思っています。しかし、非通信領域にサービス領域を拡充することで、主力領域以外でお客様を増やし、収益を上げていくような構造へと変化しつつあります。 

能代谷:顧客基盤も他領域と比較すると非常に強い状態にあると思っています。例えばスマートフォン以外の携帯関連サービスや電話回線なども、多くの企業で使用しているものです。 

つまり、日本中の企業で各種通信キャリアが提供するサービスを使用しているため、通信領域の資金を非通信領域への新規投資に回し、新たなマーケットをつくろうとしているのが現在の通信業界で起こっている大きな動きだと考えています。 

小濱:2人がおっしゃる通りで、携帯料金の値下げは通信業界の大きな変遷になったと思っています。今後もさらに通信料金を引き下げる可能性もあると私は予想しており、これからも変化をしていく業界だと考えられます。 

その変化があることで5GやIoT、他サービス連携などの新たなビジネスモデルが構築されていくため、今後も成長していく領域だと考えています。 

高い品質と適正価格。SHIFTは業界構造を変えていける

───SHIFTの通信領域が目指す立ち位置はどのようなものですか? 

小濱:SHIFTは多くのサービスに伴走していくパートナーです。速い速度で変化する通信業界にもSHIFTが追従し、多様な価値提供をすることが非常に重要だと考えています。変化が激しいゆえに、この先どうなるのか見えない部分も大きいのですが(笑)。 

能代谷:通信領域に限らず、SHIFTはDXの第一想起になるという目標を掲げています。しかし、アプリケーションレイヤー範囲でお客様を支援することが多いことが実態です。 

営業の立場として、今後はアプリケーションレイヤーだけではなくインフラレイヤーである基盤領域もカバーしていきたいと考えています。この領域も拡充していくことで大手SIerに引けをとらない体制を構築できるはずです。 

現在のインフラ領域は、移動体通信のコストカットが著しく行われている状況です。小規模の企業は大手企業との取引実績を獲得し、ネームバリューを高めるために大きな利益が見込めなくても案件を受注していくような構造になっています。 

しかし、こういった構造は不適正価格での取引となり、従業員に適正な賃金を支払うことが厳しい状況となる可能性があります。 

そのなかでSHIFTは適正価格で案件を受注し、高い品質のものを提供していこうとしているんです。通信業界の構造をいい方向へ変化させていきたいと考えています。 

石川:大手の通信キャリアはベンターを取りまとめ、マネジメントすることを得意としていますが、新規サービスの企画などに対して蓄積されたノウハウや実績は少なく、通信領域は、まだまだ発展途上と言えます。 

そのため、企画ができる人材が不足しており、SHIFTにお声がけをいただくことも増加しています。ご依頼をいただいたときがビジネスチャンスと捉え、適切な提案をすることでSHIFTのサービス領域を拡大していけると思っています。 

小濱:変化の激しい通信領域では、スピード感をもってお客様と向き合うことは重要な点だと思っています。スピード感×品質×幅広いサービスを実現することで今後の通信業界の事業会社を支えていけたらいいなと考えています。 

通信領域で働く面白さ。案件の幅広さは他領域にも負けない

───通信領域に携わる魅力はどのようなところにありますか? 

能代谷:採用活動に注力しているため、一緒に働くメンバーは増えていますが、採用人数以上のスピードでSHIFTの通信領域が成長拡大しています。まだまだ新たな戦力を求めている分、他の領域と比較すると活躍できるフィールドは広く、通信業界での経験があれば、一気にキャリアアップできる可能性を秘めていると思います。 

小濱:通信業界での知識がある方は、活躍しやすいかもしれないですね。しかし、通信領域の知見がなくても、興味がある方はぜひ挑戦していただきたいです。私自身はSHIFTに入るまで通信領域に携わったことがありませんでしたが、現在は通信領域のグループ長としてグループ全体を統括しています。 

能代谷:他にも、通信領域は携われる案件の幅が広いことも魅力ですね。通信業界は携帯事業というメインがありつつ、他サービスも手掛けているため、必要とされる知識の幅が広い状態です。 

小濱:基盤事業があったうえで、付随するサービスへと拡大していくため多くのサービスや技術に触れることができるんですよね。そして、お客様の企業規模も大きいため、ビジネスも大きくできる可能性がある点も面白いポイントだと思います。 

石川:2人がおっしゃる通りですね。案件の種類もバラエティが豊富な点で、BtoBシステムやBtoCシステム、小規模のアプリケーションから大規模システムまで、さまざまな案件に関わっていけることは面白みがあります。 
ネットワークを基盤として、XR開発やIoTなどの新たな技術やシステムに携わる機会が他業界よりも多い点も魅力ですね。 

自分自身の考え、志をもっている人と働きたい

───どのような方とお仕事をしたいですか? 

小濱:通信領域の組織は、未完成だからこそチャンスが多いと思っています。いままで培われたスキルや実績だけではなく、挑戦心がある方と一緒に仕事ができたら楽しいですね。組織と個人、ともに成長していける状態をつくれると思います。 

能代谷:通信業界の構造を変えることができる会社がSHIFTだと思いますので、変化に対して前向きな方はすごく魅力を感じます。 

石川:SHIFTの通信領域で活躍している方の共通項は、「自分自身の考えをもっていること」だと思っています。実績をあげることやキャリアを積むことなど、自分自身の考えをもって個々のスピードで進むことができる。 

だからこそ、自分の志をしっかりもち、貪欲に進んでいかれる方にはマッチすると思います。そして、お客様が提供するサービスをよりいいものにしていくため、新しいサービスをお客様と共につくっていきたいという志がある方は大歓迎です! 

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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