IT未経験者(第二新卒)をぞくぞく採用するSHIFT。
まったくの異業種からエンジニアへと転身した彼らは、実際どのような成長を遂げているのでしょうか?いまの活躍の背景にある、想いや経験に迫ります。
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サービス&テクノロジー本部 技術統括部 DevOps推進部 アジャイル推進2グループ H.K.
前職ではコミュニケーション力とものを売る力を身につけたいと思い、生命保険会社の営業として従事。2020年10月にSHIFTへ入社。早期からチームリーダーを担い、さまざまな業務経験を積む。現在は、アジャイル開発の案件にて、テスト設計・実行業務を担当。お客様の課題解決に向き合い、品質改善に尽力中。
私のこれまで
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22歳
新卒で保険業界の会社に入社
営業職として従事
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23歳
SHIFT入社、通信系のプロジェクトに参画
ワークライフバランスが劇的に改善。充実した生活を送れるように
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25歳
アジャイル案件に、QAエンジニアとして参画
日々新しいことを勉強しながら働いている
目次
営業の基礎スキルは習得できた。次の成長場所を求めて転職
───前職は生命保険会社の営業とのことですが、どういった業務を行っていたのですか?
H.K.:生命保険を代理店向けに販売する業務で、自社の商品を消費者に売っていただくための営業をしていました。当時は都内西部の支社に在籍し、山梨県のお客様を管轄していて。毎日、特急列車で山梨に行って、そこで車を借りて、山梨県を回るという働き方をしていました。
───移動がハードですね…。そもそも営業を志望されたのはどうしてですか?
H.K.:学生時代から、「1社にずっといよう」っていう考えがそもそも無かったんです。最初にどんなスキルを身につけておくべきかと考えたときに、コミュニケーション力とものを売る力を身につけたいと思い、営業という職種を選びました。
───長期的な視点で身につけるべきスキルから職種を選んだのですね。では、転職を考えたきっかけはなんでしたか?
H.K.:さっきも少し話しましたが、山梨県に行っていたので移動時間がかなり長くて。片道1時間半、往復で3時間くらいかかるので、朝7時に起きて、家に帰ってくるのが21時、22時くらいになっていました。そのライフスタイルが体力的にしんどかったというのが一つ大きいですね。
───業務が充実していたとしても、業務じゃないところで負荷がかかるとつづけるのもしんどいですよね。
H.K.:そうですね。加えて、営業を1年半くらいしかやってなかったなかでこんなことを言うのは生意気なのですが、やり方やノウハウを掴みかけたと感じていて。25歳までを機に1度転職しようと元々思っていたので、このタイミングで転職を考えました。
───当時、転職の軸としていたことはありますか?
H.K.:別の業界・業種ということ。面接官の方とか、会社説明会の方とか、社員さんの雰囲気はめちゃくちゃ大事なポイントとして見ていました。あとは、企業の成長伸度も重要視していましたね。
───企業の成長伸度といいますと?
H.K.:前職の保険会社は規模も大きくて、会社としていま以上に大きく変化しなくてもやっていける空気感がありました。それよりは、みんなで会社の成長のために頑張ろうという組織の方が自分には合っているだろうと思っていました。
───なるほど!いろんな選択肢があったと思いますが、SHIFTの入社の決め手はなんですか?
H.K.:人を見ていたので、選考に関わる人の雰囲気がすごく良いなというのが一つ。そして、軸にしていた企業の成長スピードが自分の理想のものとマッチしていたという点で入社を決めました。
───学生時代にITパスポートの資格を取得されていますが、SHIFTに入社してからそれが活きたと感じることはありましたか?
H.K.:ありますね。研修のときや案件参画したときとかに、専門用語が分からないことが多かったのですが、ITパスポートで「そういればこれ出ていたな」って記憶の片隅にあるだけでも、改めて調べ直したときのインプットのされ方が違うので。前職で入社前に取得を求められて取ったものですが役に立ったなと感じています。
チームリーダーへの初挑戦を支えてくれたフォロー体制。結果、成長を感じたこと
───SHIFTへの入社後、ギャップや壁に感じたことはありましたか?
H.K.:ギャップは正直感じなかったですね。初めての案件がテストの実行・設計案件の5名体制のチームリーダーとしてのアサインでした。チーム全体を管理している方がいてフォローいただけたので、安心してリーダーとして動けました。研修直後で実際の業務経験がない状態だったことと、何人かのメンバーをまとめて引っ張る経験はあまりなかったので、マネジメントには初挑戦でしたね。
いま所属している部署の未経験ポジションの採用は、私が一人目。ポテンシャルを評価している、期待値は高いよということは言われていました。恐らく、リーダーにアサインしてもらったのは期待を込めてのアサインだったのかなと思っています。
───不安はなかったですか?
H.K.:フォローしていただける方がいる体制だったので不安はない一方で、裁量をもって動けたと感じています。また、チームの方が快く受け入れてくれたので、分からないことは素直に聞けたし、チームメンバーがいるのって大事だなってすごく思いましたね。
───コミュニケーションが取りやすいような環境だったのですね。
H.K.:そうですね。コミュニケーションはとりやすいですけど、自らとりに行かないといけない部分もやっぱりあったので、そこは営業をやっていて良かったなと思いますね。
───リーダーとしての案件を通して大変だったことはありますか?
H.K.:チームメンバーの動きや生産スピードのアウトプットの量を見てお客様とすり合わせをしながら管理をしつつ、自分もテスト設計・実行をやらなければいけない。マルチタスクだったところは大変でしたね。
───どう乗り越えていったのでしょうか?
H.K.:やっぱりコミュニケーションですね。分からないことは相手がなるべく返答しやすい聞き方で聞いて、なるべくはやくレスポンスもらって進めることを意識していました。
───聞き方にも工夫して取り組んでいたのですね。ちなみにH.K.さんの仕事のモチベーションになっていることはどんなことですか?
H.K.:半年ごとに評価のタイミングがあるので、そこでしっかり良い評価をもらおうというところが一つのモチベーションになっていますね。もっと小さい単位だと、同じミスをしないようにと日々の業務の改善を意識してやっているので、前できなかったことができているとすると、「あ、俺できるようになってる!」というのもモチベーションにしていますね。
残業時間は月に数時間だけ。働きかたの大変革、これからの目標
───これまで働いて感じるSHIFTの魅力やこの会社に入って良かったと実感したことはなんですか?
H.K.:幅広い経験ができることだと思います。仕事のみに限らず、社内イベントも含めて色んな機会があるのがSHIFTならでは。それから期待してくれる環境とサポートもしてくれる環境に恵まれているので、自分の実力よりもレベルが高いことにチャレンジができるのが大きい魅力だなと思っています。
───前職と比較して、働き方の面も大きく変わったと思いますがいかがですか?
H.K.:めちゃめちゃ変わりましたね!残業時間でいうと、前職は月に60時間くらい。それがSHIFTでは、「今月は働いたな」と思ったら残業時間は月に2,3時間みたいな感じでしたね。
───月の残業が60時間あったところからすごいふり幅でしたね(笑)
H.K.:びっくりしますね。(笑) 残業時間も変わりましたし、在宅勤務がメインになったという面でも個人的にはすごく嬉しい変化ですね。
───ワークライフバランスで大きな変化を実感されましたね!では、H.K.さんが今後成し遂げたいことでイメージしていることはありますか?
H.K.:成し遂げたいことだと、エンジニアの方たちともっと対等に、専門的な話ができるようなレベルになりたいなと思っています。たくさんチャレンジして知識や経験を積まなくちゃいけないと思うので、どんな機会を得るべきかは今探しているところですね。
───最後になりますが、これから転職活動をする方へアドバイスをするとしたら何を伝えたいですか?
H.K.:業務内容をしっかり理解した上で転職活動進めた方が良いと思っています。自分が思っていた業務のイメージと実際の業務が食い違うと、また転職せざるをえなくなると思うので。ちゃんと調べて、どういう業務をやる・どういう環境なのかしっかりイメージをしたうえで、転職活動を進められるとより良いのかなと思いますね。
(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)