国際市場を知るCFOが、SHIFTに見出した可能性。巨大ブルーオーシャン市場で類のない企業になる 

2023/09/08

日本を代表する複数の企業で海外アライアンス戦略や事業戦略、投資戦略などに従事した服部太一。 

さらに世界的規模でユーザーを有する米国創業のIndeedでは、会計・ファイナンシャルプランニング&アナリシス、国際税務などすべての財務機能を管掌した経験ももつ人物。 

その彼が歩んできた道の先に、SHIFTがありました 

現在はSHIFTで取締役兼CFOを務める彼が、参画を決めた理由とは───。国際市場を知る服部に、SHIFTの可能性を聞きました。 

  • 取締役 兼 CFO 服部 太一

    関西大学法学部卒業。1998年に日本電信電話株式会社(後、エヌ・ティ・ティコミュニケーションズ株式会社に分社化)に入社し、システムエンジニアを経験した後、国際電話事業の立ち上げ、海外アライアンス戦略などに従事。2006年リクルートホールディングス株式会社に入社し、海外事業開発、投資戦略、事業統括など幅広く携わる。リクルート社にてIndeed Inc.M&Aプロジェクトをリード後、2012年よりIndeedへ出向。米国現地本社にてバイスプレジデント、シニアバイスプレジデント、CFOを歴任。リクルート帰任を経て、20217月より執行役員兼CFOとしてSHIFTに参画し、202111月より取締役兼CFO就任。 

───さっそくですが、服部さんがSHIFTに参画した理由を教えてください。 

私が勤めていたリクルートが米国創業のIndeedを買収したのが2012年。私は取締役としてIndeed現地本社に出向し、バイスプレジデントや最終的にはCFOを務めていました。しかし8年半も同じ環境に身を置くなかで何か新しいことをやってみたいという気持ちが大きくなっていったのです。 

正直なところ、単純に日本に帰りたいとも。ただリクルートを辞めるつもりはなく、組織運営側のキャリアを社内で築きたいと思っていました。 

私がIndeedで過ごした8年半の間に、収益はざっくり100億円から4,000億円へ伸び、そこでの経験がいかに素晴らしいものだったかは言うに及びません。しかしSHIFT代表の丹下と会った折に、彼はこれからのSHIFTがそれ以上の、想像を超えた可能性を秘めていると語ったのです。 

巨大なブルーオーシャン市場、確固たるビジネスモデル、そして一流の経営陣。リクルートは素晴らしい職場でしたが、丹下との出会いを経て、これまで経験したことのない企業成長に貢献すべく私はSHIFTに参画することにしました。 

───服部さんが抱いていた野望ともいえるものはSHIFTで叶っていますか? 

そうですね。私が2021年7月に入社してから、SHIFTは単純に大きくなるだけでなく、ガバナンス・財務・コーポレートなど組織としてのインフラを構築してきました。そうした組織成長の意味ではSHIFT入社前の野心は実現しつつあると感じます。 

───日本市場におけるSHIFTの可能性を教えてください。 

私たちが直面しているのは、IT業界の約16.3兆円、ソフトウェアテスト市場の約5.5兆円という巨大な市場です。 

その市場で我々は、コアビジネスである品質保証業務を通じて得られたお客様からの信頼と蓄積された知見を強みに、開発、コンサルティング、インフラ、セキュリティ、マイグレーション、IT人材の育成など、幅広いソリューションを展開。お取り引きのあるお客様の産業は多岐に渡りますが、いずれの産業もお取引額が昨対二桁増と、IT分野への投資意欲は過熱する一方です。 

2023年度の売上目標は870億円ですが、それでもまだ市場規模に対してはごく一部。伸びしろは大きく、実際に前年を超える売上額の飛躍的成長を継続的に達成しています。 

M&Aによってジョインするグループ会社も年々増え、サービスラインナップの拡充も順調に進んでいます。ビジネス基盤をますます盤石なものにすることで、これからもオーガニック・インオーガニックの両面で成長をつづけていけると自負しています。 

───では、国際市場におけるSHIFTの可能性は? 

この2年あまりの間に、可能性を強く感じるようになってきました。 

というのも海外のエンジニアと比べて、日本のエンジニアが生み出す品質と生産性は遜色がないどころか非常に高い。 

アメリカなどの先進諸国のエンジニアと見比べても、値に対するクオリティに強い競争力があると感じられます。その費用対効果とSHIFTが得意とする標準化・生産性向上の視点を組み合わせることで、アメリカやヨーロッパ諸国などのお客様を開拓できる可能性が大いにあると感じているんですよ。 

───最後の質問はカルチャーについてです。SHIFTで働く環境や文化は外国籍の従業員に適していると思いますか? 

はい、間違いなく適していると思います。その根源的な理由は、私たちの財務モデルが人的資本経営の観点に立っているからです。人材を採用するだけでなく、育成し、励まし、モチベーションを高く保ち、十分な報酬を提供するなど、人材育成を事業の根幹においています。 

日本人従業員に対してこうした投資をできるのなら、日本人以外の従業員に対してできない理由がありません。国籍や性別などあらゆる属性に関わらず、すべての従業員を公平に扱うのがSHIFTです。 

ちなみにいまだに多くの日本企業では、成果だけでなく勤続年数が重要視されるケースも多いですがSHIFTにはそういったカルチャーはありません。研修や教育制度もあり、スキルアップすれば昇給があるという透明性の高い組織運営をしていますので、こういった点は外国籍の方にも受け入れられやすいのではないでしょうか。 

英語を話せるエンジニアをアサインしてほしいというお客様からのニーズが増えてきました。ですから英語話者の採用についても自然な流れなのです。 

もしSHIFTに興味をもっていただけたら、ぜひご応募をおまちしています。繰り返しになりますが SHIFTは日本国内市場だけでなく、海外へ進出する大きなチャンスがあります。今後のビジネス拡大の原動力になってくれる方をお待ちしています。 

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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