SHIFTのあゆみ

History

優秀な人が、懸命に働いている。なのに、現場はうまくいかない。
SHIFTの創業者・丹下は、そんな矛盾した光景を製造業の現場で何度も目にしてきました。原因のほとんどは、人の問題ではありませんでした。業務が属人化し、判断の基準が個人の頭の中にしか存在しない——構造の問題でした。
この問いに向きあいつづけた20年が、いまのSHIFTをつくっています。

  • 1

    2005年 — 製造業の現場から、SHIFTは生まれた 

    創業前、丹下は製造業の現場で繰り返し同じ光景を目にしていました。ベテランの職人に業務が集中し、そこがボトルネックになっている。しかし業務を細かく分解してみると、大部分は手配や作業であり、ベテランでなければならない仕事は、全体の2割にすぎませんでした。
    8割を標準化して仕組みで動かし、残り2割の判断にベテランを集中させる。この手法を「プロセステクノロジー」と名付け、ある携帯電話の金型製造では、従来45日かかっていた製造工程を45時間にまで短縮しました。
    難題だったのではありません。構造の問題だったのです。その確信を土台に、SHIFTは2005年に創業しました。

  • 2

    2007年 — 同じ問いが、ITの世界にもあった 

    転機は2007年。大手EC事業を営む某企業より、ソフトウェアテスト工程の業務改善コンサルティングを依頼されました。費用をいくらかけても不具合が止まらない。テストの見積金額の妥当性もわからない——そういった課題でした。
    100名前後のテストエンジニアにヒアリングすると、テスト業務には確立された手法も共通解もなく、すべてが個人の判断に委ねられていました。
    「これは製造業でみた光景と同じだ」
    テストすべき観点を標準化し、工程のプロセスを改善。テスト管理ツール(CAT)を内製し、製造業で磨いた手法をそのままITに適用すると、成果は明確に出ました。「構造の問題は、仕組みで解ける」——その再現性が、SHIFTの本質的な強みになっていきます。
    SHIFTは2009年より、事業をソフトウェアテスト一本に絞る決断をしました。

  • 3

    2009〜2014年 — 誰も耕していない市場を、自分たちで開拓する

    当時のソフトウェアテスト市場は、ほぼ手つかずのブルーオーシャンでした。「属人化している現場に入り、仕組みをつくる」——この方法論は業種も規模も選ばず再現できる。その強みがそのまま成長エンジンになりました。
    Webサービス、モバイルゲーム、ERPパッケージなど幅広い領域へと展開し、急成長を遂げます。2014年、東証マザーズに上場。国内拠点、グループ会社ともに拡大しました。

  • 4

    2014年〜 — テストから品質保証へ。そして、開発の上流へ

    上場を境に、SHIFTはエンタープライズ領域へ本格参入しました。ここで起きたのは、単なる事業拡大ではありませんでした。
    テストで実績を積むにつれ、お客様から求められる仕事が変わっていきました。バグをみつけるだけでなく、バグを生まない仕様を事前にチェックする「仕様書インスペクション」。品質戦略を上流から設計する「テスト戦略策定」。さらにはプロジェクト全体のQCDを管理するPMOへ——。
    問題が起きてから直すのではなく、問題が起きない構造をつくる。それはまさに、創業時から変わらない問いの実践でした。大手開発会社やコンサルティングファーム出身の経験豊富なメンバーも次々と加わり、お客様はシステムインテグレーターから大手ユーザー企業へとシフト。売上は1,200億円を超えました。(2025年8月期実績)

     

     

SHIFTは、Native AI時代の最前線にいる