転職体験記 – RECRUITMENT|株式会社SHIFT https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz Tue, 28 Jul 2026 06:19:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.8 人生はコールオプション。AIコンサルタントへの越境転職で引き出された、私の新たな可能性 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1566/ Wed, 29 Jul 2026 00:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=58110

最先端のAIプロジェクトに挑戦するのはハードルが高いと感じる人もいるのではないでしょうか。 

ここに、AIの技術的なスペシャリストではないにもかかわらず、SHIFT参画後わずか3ヶ月にして3つのAIプロジェクトを牽引する人物がいます。 

大手メーカーで長年クラウドコンサルティングを牽引し、現在はSHIFTのAIサービスグループでコンサルタントを務める石井です。 

前職での60歳の役職定年を機に、安定した余生ではなく“新たな打席”を求めた彼を突き動かしたのは、「人生はコールオプション(リスクは限定的で可能性は無限大)」というビジネススクール恩師の言葉でした。 

リスクを恐れないコールオプションの精神で一歩を踏み出し、自身も知らなかった“新たな可能性”を引き出されていく、石井の挑戦の軌跡を紐解きます。

  • AIサービスグループ 石井

    大手メーカーで長年IT系のコンサルティングを牽引。60歳の役職定年を機に第一線から外れることに違和感を覚え、「最前線に立ちつづけたい」という思いから転職を決意ビジネススクール恩師の「人生はコールオプション」という言葉を胸に、AI未経験ながらSHIFTのAIサービスグループへ参画する。現在は長年培った傾聴力とPM力を武器に、入社わずか3ヶ月で3つのAIプロジェクトを牽引し、若手エンジニアとともに躍動している。

目次

能力はアップデートされているのに。60歳で新たな打席を求めた原点

――石井さんは長年、大手メーカーでIT系のコンサルティングに従事してこられました。そんな石井さんが、60歳という節目で転職を決意した原点はどこにあったのでしょうか。 

石井:役職定年がきっかけでした。60歳を迎えると役職が外れ、部下もいなくなります。しかしその一方で、会社から求められる売上ノルマは、現役時代と変わらない規模で課されつづけるのです。 

私自身の能力や気力が衰えた感覚はまったくなく、むしろこれまでの経験を統合して自身のケイパビリティは日々バージョンアップしているという自負すらありました。 

それなのに役職定年によって第一線から引きはがされる感覚に、違和感と悔しさを抱きました。さらに、年収がそれまでの半分以下にまで激減したことも拍車をかけました。 

――周囲からは、どんな声をかけられましたか? 

石井:友人たちからは「これからはゆっくり過ごせばいいじゃないか」といわれました。 

しかし、私は第一線に立ちつづけたかったのです。同じ領域に固定化され、将来の成長曲線が平坦になっていくことへの恐怖もありました。

もう一度打席に立ち、自分の立ち位置を自らの手で確保したい。そう思い、転職活動を開始しました。

心を震わせた“コールオプション”の教えと、SHIFTにあったウェルカム感

――とはいえ、日本の転職市場における年齢の壁は厚かったかと思います。そんななかで、石井さんに未知の領域へ飛び込む覚悟を決めさせたものは何だったのですか? 

石井:転職活動の前に通っていたビジネススクールで、ファイナンスの教授から贈られた一言です。 

「石井くん、人生はコールオプションだよ」。 

金融のコールオプションとは、「損失は限定的(支払ったオプション料まで)利益は大きく伸びる可能性がある」という特徴があり、これを人生に置き換えると「小さなコストやリスクで挑戦し、大きな可能性を取りにいく生き方」という意味になります。

教授は「リスクは限定的なのだから、どんどんチャレンジしなさい」とおっしゃいました。 

私の場合、子供たちは独立し、物理的なリスクは極めて限定的でした。一方で、新しい環境に飛び込んで得られるリターン(成長の可能性)は無限に広がっているはず。「失敗したって、なんとかなる」と思えたのです。

―― そこからSHIFTとの出会いに繋がっていくのですね。最終的にSHIFTへの入社を決めた最大の理由は何だったのでしょうか。 

石井:一言でいえば、圧倒的な“ウェルカム感”を感じたからです。他社は「来てもいいよ」といった雰囲気。 

一方、SHIFTの面接は全く温度感が違いました。

「ぜひ来てほしい」という温かさがあり、面接官の方からも「一緒に働けるのを楽しみにしているよ」といった雰囲気で声をかけていただくなど、歓迎されていることを強く感じました。 

また、思いがけずAI領域を打診され、「実務経験はないですよ」と正直に伝えたときも、背中を押してくれたのです。 

私をいっしょに働く仲間として迎え入れてくれる空気を感じたこと。そして、自分でも気づいていなかったポテンシャルを引き出そうとしてくれたこと。それが、SHIFTへの入社を決断した理由です。

3つのAI案件を同時牽引。自身の主戦場を再定義し、最前線で戦う

――先ほどお話に出ましたが、配属先はAIサービスグループ。配属に対して戸惑いはありませんでしたか? 

石井:本当に想定外の打診でしたから、驚きましたよ。しかし入社から3ヶ月が経った現在、私はまったく性質の異なるプロジェクトを3つ同時に牽引しています。 

1つ目は、お客様社内のAI開発を統合・統括するCoE(Center of Excellence:目的や目標を達成するために、優れた人材、技術、ノウハウなどを集めた組織・グループ)のPMO支援。

2つ目は、金融機関における業務整理とAI導入に向けたコンサルティング。 

そして3つ目が、大手メーカーのシステム子会社における「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング(ソースコードを基にシステムの内部仕様と外部仕様をAIで可視化し、ドキュメントを生成する)」のプロジェクトマネジメントです。 

―― AIの技術的なスペシャリストではないご自身が、この最前線のプロジェクトにおいて、どのような強み(ケイパビリティ)を期待されてアサインされたと認識していますか?  

石井:自分の主戦場である“上流工程の課題抽出”に対する期待だと思います。現在のAI市場は技術の基礎研究フェーズから、いかに企業の既存業務に組み込んで利益を創出するかという“実用化・成熟期”へシフトしています。 

つまり、お客様が直面している本質的な課題は、技術そのものではなく「自社のどの業務を、どう整理してAIに落とせば、期待する効果が得られるのかがわからない」という上流工程のプロセス不全。 

本当に必要なのは、お客様の業務を構造化し、課題を分析・分類して、プロジェクトのゴールを指し示してあげることです。このプロセスにおいて必要とされるのは、長年のキャリアで培ってきた傾聴力とPM力です。 

もちろん、技術的な知識も習得しますが、お客様の真意を言語化することに徹するようにしています。

ニーズよりペイン(お客様の困りごと)をいかに引き出すか、nice to haveではなくmust haveを見出していくことが重要だと思っています。

若手の技術力×シニアの大局観。互いをリスペクトしあって生まれる、最強のシナジー

――大企業からSHIFTへ移って、組織の推進力や文化の違いは感じますか? 

石井:もっとも驚いたのは、スピーディーな意思決定でした。前職では、1つのAI案件を立ち上げようとしても、要件定義や稟議に時間がかかり、最終的にドライブがかからず実を結ばないケースもあって。 

さらに、小さな案件にリソースを割くことに慎重になることで、お客様が本当に困っている細かな課題をこぼし落としてしまいがちでした。 

――SHIFTのアプローチはそこが全く異なると。 

石井:はい。SHIFTは「まずは短期・少額でスモールスタートしてみる」という柔軟なアプローチをとっています。 

まずは1〜3ヶ月という短いスパンでお客様のオフィスで、文字通りお客様の隣に座って伴走するのです。これによりプロジェクトがスピーディーに立ち上がります。 

特に変化の激しいAI領域やアジャイル開発においては、この「まずは一緒にやってみる」というスタイルが有効に機能しています。営業・アサイン・デリバリーが役割分担されている仕組みも、大企業にはない強みですね。 

――AIサービス部は若いメンバーも多いですよね。どのように協働されているのでしょうか。 

石井:20代の若いエンジニアたちとの間に、補完関係を構築するように努めています。 

彼らの技術力には、目を見張るものがあります。お客様の要望に対してすぐに手を動かしてプログラムやプロンプトを組み、目に見える形でお客様にパッと提示してみせます。 

私の役割は、彼らがディテールに没頭しすぎたり迷い込んだりしたとき、「いまそのリスクは考えなくていいんじゃない?」とか、「今回のプロジェクトのゴールはここだから、このプロセスは大胆に端折ろう」と、大局的にプロジェクトをみながら推進のための勘所をおさえていくこと。 

技術の最前線で手を動かす役割は若手が担い、全体の視座を引き上げ、お客様と相対する際の傾聴力やPM力を私が担保する。この役割分担があるからこそ、SHIFTでお客様の課題を切り崩していけるのだと考えています。

眠っていた潜在能力が引き出される快感。キャリア後半戦に挑む同志へ贈りたい言葉

――石井さんがこれからSHIFTで実現したいことを教えてください。 

石井:短期的な目標としては、AIサービスグループのなかに業務改善とプロセス分析を軸としたコンサルティングチームを新しく立ち上げ、若手を育成していきたいと考えています。

AIを真にお客様の利益に変えるためには、上流の業務プロセスを整理できる人間が不可欠だからです。 

そして長期的な展望としては、お客様企業のCIOクラスの片腕となり、経営戦略とIT戦略をシームレスに結びつけるアドバイザーとしてのポジションを確立していきたいですね。

――かつての石井さんと同じように、定年前後でこれからのキャリアの身の振りに悩んでいるビジネスパーソンへ、メッセージをお願いします。 

石井:50代、60代まで企業で一線を張って生き抜いてきた方なら、本人が気づいているかどうかにかかわらず、どの会社に行っても活きる強みや人間力が必ず備わっていると思います。 

ただ、それが何なのか。自分のどんなスキルが他者から高く評価されるかは意外とわからないものです。私自身、AIソリューションの門を叩くことになるとは想像すらしていませんでした。 

しかし、一歩を踏み出してみたことで、自分の潜在能力が引き出される快感を味わえています。 

「人生はコールオプション」です。限定的なリスクを認め、未知の可能性へ向かって大胆にスイングしてみませんか。 

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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「目の前でお客様が離れていくのに動けない」を越えて。 AI PM兼エンジニアがめざす、“Win-Win-Win”の関係 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1568/ Mon, 27 Jul 2026 23:50:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=57698

IT業界のあらゆるバリューチェーンを網羅する総合DX企業へ成長を遂げたSHIFT。さらに現在は、AI Native企業への転換を本格化しています。 

この変革の最前線であるAIサービスグループで、お客様のAIプロジェクトを支援する AI PM兼エンジニアがいます。SIerや人事BPO事業会社を経て、SHIFTに参画した田邉です。  

「お客様に利益を提供し、自社も利益を上げ、自分自身も成長していく。この“Win-Win-Win”の循環を生み出すことが、私の目指す理想の働き方です」 

 前職で劇的な業務効率化を挙げながらも、組織の巨大化に伴う意思決定の遅れに強い危機感を抱いたという彼。 

なぜSHIFTを選び、いまどのような挑戦をつづけているのか。彼が追求しつづける、利益と成長が幸福に両立するキャリアの在り方に迫ります。 

  • AIサービスグループ 田邉

    大規模SIerにて技術特化のPMやエンジニアとして経験を積んだ後、人事BPO事業会社へ転職。60名から150名規模へと成長する組織拡大期においてシステム開発を牽引し、劇的な業務効率化を達成した。その後、組織の巨大化に伴う意思決定の鈍化に危機感を覚え、SHIFTのAIサービス部に参画。現在は AI PM兼エンジニアとして、エネルギー業界や自動車業界などのAIプロジェクトを牽引し、お客様・会社・自身のWin-Win-Winを追求しつづけている。

目次

お客様が目の前で解約しているのに動けない――。提供価値と成長を止めないための決断

――田邉さんは前職にて、非常に大きな成果を上げられたと伺っています。具体的にどのような挑戦をされていたのですか? 

田邉:当時はシステム開発を行うチームで、技術レベルに関わらず誰でも安全かつ素早くシステムへ変更を加えられる共通基盤をゼロから提案し、構築しました。 

それまでは、お客様から変更要望をいただいてから本番環境に反映するまでに1週間以上かかっていたのですが、簡単なものであれば即日・最短で1時間以内システムに反映できるようになりました。 

――1週間が1時間に……!お客様もすぐに対応してもらえるようになって喜ばれたでしょうね。 

田邉:ええ。はやさという観点以外にも、システムに対して変更を加える作業は、実務を担うメンバーにとっても非常に精神的な重圧がかかる仕事だったんです。

安全な仕組みを提供したことで、「非常に簡単にできるようになった」と大きなメリットがありました。自分でゼロから提案して会社に認められて進められたのはいい経験だったと、やりがいを感じましたね。

新しい挑戦を通じて、お客様への提供価値が高まり、会社の利益が拡大し、自分も成長する。この循環がエンジニアとしての私の原点でした。 

――そこから、なぜ転職を考えられるようになったのでしょうか?  

田邉:会社のグループ化を契機に、組織の巨大化に伴う“構造的な停滞”に直面したからです。意思決定のスピードが鈍化するとともに、先進的な機能へのリソース投資の蛇口が徐々に絞られていくのを感じていました。 

例えば、あるシステム刷新のプロジェクトでは、提案から実際に動き出すまでに1年近くの歳月を要してしまいました。このスピード感では競争力を維持できないと、強い危機感を覚えたのです。 

――1年近くも。それは、やきもきさせられそうですね。 

田邉:はい。意思決定の遅れは、すなわち「お客様に価値を提供できなくなる」期間が長くなることを意味します。そうなれば他社の方が有利になり、市場における相対的な競争力は低下してしまいます。

1年待っている間にも、古いバージョンを使いつづけているお客様がどんどんサービスを解約して離れていってしまっているという事実があったんです。

大企業のアセット×機動力。「なんでもやってやる」の熱意に惹かれて

――転職活動の折、SHIFTから連絡が届いたそうですね。SHIFTにはどんな印象をもたれましたか? 

田邉:正直にいうと、数年前に取引があった当時の「ソフトウェアテストを非常に緻密かつ頑健にやり遂げてくれる会社」という印象で止まっていました。 

SHIFTを改めて調べ直したときには驚きましたね。IT業界のあらゆるバリューチェーンを網羅する総合DX企業へと変わっていたからです。 

―――大きな企業になっていて、意思決定のスピードが遅くなっているのではないか、とは思われませんでしたか? 

田邉:面接や面談でお話するうちに、その懸念はなくなりました。

お会いした方々が、会社の掲げる野心的な目標や利益に対して強烈な当事者意識と、「自分がこの組織をさらに大きくしてやる」という熱量をもっていたからです。 

面接資料にも、成長のキーワードとして“スピード”が明記されていました。元々は、前職のような特徴ある自社サービスを持つ小規模な開発会社やベンチャー企業を候補に考えていました。

でもSHIFTは大企業としての圧倒的なアセットをもちながら、ベンチャー企業よりも遥かにベンチャーらしい機動力と貪欲さを失っていない。 

大きい企業なのに、誰もが会社のことを自分ごととして考えていて、「そのために必要なことは恐れないで、何でもやってやるぜ」という熱意。

それを感じたときに、こういう熱意ある仲間が集まっている会社であれば、「事業会社」にこだわる必要はないし、新しい挑戦もできそうだと感じました。 

会社の成長速度を自分のエンジンに変え、お客様の利益を最大化していく。私のキャリアの軸が、SHIFTなら叶えられるなと思い入社を決めました。 

――実際に入社してみてスピード感のギャップはありませんでしたか? 

田邉:むしろ「やっぱり早いんだな」と確信に変わりましたね。プロジェクト全体の方向性はお客様とのすり合わせになるのでSHIFTだけで勝手に決められない部分もあります。

ただ、SHIFTとして「どういう体制やアプローチでお客様に挑むか」という、社内の意思決定がとにかく早いんです。

 社内での方針決定が迅速に行われるため、それをベースにしたお客様への新しい提案や、報告内容の決定もスピーディーに展開できます。

社内の根回しや何重もの稟議で待たされる時間が極めて少ないのは、PMとして本当に動きやすいですし、入社前に期待していた以上のスピード感ですね。

年齢や立場の壁はない。 CxO向けAIからRAG開発まで、フラットに「ベストな引き出し」を出しあう

――現在はAIサービスグループで、具体的にどのようなプロジェクトに関わっているのでしょうか。 

田邉:エネルギー業界のCxO向け業績分析AIシステムの構築から、自動車業界の「部品調達・在庫最適化のための製造業システム」のマニュアルを全学習させた高精度なRAG搭載AIアシスタントの開発まで、担当プロジェクトは多岐にわたります。 

お付きあいするお客様の多くは、企業内でAI活用を推進する専門部門の方々。お客様自身もAIの知識が非常に高く、技術的な知見が豊富な方ばかりです。

だからこそ、私たちは常にその一歩先を行く提案をしなければならず、知識のアップデートは欠かせません。 

――高いレベルの提案が求められる環境なのですね。チームの雰囲気はいかがですか? 

田邉:上司や同僚、若手メンバーも含めて、非常に優秀な方が多いですね。常に高い視座で本質的な議論に集中できるため、 不毛な悩みなしに仕事を進められるやりやすさがありますね。 

特に、いまの若手メンバーは最初から「AIを使うのが当たり前」という環境で育った「AIネイティブ世代」です。 

あるプロジェクトで、AIに自律的にコーディングさせる開発環境を導入しました。

実務での本格的な運用は私自身はじめての経験でしたが、若手メンバーたちが、自発的に高度な開発環境を構築しスピーディに成果を出していきました。 

――そんな若手メンバーたちを前に、PMとしてどう振る舞ったのでしょうか。 

田邉:私たちは年齢は違っても、同じ目的のために集まっているフラットな関係です。 

だからこそ、私が疑問に思うことがあれば、先行して環境を構築してくれた若手メンバーに「これってどうやってクリアしたの?」と率直に教えてもらいました。 

それぞれがもっているベストな引き出しを出しあうのが一番合理的ですから。若手が最先端の技術で突き進むのであれば、私は「責任は僕が取るよ」というスタンスでプロジェクトを支えればいい。

そうやって互いをリスペクトしあえる関係が、一番いいチームの形だと思っています。

時代は“利益を出すAI”へ。自身の引き出しを増やし、お客様への価値を最大化する

――田邉さんはITの新しい技術だけでなく、マネジメント手法のアップデートも日々意欲的に行われているそうですね。自身の成長も、あくまでお客様への最適な提案のためなのですね。 

田邉:はい。もし私自身の引き出しが少なければ、お客様の課題に対して「自分が知っている狭い解決策」しか提案できず、ベストではない方法を押し付けることになってしまいます。

それは結果として、お客様の利益を減らすことにつながるのです。 

いま、AI市場は劇的な成熟期を迎えており、実証実験(PoC)のフェーズは終わりました。現在の経営者が求めているのは、既存業務への正確な影響度と、導入に伴う投資対効果(ROI)です。 

だからこそ、私たちの存在価値が高まっています。事業成長に直結する果実をお客様に届けるために、私自身が「技術」「プロジェクト管理」「コミュニケーション」のすべての引き出しを増やしつづける。

それがプロとしての誠実さだと考えています。

――お客様に対し、どこまでも誠実なのですね。最後に、大企業や事業会社でPMを務め、SHIFTへの転職を考えている方々に向けて、メッセージをお願いします。  

田邉:SHIFTは規模の大きな会社でありながら、大企業にありがちなスピードの鈍化とは無縁の組織です。 

また、周りのメンバーが非常に優秀で協力的なため、 私たちが本来集中すべき「お客様への価値提供」に真っ直ぐに向きあえる体制が整っています。 

AIという変化の激しい分野で、自分が成長することで、お客様の利益、会社の利益に貢献する。この「Win-Win-Win」を追求したいという方と、ぜひいっしょに働きたいですね。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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「泥臭い合意形成力」こそAI時代の武器。メガベンチャー・外資ベンダーを経て確信するPMの真価 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1466/ Thu, 05 Mar 2026 00:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=51426

「このままAI時代に取り残されるのではないか」。

大規模プロジェクトのPMを務め、調整業務に奔走する。そんな日々を送りながら、ふといいようのない焦りを感じたことはないでしょうか。

国内屈指のSNSプラットフォーム企業、世界大手のクラウドベンダーなどを経てSHIFTのAIモダナイゼーションサービス部に入社した江口は、「AI駆動開発の最前線こそ、泥臭いPM経験が武器になる」といいます。

AI時代にPMが発揮できる真価とは。SHIFTが提供する「AIネイティブ」な環境の魅力とともに、PMとしてのキャリアを更新しつづけるためのヒントを探ります。

  • AIモダナイゼーションサービス部 ストラテジックアーキテクト 江口

    20代で独立系SIerにて受託開発を経験後、30代の約10年間はフリーランスPMとして活躍。40歳を機に組織だからできる仕事と裁量を求め正社員へ転向。LINEでのバックエンドエンジニア、AWSのソリューションアーキテクト、総合商社の子会社である医療系スタートアップで開発部長を歴任。2025年11月SHIFTに入社。現在はAIモダナイゼーションサービス部にて、ストラテジックアーキテクトを務める。

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フリーランスPMとして感じた限界と組織での裁量。メガベンチャー・外資などを渡り歩く

――江口さんは20代は独立系ソフトウェアベンダーでSESや受託開発を経験し、30代の約10年間はフリーランスとして活躍されました。組織に縛られず生きていける実力があるなか、なぜ再び組織に戻ろうと思われたのですか?

江口:さまざまな経験ができたのはよかったのですが、フリーランスのPMだった私にくる仕事の多くが炎上案件でして。時間の切り売りによる単価の限界も感じていました。

「正社員とフリーランスの市場価値が逆転する」と感じて、組織の大きな裁量のなかでマネジメントへ舵を切る決意をしました。

――その後、国内屈指のSNSプラットフォーム企業や、世界大手の外資系クラウドベンダーを渡り歩かれていますね。

江口:はい。前者ではまず大規模サービスの終了業務を担って、その後に別サービスのモダナイゼーションやオフショアメンバーの管理などエンジニアリングマネージャー(EM)の業務を経験しました。

その後、外資系クラウドベンダーから「BtoCメガベンチャー経験者を採用したい」と声をかけていただきました。

お客様のクラウド移行支援やハンズオン形式の講師なども務め、数多くのクラウドアーキテクチャやマイクロサービスの成功・失敗事例を学ぶことができました。

前職となる医療系スタートアップは総合商社の子会社で、開発部長としてAI駆動開発の環境づくりとしてDevinやCursor、Claude CodeなどのAIツール導入を推進しました。

ここでAI活用の手応えを感じましたね。実際にメンバーに使ってもらい、開発効率が劇的に変わるのを目の当たりにしたんです。「これからの時代、AIを使わないという選択肢はありえない」と確信しました。

年収、やりがい、そして「AIへの本気度」。SHIFTを選んだ理由

――そんななかでSHIFTへの転職を決めた理由は何だったのでしょうか?

江口:正直にいいますと、家族の将来を考えて転職軸の1番は年収でした。2番と3番が仕事のやりがいと働く環境ですね。これらが整っていれば仕事内容にこだわりはありませんが、SHIFTはこれらすべてがマッチしました。

やりがいについては、SHIFTのAIモダナイゼーションサービスの立ちあげタイミングで入れるのは大きなチャンスだと感じまして。

採用もできる、大きくなる組織のコアメンバーとして入れること、お客様のモダナイゼーションの標準化をつくっていくという事業内容も魅力でしたね。

――「AIに関わる仕事かどうか」は大前提だったのですか?

江口:はい。過去の企業ではいざ生成AIを使おうとしても、セキュリティやコストの壁が大きく、全社導入には至らないこともありました。

一方でSHIFTは、「AIネイティブなSIカンパニー」と謳い、経営陣が本気でAI活用に取り組んでいる。

実際に、ノープロンプトツール「天才くん」やクローズド生成AIチャット環境「GAI-Chat」のような環境が当たり前のように整っていました。

「どう使い倒して利益を出すか」を求められる環境。この本気度に、私は賭けてみたいと思いました。

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AI駆動開発×標準化(DQS)がもたらす、SIerの常識を覆すスピード感

――入社後、実際にAI駆動でのモダナイゼーション案件に携わって、何を感じましたか?

江口:一言でいえば、「SIerの常識が崩壊するスピード」を感じました。

先日登壇したイベントでもお話ししましたが、これからの開発体制は劇的に変わります。従来はPMがトップに立ち、その下に複数のSE、さらにその下に大勢のプログラマーが連なるピラミッド型でした。

しかしSHIFTが目指すのは、PMと少数のAIエンジニア、そして「AIノード」と呼ばれる24時間365日稼働するエージェントが協働する体制です。

人間が稼働していない間も、AIノードであるDevinやClaude Codeが設計を読み解き、コードを生成し、テストを実行する。従来なら1ヶ月かかっていたドキュメント作成や実装が、数日で終わってしまう。

いまや、お客様やPMの「人によるレビュー」が一番のボトルネックになるという、逆転現象が起きているんです。

――AIは便利な反面、出力が不安定だったり、品質にバラツキが出たりする懸念がつきまといます。SHIFTだからできるAIモダナイゼーション、その強みはどこにあるのでしょうか。

江口:高品質・高生産性を実現する独自のシステム開発フレームワーク「SHIFT DQS(Development Quality Standard)」がある点です。

SHIFTには、コンサル出身の経営陣や技術スペシャリストたちが磨き上げてきた、標準化された手順書とテンプレートがあります。

AIにDQSを徹底的に読み込ませることで、出力のブレを最小限に抑え、誰がAIを操作しても「SHIFT品質」のアウトプットが出る仕組みになっています。

開発標準自体は大手SIerにもあると思いますが、SHIFTでは年間5,000ものプロジェクトが走っておりDQSがつねにアップデートされつづけています。

個人のスキルに依存せず、組織として高い品質のアウトプットが出せる仕組みを整えている。これがSHIFTがもつ一番の武器だと感じています。

――お客様の反応はいかがですか?

江口:驚かれていますね。これまではMicrosoft ExcelやMicrosoft Wordで資料をつくり、ウォーターフォールで進めていたのが、我々が入ることでスピード感が一変します。

ドキュメントがなくて困っている場合にもAIを使うとスピードはやく成果物を出せますから、「レビューが追いつかない」といううれしい悲鳴をいただくこともあります。

いままでは、「工数(人月)」を売るビジネスだったのに対し、AI駆動開発は、「価値(スピードと品質)」を売るビジネスです。

お客様にとっても、はやくシステムが刷新されることはビジネス上の大きなメリットになります。この三方よしの関係をつくれるのが、SHIFTのAIモダナイゼーションのおもしろさです。

未整備な道をブルドーザーのように切り拓く仲間へ

――いま特に仲間になってほしい「大規模プロジェクトを経験したPM」のなかには、AI時代にこれまでのPM経験は役に立つのかと不安を抱えていらっしゃる方もいるかなと思うのですが。

江口:技術を理解したうえでの「泥臭い合意形成力」こそが、AI時代にもっとも価値をもつと考えています。

たとえば、現在担当している大手SIのお客様の案件。ある基盤に古いフレームワークを使っていることからすぐに対応が必要なのですが、必要な改修費用と予算が合わず非常に困難な状況です。

日本のIT構造の限界を感じましたね。ブラックボックス化したシステムに対して技術の深い部分を理解している専門家がいなかったり、ビジネス側の人たちが技術的なリスクを正確に把握できていなかったりする。

こうした「放置された時限爆弾」のようなシステムは、氷山の一角だと思います。

だからこそ、いまSHIFTのような存在が必要なんです。

こうした難題に対し、AIを使って工数を圧縮しつつ、「どこまでを今回の予算でやりきるか」「何がビジネス上の価値か」を整理し、知恵を絞ってお客様と合意点を見つける。

この「技術的な裏づけをもって、人と交渉するスキル」は、厳しい環境で揉まれてきたPMにしかできないことです。

AIは爆速でアウトプットを出しますが、お客様の懐事情やビジネスの優先順位までは汲み取ってくれませんから。

――PMにしかできない仕事はある、と。一方で「責任は重いのに評価されない」と感じているPMも多いように感じます。

江口:そうですよね。PMはプロジェクトの全責任を負っているのに、会社の硬直的な評価基準のせいで給料が上がらないのはよくあることです。

SHIFTには、PMがもっと評価されるべきだという考えがあり、そのための評価基準も整っています。「AI駆動PM」として、これまでの経験を武器に、さらに待遇も追求したい方には最適な環境だと思います。

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――最後に、転職を考えているPMの方々へメッセージをお願いします。

江口:AIについては「会社が禁止していて使えない」という方も多いでしょうから、業務で使えていなくても問題ありません。

重要なのは、「AIを活用したい」という意志のもとプライベートで少しでも実際にさわっていること、そしてこれまで培ってきた現場での経験です。

AIはあくまでツールであり、それをどう使うか、どうプロジェクトを成功させるかは、みなさんのPMとしての腕にかかっています。

私はよく、いまのSHIFTを「迷路のような、未整備な道」と表現します。15,000人規模の大企業でありながら、中身は驚くほどベンチャー。

ルールが固まりきっていない場所を、ブルドーザーのように自分で道を切り拓きながら進まなければなりません。

「そんなSHIFTで、社会的に意義のある仕事がしたい。お客様の事業に貢献したい」という気概のある方と、ぜひいっしょに働きたいですね。

――まずは江口さんとお話ししてみたい、という形でも大丈夫でしょうか?

江口:もちろんです。キャリアの悩みを抱えている方は多いでしょうから、一度カジュアルにお話ししたいですね。面接という堅苦しい形ではなく、まずは相談からでも大歓迎です。

――本日はありがとうございました!

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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大企業の強さ×ベンチャーのはやさ。営業のふたりが語るSHIFTの魅力と、ここで掴んだ成長 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1494/ Thu, 08 Jan 2026 00:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=49154

「営業として、もっと力をつけたい」

――もしあなたが、よりはやいスピードで、より大きなフィールドで、自身の営業力を伸ばしたいと考えているなら、SHIFTはあなたのキャリアを大きく飛躍させる場所になるかもしれません。

今回の記事では、実際に営業の最前線に立つふたりが登場します。

なぜ彼らはSHIFTに惹かれたのでしょうか。

その経歴と転職の意思決定プロセスを紐解きながら、大企業の基盤とベンチャーのスピード感をあわせもつ、SHIFT営業ならではの独自の魅力、そして彼らが手に入れた成長実感に迫ります。

  • 製造ソリューション営業部 製造ソリューション営業1グループ 十亀

    新卒で不動産会社での営業職を経験。その後、会計・人事給与領域の業務およびシステム導入支援、日系SIer・外資系SaaS企業での法人営業を経験。2023年よりSHIFTにてERP・SaaS関連企業やITコンサルティング会社向けの新規・既存営業を担当。

  • 金融営業部 決済・リース営業グループ グループ長 大田黒 敦

    ERPパッケージベンダーにて金融業界向けの営業を約7年間経験。数字へのこだわりと営業の基礎を学び、チームマネジメントにも従事。2024年1月SHIFT入社。大手金融機関の担当や新規顧客の開拓を積極的に行い、入社10ヵ月でグループ長に就任。

目次

ベンダーフリーだから、お客様にベストな提案ができる

――まずは、おふたりがSHIFTに入社されるまでの経歴について教えていただけますか?

十亀:IT営業になる前に他業界、他職種をいくつか経験したのち、IT系企業でのシステム導入支援アシスタントになりました。

そこから本格的にIT業界へ進み、日系のSIerで約10年間、スクラッチ開発や自社BIツールの提案営業を担当しました。直近では外資系のSaaSベンダーで、中小企業向けのセールスを4年半ほど経験しています。

大田黒:私は新卒でERPパッケージ製品をもつ独立系SIerに入社し、7年間、営業としての基礎と数字へのこだわりを学びました。

――おふたりとも経験社数は違いますが、IT製品をもつ企業での営業職だったんですね。転職を考えた理由は、何だったのでしょうか?

十亀:業績不振をきっかけに転職を考えるようになり「自社製品を開発しているITベンダーに行きたい」と漠然と考えていました。

SHIFTに興味をもったのは、「企業規模を拡大させながらもベンチャー気質を忘れず、クロスセルできる商材をたくさんもち、お客様とのタッチポイントをつくりやすい」と知人から聞いたためです。

大田黒:私は、前職でERPパッケージを金融業界向けに販売していましが、今後はERPだけでなく、より幅広いITサービス全般を取り扱い、業界の動向や自分自身の適性を見極めたいと考えたのがきっかけです。

――選択肢は複数あったと思いますが、SHIFTへの入社を決めた、一番の理由は?

十亀:あらゆる商材を、営業が自分の裁量で自由に組み合わせてご提案できる点です。

お客様の課題にきちんと向き合えるし、自分自身も飽きずに「長く楽しめる」営業活動ができるのではないかと思い、入社を決めました。

大田黒:私も、製品やソリューションにとらわれずに幅広いサービスを提供できる「ベンダーフリー」である点に強く惹かれました。

お客様が本当に求めていることに対して、ベストなご提案ができる環境に強く惹かれました。

それに加えて、外から見ていても事業成長の勢いがありましたし、入社したらその秘訣を知ることで自身の成長につなげられるのではと考えたのが決め手です。

入社して感じる、大企業の強さ×ベンチャーのはやさ

――実際に入社されて、SHIFTの営業の魅力はどんなところだと思いますか?

十亀:お客様に提供できる価値、つまり「営業の武器」がどんどん増えていく点です。商材が幅広いうえに、それらの開発スピードが頭ひとつ抜けています。

1〜2ヶ月に1回くらいのペースで新しいサービスや製品が生まれて、すぐに営業が提案できるようになるんです。

しかも、既存サービスの延長線上ではない、まったく新しい切り口のものも非常に多いと思います。

大田黒:その点は、私も非常に魅力的だと思っています。しかも新規サービスを考えるのは開発部署だけではありません。

お客様の声を直接聞く営業が、求められているソリューションを自分で考えて社内を巻き込むことで、サービス化されることもあります。既存の枠組みにとらわれない環境は非常にやりがいがありますね。

――お客様の課題から新サービスが生まれた具体的な事例を教えてください。

大田黒:私が担当する金融業界では従来、金融情報システムセンター「FISC」が策定したセキュリティルールに準拠するのが一般的でしたが、昨今、世界標準である「NIST(米国国立標準技術研究所:National Institute of Standards and Technology)」が発行したガイドラインに沿うものへ移行する潮流があります。

その対応を支援できないか、というご相談でした。

そこで社内を探したところ、偶然にもNISTに非常にくわしいメンバーがひとり見つかったんです。

彼を連れてお客様先へ伺ったところ、見事に話が弾み、その専門家と実働メンバー1名で新規契約が決まりました。

――そのひとりの専門家の知見からはじまった案件を、どのように広げていったのでしょうか?

大田黒:ここからがSHIFTの面白いところで、その支援内容をすぐにパッケージ化、つまり「型化」したんです。

これにより、専門家がいなくても、ほかのセキュリティサービス部のメンバーで対応できる体制を整えました。

先日も金融営業の全部門に向けて勉強会を開き、まさにいま、拡販しているところです。お客様の課題解決から生まれた1つの成功事例を、すぐに横展開してビジネスを加速させていく。

ほかにも例えば、大規模なユーザーを抱えるフィンテックサービス、特に新しい形の決済ソリューションを提供されている事業者様向けに特化したテスト支援ソリューションを作成したことがあります。

市場の変化に迅速に対応するこのスピード感は、営業としても非常にやりがいを感じます。

――お客様に対して「それはできません」といわざるを得ない、そんなシーンはSHIFTにはなさそうですね。商材以外の面で、SHIFTらしさを感じる魅力はありますか?

十亀:「ベンチャー気質を忘れていない」点ですね。SHIFTはすでに大きな会社ですが、組織の壁がとても低いんです。

例えば、ひとりの営業担当者やサービス部門の担当者が企画を考え、部門を越えてほかのメンバーを巻き込んでいく、ということが柔軟に行われています。

この勢いは、ほかの会社ではなかなか味わえない感覚だと思います。

大田黒:部署間の連携はたしかに密ですね。専門的な知見が必要な場合は、デリバリーメンバーにプリセールスとして提案段階から入ってもらいます。

提案書をいっしょにレビューしてもらったり、お客様へのご説明に同席してもらったり、一体となって動くことは頻繁にありますね。

それとベンチャー気質という点でいえば、意思決定もはやいのがSHIFTの特徴です。

まさに大企業が動いたときの「トルクの強さ」と、ベンチャー企業の「回転率のはやさ」がうまく噛み合っている感覚です。だからこそ、会社全体がこれだけ強く、はやく動けているのだと日々実感しています。

――先ほど伺った豊富なサービスを活かせる組織文化があるということですね。

十亀:はい。サービスや製品に制限がないからこそ、一度お付き合いがはじまったお客様と長く、そして深い関係を築くことができます。

ある部署の課題を解決したら、次は別の部署が抱えるまったく違う課題に対して、別の商材で価値を提供する。

そうやって、会社全体のパートナーとして頼りにしていただけるのが、SHIFTの営業として働く大きなやりがいです。

本質的な課題を見抜く力が必要。ビジネスインパクトも大きい

――大田黒さんは、入社理由である「ベンダーフリー」という提案スタイルにどのような面白さ、あるいはむずかしさを感じていますか?

大田黒:面白さは、お客様の本質的な課題解決にまっすぐ向き合える点です。

むずかしい点としては、提案できるサービスの幅が本当に広いため、お客様の言葉を聞いているだけでは、ベストな提案にたどり着かないことがある点だと思います。

お客様の売上向上や理想の実現に貢献するためには、お客様の要望のさらに奥にある本質的な課題を見抜き、道筋を示す力が必要になる。

そこがむずかしくもあり、営業としての腕の見せどころだと感じています。

――営業として、特にやりがいを感じた事例を教えてください。

大田黒:大手通信事業者様のお引き合いでは、十数年ぶりの300億円規模の大規模システム刷新案件に対して、長年築いてきた信頼関係を基に踏み込んだご提案をし、PMOとして参画。

PMO4名体制でご支援を開始しましたが、今後はUAT支援も含め20~30名体制へ拡大する見込みです。

ノンバンク事業者のお客様の例もあります。

最初はRFP(提案依頼書)の作成支援から入ったのですが、初回訪問から具体的な課題を次々と抽出し提案をしたところ、お客様から「このままSHIFTにプライムベンダーとして案件全体を仕切ってほしい」と前例のないご依頼をいただきました。

案件規模は、約20億円。SHIFTから各ベンダーに発注する、まさに総仕切り役です。

――SHIFTの営業が扱うビジネスの規模は非常に大きいのだと、実感しました。

大田黒:そうですね。そもそも目標のスケールが違います。

これは営業として尻込みするポイントかもしれませんが、同時に大きなやる気にもつながります。

数年かけて数億円の案件を取るのが一般的なSIerの世界と比べると、SHIFTの営業が生み出すビジネスインパクトは桁違いに大きいですね。

――SIerやコンサルティングファームなど、多くの競合がいるなかで、お客様はなぜSHIFTを選んでくださるのだと思いますか?

十亀:一番の理由は「デリバリー力」の強さにあると思います。お客様からすると、課題ごとに複数のベンダーに相談して、自分で交通整理をするのは大変ですよね。

その点、SHIFTは商材が非常に多いので、お客様は「SHIFTという1つの窓口に相談すれば、ワンストップで解決してくれる」と期待してくださっています。

大田黒:人の面もSHIFTの大きな強みですね。入社される方々は、年齢や経歴に関わらず、“SHIFTらしさ”を備えた方が多いと感じます。

前向きで行動がはやく、高い壁ほど喜んで挑戦していけるような精神性をもったメンバーが、若手からベテランまで揃っている。これは組織として非常に強いですし、面白い点です。

「いままで見てきた世界は狭かったんだな」営業としての成長実感

――大田黒さんは入社後、短期間でグループ長へ昇格されていますが、スキルアップを実感する点はありましたか?

大田黒:それはつくづく感じますね。まず、扱うサービスが多岐にわたるので、IT全般の知識が格段に広がりました。

アジャイル開発やセキュリティなどの知識はSHIFT入社後に身につけて、いまではお客様に自信をもって説明できます。

マネジメントスキルも大きく成長しました。グループ長を任されたのも、マネージャーとしての働きを期待されてのことだと捉えています。

――十亀さんは、SHIFTに来てから得られた成長実感はありますか?

十亀:経営層と現場、双方の視点での課題をつなぎあわせる役割を通じて、「お客様の会社全体をよくしていく」というダイナミックな経験が積めている。この経験こそが、私にとっての大きな成長実感です。

前職では中小企業の経営者の方々とお会いすることが多かったのですが、SHIFTに入ってからは開発現場の方ともお会いするようになりました。

アプローチする層がこれだけ幅広い環境は、ほかではなかなか経験できないと思います。

――今後のキャリアについては、どのようにお考えですか?

十亀:私個人の希望としては、マネジメント職に進むよりも、営業のスペシャリストとしてお客様との接点をもちつづけたいという思いが強いです。

やはり、お客様の課題を直接お聞きできる「現場」に近いところにいたいです。

大田黒:私も、いまはプレイングマネージャーを務めていますが、今後もプレイヤーとしての役割は変えずにいたいと思っています。

SHIFTは、本人がやりたいキャリアを見つけて、それを歩ませてくれる会社。もしこの先、考えが変わったとしても、上司に相談すればやりたいようにやらせてくれる安心感があります。

SHIFTでは、自分が見ようとしたぶんだけ景色が広がっていく。いまは、その景色の真ん中に立っていることが、何より誇らしいですね。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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事業会社と外資系ファームを渡り歩いたPMが語る:SHIFTで実現する「ERPコンサルタント以上」へのキャリアアップ  https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1495/ Tue, 23 Dec 2025 00:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=49093

この記事では、外資系総合コンサルティングファームからキャリアをスタートし、事業会社の代表や外資系ITベンダーでのアプリケーション統括など、約30年にわたり多様な経験を積んできた半田氏へのインタビュー内容をもとに、SHIFTのERPコンサルタントとしての強みや環境について解説します。 

ERPコンサルタントとしさらなるキャリアアップを目指す方」や「事業会社とコンサルの違いを実体験から知りたい方」、に向けて、次なる環境を見極めるためのリアルな判断材料をお届けします。 

 

この記事が答える問い: 事業会社や外資系ファームやITベンダーなど多様な環境を経験したコンサルタントが、ERP領域でのキャリアアップの場としてSHIFTを選ぶ決め手と、そこで得られる経験は何か? 

結論: SHIFTへの転職を決める最大の理由は、年齢に関係なくつねに新しいチャレンジができ、ルールや制約に縛られず、柔軟にお客様の課題解決に向き合える点です。事業会社が抱える「痛み」や急成長の過程で生じる課題を自社の実体験として共有し、お客様の運用コストや事業インパクトまで踏み込んで伴走することで、「コンサルタント以上」の価値を提供できる環境が整っています。 

  • エンタープライズコンサルティング本部 半田

    アクセンチュアでテクノロジーアーキテクトとして業務改革・基幹システム刷新を推進。Microsoft系ソリューションの専門性を活かし、アバナードの立ちあげにも参画。福祉サービス事業会社の代表も担った後、日本オラクル、日本IBM、ガートナージャパン、それぞれのコンサルティング部門で大規模変革プロジェクトの企画・実行支援を数多く手がけた。2025年9月、SHIFT入社。

目次

「新しいことへの挑戦」を重ねた30年という月日

――まず、半田さんのキャリアの変遷を紐解いていきたいと思います。大手ファームだけでなく外資系ベンダー、事業会社の代表など多様な経験をされていますが、そのなかでご自身の想いはどのように変遷してきたのでしょうか。

半田:もう30年ほど前になるのですが、新卒でグローバル総合コンサルティングファームに入社しました。そこで早々に私が目指したのが“テクノロジーアーキテクト”というロールでした。

自分が一番貢献できるのは、「論理的に考え、仕組み(システム)を提供することでお客様のビジネスに貢献する」という点だと考えたからです。お客様がAからBへと変容する、そんな大きな変革をテクノロジーで支援しようと。

最新の技術であるかどうかに関わらず適したシステムを選択し、スムーズに導入し活用してもらう。そのためにお客様にとっての本質的な課題を解きほぐしていくことを大切に10年間走りつづけました。

――テクノロジーで課題を解くという軸を早期にもたれたんですね。そして10年という節目で、次のステップに進まれたと。

半田:はい。そのころMicrosoft系の仕事が強みになっていたこともあり、Microsoft特化のグローバルなITコンサルティング・システム開発会社の日本法人立ちあげに参画しました。

CTO、デリバリー統括、APACモビリティ統括やデジタル統括といったポジションを担いました。

ゼロからの立ちあげでしたが、当時は「エンジニアを幸せにする会社にしたい」という一心でした。

無駄な経費は削減し、その分をエンジニアの教育や成長に投資したい。会社をイチからつくる意義や使命を定義しながら奔走しました。

こうしてふりかえると、私は「新しいことに挑戦したい」という想いでキャリアを選んできたと思います。

――福祉サービス事業会社の社長も経験されたのも、新しいことに挑戦したいという想いから?

半田:ええ。コンサル業ではないですが、経営の現場を知るいい機会とも思って。

グループホームなどの施設を展開していたのですが、障がい者の方向けの旅行事業や、採用力強化のために地域向けに開放したスペースもある社内保育園など、新規事業も立ちあげました。

ここでの経験で、中小企業の社長が抱える生々しい悩みを痛感したんですよ。それを解決したいという気持ちはその後のキャリアにもつながっています。

――経営の当事者としての悩みを実際に経験されたんですね。そして再びIT業界に戻られます。

半田:はい。自分の役割を果たしたと感じてコンサル業界に戻ろうというときに、外資系ITベンダーが最初に声をかけてくれたんです。今後SaaS時代には、「製品を抱えたコンサルが主流になるのでは」という当時の考えもあって入社しました。

すでに得ていたマーケティングや会計の知識も活かせられるだろうと。

200名以上をマネジメントしていたのですが、「Fit to Standard」がお客様にとってのベネフィットになると信じて、事業展開することに意義を感じていました。

ただこれは想像に易いと思いますが、自社製品しかお客様に提案できないという壁に直面しまして。

―――自社製品だけで課題をすべては解決できない、でも自社の売上のためには売る必要があって、というジレンマはよく聞きます。

半田:そうです。それでさまざまな製品やソリューションを組み合わせて提案する、コンサル的な立ち位置のグローバルテクノロジー企業へ転職しました。

ただそこではお客様の意思決定に関わる機会が少なかったこともあり、中期計画やIT戦略の策定に関わり課題解決したいという気持ちが募りまして。

もう一度、戦略コンサルタントになろうと別のファームへのチャレンジを決めました。

シニアマネージングパートナーとして、数十億円規模の費用削減プロジェクト推進や、公共部門の事業立ちあげに携わり、新たな市場開拓を中心に取り組ませてもらいました。

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SHIFTは「痛みを知る企業」だからこそ、お客様の変革に寄り添える

――スケールも大きくやりがいもあったと想像しますが、そのうえでなぜSHIFTへ入社を?

半田:実は「そろそろ引退してもいいかな」とも思っていたんですよ。でも、国際情勢は不安定だし、隠居している場合でもないなと。

それにキャリアが終末に近づくなかで、会社を変えることで新しいチャレンジができるならそうしようと、考えも変わってきたんです。

フラットな目で、これからのキャリアをいっしょに歩める会社を探そう。そう思って転職活動を進めてSHIFTに出会いました。

SHIFTを選んだ理由は、「社内に多様な可能性を感じたから」です。この歳になっても「新しいチャレンジ」ができる環境がある。それが一番の理由ですね。

――キャリアの軸が一貫していますね。現在はERPコンサルティングを展開する本部に所属して、ある事業の立ちあげ中とか。日本のERP業界の課題をどう捉えていますか?

半田:お客様側に「システムを導入しないとDXは進まない」という強い思い込みがあることです。

従来のシステムを使いつづけても構わないと思いますし、逆にいえば、新しいものにしたからといって簡単に変わるわけではありません。

費用対効果のよい“Fit to Standard”か、高額投資してカスタマイズするか。このように二分されるのが業界の傾向ですが、目的やビジョンも曖昧なままではいずれにしても本質的な解決にはつながりません。

――そうした課題に対して、SHIFTには解決力があると?

半田:いまの多くの国内企業に欠けているのは、成長のための原動力です。採用力、営業力、予実管理の徹底など、成長のための基盤をもっている企業は日本でも本当に少ない。

その特効薬が、SHIFT自身が急成長の過程で経験した「痛み」と「失敗と成功の実体験」だと思っています。成長の流儀、とでもいいましょうか。

SHIFTは高い成長目標を掲げ、東証プライム上場後いまや従業員数が1万人、売上も1,000億円を超える規模の会社に成長しました。

では他社でもパッケージを入れたら同じような事業成長が再現できるかというと、そんなことはありません。

これだけはやい成長の裏で湧きあがる課題にとことん向き合ってきたのがSHIFTであり、いまも生まれつづけるそれらと対峙しつづけるからこそ、SHIFT自身がリファレンスモデルになれる。

外資系ファームが「アメリカで流行っているから」とお客様にご提案する理論や、「いわれた通りつくります」という御用聞き的なベンダーとは違い、私たちは実体験による「成長の流儀」を共有し、お客様への施策に反映できるんです。

――なるほど。SHIFTの強みは、課題の当事者としての視点に立って、いっしょに悩めることともいえるかもしれませんね。一方で、カスタマイズが前提になっているERP業界に対しては、Fit to Standardへの価値観の転換も必要ではと思うのですが。

半田:Fit to Standardのほうが真に価値があるという場合に、それをお客様に理解いただくためにはコンサルタント側に圧倒的な知識量や経験値が必要です。

でももっと必要なことはお客様の立場になって考えるという工夫だと思っているんですよ。

例えば日本の建設業には「半金半手(代金の半分を現金、半分を手形で支払う)」という独自の商習慣がありますが、多くの海外製ERPパッケージには当然そんな標準機能はありません。

いままでは「アドオン開発しましょう」と対応してきましたが、主要なERP製品がSaaS化し、定期的にアップデートされるなか、つくり込みの運用保守は本当に大変になります。

しかし、「大変だから諦めましょう」とはいえません。なぜなら、半金半手は資金繰りにものすごいインパクトがあるからです。

私たちは、2026年度末を目途に紙の手形が廃止される背景も踏まえ、手形の問題一つにしても、多様な手段を提示します。

パッケージ機能の組み合わせ、「これを機にやめる」という変革、暫定期間中の低コストなつくり込みやツールの導入など、選択肢は山ほどありますが、重要なのは、お客様に成り代わって、それぞれの手段がもたらす運用コストやインパクトまで踏み込んでいっしょに考えることです。

真の落としどころをみつける、ともいえるでしょう。「カスタマイズしない場合にはどうするかはお客様側で考えて」と切り捨てるなんてもってのほか。

ユーザーのワークライフバランスや負荷はどうなるのか。その答えまでいっしょに考えるのがERPコンサルタントのあるべき姿だと私は考えています。

殻を打ち破ってほしい。「コンサルタント以上」の存在になれる、“うってつけの環境”だから

――半田さんがこれから実現したいビジョンをお聞かせください。

半田:個人的にはこの会社のなかで意義のある存在になりたいですし、できるだけマネジメントする範囲を広げたいと思っています。高いところに立たないとみえない景色や、やれないことがあるからです。

それから日本をよくしたいという思いもあります。日本にはまだ成長の余地があると信じています。

経済的成長ももちろん、それ以外の幸せといった文脈での成長もまだまだ可能性がある。ITに携わりながら、何らかの形で日本に貢献したいと思っています。

――そんな半田さんとともに働くメンバーを募っているのですが、採用の場面ではコンサルティングファームと比較されることも多くて。SHIFTで働く魅力を半田さんの視点で教えてください。

半田:私は外資系にいたので、その経験からすると本国のルールや制約に縛られないところでしょうね。

私自身、入社して間もないですがSHIFTは、「何でもやる」スタンスだと痛感しています。業界・業種を問わず、お客様のペインポイントがあれば迷わずトライできる。

お客様のためになるなら泥臭くてもやる。「型にはまらないアメーバのような柔軟性」こそが、SHIFTの最大の強みであり、コンサルタントとしての武器を増やせる環境だと思います。

――最後に、これから仲間になる方へメッセージをお願いします。

半田:SHIFTは、ERP「コンサルタント以上」の存在になりたい人には、うってつけの環境です。

既存の殻に閉じこもらず、お客様のために何ができるかを考え抜き、自分の限界を突破したい人。「これぐらいでいいや」とは思わずに、四六時中、移動中にも解決策を考えてしまう。

そんな人にとって、SHIFTは「うってつけの環境」になるはずです。

トライや失敗を許容してくれるSHIFTで、日本の未来のために、そしてお客様の真の成功のために、ともに新しいチャレンジをしましょう。

――「コンサルタント以上」、そして「日本のために」。非常に熱いお話をありがとうございました!

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

記事のポイントはやわかりQ&A

Q1. 外資系ファームや事業会社を経験した人材がSHIFTを選ぶ理由は何ですか?  
A1. SHIFTを選ぶ主な理由は、ルールや制約に縛られず、年齢に関わらずつねに新しいチャレンジができる柔軟な環境があるためです。これまでの多様な経験を活かしながら、お客様のペインポイントに対して泥臭くアプローチできる点が評価されています。 

Q2. 事業会社とコンサルの違いを実体験した上で、SHIFTのERPコンサルタントはお客様にどのような価値を提供できますか?  
A2. 事業会社の経営で直面する生々しい悩みや、自社が急成長する中で経験した「痛み」を実体験として共有しながら提案できる点が最大の価値です。単にシステムを導入するだけでなく、お客様の商習慣や運用コスト、事業へのインパクトまで踏み込んで真の落としどころを一緒に見つけることができます。 

Q3. ERPコンサルタントが転職してキャリアアップを目指すにあたり、SHIFTではどのような成長機会がありますか?  
A3. SHIFTでは、特定の製品や既存のパッケージ機能にとらわれず、お客様の状況に合わせた多様な解決策を自ら考え抜き、実行する機会が豊富にあります。自社製品の販売や決められた枠組みに依存せず、本質的な課題解決に注力できるため、ERPコンサルタント以上の存在へと成長できる環境です。 

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“プロセスの型化”が、私に戦う力を与えてくれる。SHIFTがほかファームとは違うといわれる理由 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1491/ Thu, 11 Dec 2025 01:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=48514

「成果物の型じゃない。“動き方、考え方の型”があるんです」。

こう語るのは、コンサルティング部の山村です。SIer、大手コンサルでの経験をもつ彼女は、SHIFTの強みを、“プロセスそのものが型化されている”という点にあるといいます。

「課題解決の先の“あるべき姿”と、そのために“できること”のギャップを、どう埋めればいいのか迷わなくなりました」。

現在は、あるデータプラットフォームの基盤構築という前例の少ない市場で、お客様から「SHIFTはほかファームとは違う」との声をいただいているとのこと。

彼女はその違いをどう感じているのでしょうか。

そして「プロセスの型化」をはじめとしたSHIFTのコンサルティング部がもつ特徴は、どんな成長を彼女にもたらしているのか探ってみました。

  • コンサルティング部 山村

    新卒で独立系ITコンサルティング企業に入社、機関投資家向けのASP型株式トレーディングソリューションの要件定義から運用保守、プロジェクトマネジメントを経験。その後、独立系総合コンサルティング企業にて新事業開発やシステム企画構想支援、業務改善案件を中心に従事。2025年1月SHIFT入社。

目次

「管轄外です」。専門領域の壁にぶつかってSIerからファームへ

――まずは、山村さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

山村:私は、新卒で金融業界に強い独立系SIerに入社し、証券業界向けに金融商品の取引サービス(ミドルウェア)に関して、プリセールスから開発、運用保守まで携わりました。

開発やテストも経験したのち、PMとして顧客折衝をするようになりました。

そのなかで、自分が担当するトレーディングという領域だけでは解決できず、お客様から相談されても「弊社の管轄外です」と断らざるを得ない状況が増えてきて。

「もっとお客様の課題解決に踏み込みたい」と思うようになりました。

コンサルティングファームに転職してからは、お客様先にほぼ常駐し、企画策定からリリースまで伴走支援していました。コンサルという職種は私にはあっていたようで、充実した毎日を送れていました。

――SIerとコンサル、両方を経験されていますが、どんなスキルが身についたと感じますか。

山村:「お客様をとことん理解する」という姿勢です。

SIer、コンサル時代ともにプログラミングのコードやマニュアルをひたすら読み込んで、お客様のシステムや業務について解像度高く理解することを徹底してきました。

それによって、本当に効果のある解決策を提案できますし、見積もりの精度も上がります。

結果的にお客様の期待値コントロールもしやすくなる。「まずはお客様とシステムの現状を理解することが一番大切だ」という価値観は、私の仕事の根幹になっていますね。

「標準化・型化」への共感。代表の強い想いがコンサル事業にも浸透している

――前職には満足していたものの、プライベートの事情もあってSHIFTへ転職されたと聞いています。

山村:はい。ただ振り返ってみると、前職は実務を通じて学ぶ傾向が強く、コンサルタントとしての「型」や「あるべき姿」を会社として教える文化はありませんでした。

SHIFTに入社してから、ロジカルシンキングなどの勉強会に参加して、はじめて体系的に学ぶ機会を得て。当時はそういった、「足りないこと」に気づけていなかったような気もします。

――それはうれしい収穫ですね。働き方の条件があうことに加えて、入社を決める際に「SHIFTなら大丈夫だ」と思えた要素はありましたか?

山村:面接を通して感じた社風のよさです。SHIFTは、創業者がいまでも代表として、自身の考えや想いを会社全体に浸透させようとしています。

面接では、社長が何をしたいから会社をつくったのかという思いを一人ひとりに届けようとしている姿勢が伝わってきました。

SHIFTがテスト事業をはじめたきっかけが「標準化」や「型化」にあるという話が特に印象に残っています。

私自身、これまでの経験上、業務が属人化して一部の人に負荷が偏ったり、障害が起きたりするのを目の当たりにして、標準化の重要性を痛感していました。

その「型化」の考え方は、コンサルティング事業にも適用されています。

コンサルはソフトスキルで型化しづらい職種ですが、SHIFTではそこにも「型」を取り入れて若手を育成しようとしています。これも社長の想いが部署に浸透しているからこそだと感じ、強く惹かれましたね。

事実がなさすぎる超上流案件。ゼロから仮説を立ちあげる

――ここからは入社後について教えてください。いまはどのような案件を担当されているのですか?

山村:ある大手製造業のお客様で、データを活用したプラットフォームビジネスを立ちあげるための基盤構築をご支援しています。

事業戦略から企画構想、RFI作成まで、いわゆる「超上流」といわれる工程です。

その案件では、私がPM兼PLを務め、ITスペシャリストのシニアマネージャーと新卒メンバー、そしてプロジェクト責任者という4人体制で動いています。

私はプレイングマネージャーとして、新人の育成やレビューをしつつ、自分でも手を動かして戦略を考え、足りない知識はスペシャリストの方に助けてもらう、という形です。

――超上流工程で、しかも新しい領域。むずかしさもあったのではないでしょうか?

山村:一番の壁は、とにかく「事実がなさすぎること」でした。まだ市場が立ちあがっておらず、お客様も運用経験がない。

AIにも答えが出せない、ほぼ想像の世界でビジネスを考えなければいけません。

先行事例や類似する事例を海外からもかき集めて、「将来こうなるのではないか」とゼロから仮説を立てていくプロセスは、過去に経験したことがなく、非常に大きな壁でした。

――お客様からは、「SHIFTはほかのコンサルとは違う」と評価されたそうですね。山村さんから見て、何が違うと感じますか?

山村:一番は「事実をひたすら集めて、フレームワークにとらわれないこと」だと思います。

コンサルというと、フレームワークに当てはめて「こうあるべきだ」と提案するイメージがあるかもしれませんが、実際にはそれに当てはまることって少なくて。

その点、SHIFTはフレームワークにとらわれません。

思考プロセスを磨き、最後までもがききって糸口を掴む

――先ほどおっしゃっていたSHIFTの強みである「型化」と、「フレームワークにとらわれない」というのは相反するように思いますが、どう両立するのでしょうか?

山村:フレームワークは成果物に近いイメージですが、SHIFTがいう「型」は、もっと手前の「考え方のプロセス」なんです。

例えば、SHIFTでは「まず徹底的に事実を集める」「集めた情報のなかから違和感をみつける」「その違和感が正しいか仮説検証する」といった、思考の道筋そのものが型化されています。

この「考え方の虎の巻」に沿って進めることで、フレームワークという結論ありきの思考に陥らず、お客様にとって本当に価値のある提案にたどり着けるんです。

――SHIFTで働くなかで、ご自身がもっとも成長したと感じる点はどこですか?

山村:たくさんありますが、一番は「結論を急がなくなった」ことですね。最初に立てた仮説も追加の情報が手に入ったり、何度も検証したりするうちに「違った」と気づくことが多々あります。

そのときに、つくったものを惜しまずにバッサリ捨てられるか。さまざまな仮説を考えては壊し、また考えては壊す。

この繰り返しのなかから、最後に本当の道筋を見つける。何かに固執せず、この「最後までもがく力」が身についたと思います。

――どこまでの裁量が与えられているのか、についてもお伺いしたいです。

山村:ゴール設定から推進まで、裁量をもたせてもらっています。もちろん、SHIFTという会社の看板を背負っているので、上長による厳しいレビューという「防波堤」はあります。

でもそれは、自分が立てた仮説をより高めるための建設的なフィードバックであり、裁量が狭いとは感じません。

自分の考えをまず社内でぶつけて議論し、納得したうえでお客様と対話する。裁量をもちつつ、お客様への価値提供という両輪で進められていると感じます。

「症状」から「原因」へ。コンサル脳への転換を助ける型

――前職ではおひとりで案件に入ることが多かったそうですが、SHIFTでチームで動くようになって得た学びがあれば教えてください。

山村:はい、たくさんあります。

特に戦略案件はすべてがつながっていてタスクの分解がむずかしいのですが、それでも「いまある課題は何か」を自分の頭でシンプルに整理し、分解することで、チームメンバーに仕事を任せられるようになりました。

複雑で曖昧な案件でも、課題をシンプルに分解できればチームとして動ける。

そうして自分ひとり以上の成果を出せるようになったのは大きな学びです。新人に渡すタスクが単なる作業で終わらないよう、育成の視点ももって課題を分解することを意識しています。

――この記事を読んでいる方に、SHIFTのどんな点をおすすめしたいですか?

山村:よくいわれることですが、SIerは目の前の「症状」に対処しがちですが、コンサルは「そもそもなぜその症状が出るのか」という「原因」を考えます。

SHIFTでは、「コンサル脳」への転換を助ける「型」が教育制度として整っています。

ケーススタディを交えながら実務に落とし込む方法を学べるので、「いきなりコンサルなんて大丈夫だろうか」と不安に思っている方には最適な環境だと思います。

――最後に、山村さんご自身が今後どのようなキャリアを築いていきたいか教えてください。

山村:引きつづき、経営層の隣で経営判断をサポートできるような存在になりたいです。

大企業だけでなく、地方の中小企業の経営者様ともいっしょに会社をよくしていく、そんな動きができたら最高ですね。

――ご自身の成長とお客様への価値提供、その両方を追い求める山村さんの姿勢が非常によくわかりました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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SASEとSSEで再び人生の花が開く。喜びを胸に、ネットワークとセキュリティ両面から支援 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1454/ Thu, 21 Aug 2025 01:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=38222

「『喜ばれて喜ぶ』という言葉が好きなんです。私は、技術でお客様を喜ばせたいし、その姿を見て喜んでいる人材でありたい」

本記事の主人公は、セキュリティ・ネットワークサービス部のN.K.です。

「はやくあなたに出会えていたら」とお客様からいわれるほど頼られるN.K.にも、過去には裁量権ややりがいといった観点から、キャリアに悩んだ日がありました。

N.K.がSHIFTと出会い、入社を決断したきっかけとは。入社後、お客様とどのように向き合い、信頼を勝ち得ているのか。インタビュー形式でN.K.に聞きました。

  • セキュリティ・ネットワークサービス部 N.K.

    新卒で大手SIerのグループ会社に入社、保守開発としてPOS保守開発を経験。その後、ネットワーク事業立ちあげのために大手SIerの親会社に出向してさまざまな業種のネットワーク設計・構築を中心にPM/PLとして活動。転職前の2年間は公共・文教領域のゼロトラストモデル開発に従事。SASE、SSE領域に関する最新技術やソリューションに貢献するため2024年9月SHIFT入社。

目次

ネットワーク一筋のプロが選んだ、次なる舞台

――まずは、これまでの経歴を教えてください。

N.K.:はい。私は大学卒業後、大手SIerのグループ会社に新卒で入社し、SHIFTに入るまでずっと同じ会社に勤めていました。キャリアのほとんどをネットワーク畑で過ごしてきましたね。

――ネットワークの世界に入ったのはいつごろだったのですか?

N.K.:キャリアのスタートは、POSシステムの保守開発だったんです。転機は24歳のときでした。

まだ「ネットワーク」という言葉も一般的ではなかったころに、会社がネットワーク事業を立ちあげることになり、その一員としてスキルを学ぶため親会社に出向することになったんです。

仲間といっしょに新しいサービスを立ちあげ、会社も成長していくというなかで得られた達成感は何物にも代えがたかったですね。

そのあとは官公庁、学校、病院、通信キャリアなど、本当にさまざまな業種のネットワーク設計・構築に携わりました。

幅広い領域で学びを得たのが、私のキャリアで最も活きている経験です。

転職を考える直前の2年間は、GIGAスクール構想第2期に向けた文教領域で、国が掲げるゼロトラストのモデル設計やセキュリティ領域の戦略的な部分に関わっていました。

――そこから転職を考えはじめたきっかけは何だったのでしょうか?

N.K.:その2年間はバックヤードのモデル開発が中心で、お客様と接する機会がほとんどありませんでした。

「やはり自分は、お客様と直接関わるのが楽しい」という思いが強くなったのが1つです。

さらに、「裁量権」の問題もありました。

ビジネスプランを進めるにも、立場を越えて積極的に動けないところがあり、私がいうのと裁量権をもつ人がいうのとでは、まわりの動きが明らかに違う。

自分の力で物事を動かせない歯がゆさがありました。

それに加え、会社の方針としてネットワーク事業が以前ほど重要視されなくなってきた感覚もありました。

このまま60歳の定年を迎えたら、再雇用でさらに裁量権がなくなる。

「自分はまだいろいろやりたいのに、このままでいいのか」という違和感や、子どもが社会人になり子育ての責任を終えたことも転職への最後の一押しになりました。

――そうした状況で、SHIFTとはどのように出会ったのですか?

N.K.:私は、リファラル(知人紹介)でSHIFTに入ったんです。毎年年賀状のやりとりをしていたのですが、そこで「そろそろ転職を考えています」と書いたら、連絡をいただいて。

彼がSHIFTにいるとは知らなかったのですが、仕事内容やクラウドにも力をいれていることを聞いて「カジュアル面談を受けてみよう」と思ったのが、私の本格的な転職活動のはじまりでした。

これまで人脈づくりに積極的ではなかった自分を反省していたので、SHIFTならいろいろな人と出会い、新しいチャレンジができるかもしれないという期待ももてました。

――カジュアル面談での印象はどうでしたか?

N.K.:対応してくれたのがいまの上長だったのですが、「セキュリティをやるにも何をするにもネットワークは必須。

その知識をもっている方にご入社いただきたいです」と言ってもらえました。

その言葉を聞いて、「もしかしたら、ネットワーク事業の立ちあげを、もう一度経験できるかもしれない」とわくわくしました。それが、入社を決めた大きな理由の1つです。

加えて、70歳定年制度も大きな魅力でした。実際、入社時研修では、私より年上の方も若手の方もいて、多様な年齢層のメンバーとのグループワークがとても刺激的でした。

裁量と信頼を手に――SHIFTでかなえた理想の働きかた

――入社してからは、どのような業務を担当しているのですか?

N.K.:SASE(Secure Access Service Edge)、SSE(Security Service Edge)といった、いままさにお客様の関心が高まっている領域で、ネットワークとセキュリティ両面の知見を活かして技術支援を行っています。

現在に至るまで、教育系で2案件、省庁や防衛関係ありましたね。最近だと、技術支援で一ヶ月にFAQ数十件ほど対応することもあります。

ネットワークベンダー様とともにお客様支援にあたっているのですが、SHIFTとの最初の取り組みである案件に私がアサインされました。

支援領域は要件定義からテストまで開発工程の全領域で、例えば「リモートアクセスでこういうことがしたいがどうすればいいか」といったテーマに対して提案をします。

あとは、まだはじめたばかりですが、SSEやセキュアアクセスといった製品の習熟度トレーニング、いわゆる学習コンテンツの作成にも携わっています。

実はアサインから約4ヶ月後にはネットワークベンダー様から「これからは、プロジェクトをSHIFTがリードしてくれないか」というお話をいただきました。

私にとっては大きなチャレンジでしたが、自分の裁量で「やります」と即答しました。

さらにその3ヶ月後には、SHIFTがリードする案件が3件に増え、全体としても5案件に。お客様との信頼関係がこうした形として表れています。

――まさに望んでいた裁量権を発揮されているように見えます。

N.K.:遠慮なく意見をいえますし、それを受け入れてくれる環境がある。期待以上に前向きに仕事ができています。

お客様からは「もっとはやくN.K.さん、SHIFTに出会いたかった」と嬉しい言葉までいただき、必要とされている実感があります。

最近では、「新しい座組みでいっしょにビジネスを展開していきませんか」という提案もいただいています。ビジネス創出にまでつながっていて、やりがいをとても感じています。

――短期間でそこまで信頼を勝ち得た背景には、どんな仕事へのスタンスがあるのでしょうか?

N.K.:私は、松下幸之助さんの「喜ばれて喜ぶ」という言葉が好きなんです。「技術でお客様に喜んでもらいたい。

その姿を見て私も喜びたい」という思いが、自分の原動力ですね。

単に技術だけを提供するだけでなく、先方が「なぜこれを必要としているのか」をきちんと聞き、信頼関係を築きたいと考えています。

――泥臭い部分も厭わない、と。

N.K.:はい。リモート対応が多いなかでも、なにかあったら「いっしょにお客様を訪問しませんか」と積極的に声をかけています。

そういう動き方は、これまでのビジネスパートナーにはなかったかもしれませんね。

――前職での経験は、いまの業務にどう活きていますか?

N.K.:ネットワークは道路のようなもので、そのうえにサーバーやクラウドがのった環境を、セキュリティで守っています。

私は前職でその全体像を見てきましたので、お客様と話す際も多角的な視点から提案をします。

例えば、「この学校なら、このクラウドサービスを使っているだろうな」という知識が役立つことも。

前職では、複数のメーカーの製品を組み上げてSASE同等のものをつくる、ということをやりました。

その経験が、いままさに案件に関する最先端のサービスを深く理解する助けになっています。

成長も、挑戦も、人とのつながりから生まれる

――N.K.さんから見て、SHIFTの技術的な強みはどこにあると感じますか?

N.K.:私が前職から取り組んでいたゼロトラストセキュリティの要となる「認証認可」と「ログ管理」の2つに対して、非常に強い会社だと感じます。

それに加えて、やはり人材が豊富な点も強みですね。さまざまなバックグラウンドをもつ経験豊かな方が多く、セキュリティ領域に関しては本当に強いと思います。

それをベースに、いまはSASE、SSEといった領域でサービスを立ちあげようとしているので、インフラまわりも含めてさらに強くなるのかなと。そんな期待をもっています。

ネットワークの知識があるかどうかで、クラウドやアプリケーションの理解度は大きく変わります。

ですから、ネットワークの知識を土台に、上流工程やプロジェクトマネジメント、新しい技術に関わっていきたいという志向性の方には、SHIFTは最高の環境を提供できると思いますよ。

――では最後に、N.K.さんの今後の目標をお聞かせください。

N.K.:基本的な業務への向き合い方は変わりません。技術でお客様に喜んでいただくことを原動力に、お客様目線を貫きたいです。

そして、日々の業務を通じて、お客様やビジネスパートナー、SHIFTのメンバーといった「つながり」を大切にしていきたい。

信頼関係があるからこそ、新しいチャレンジが生まれると信じています。

あとは、自分の経験を若い人に伝え、彼らの成長を後押しできるような人材になりたいですね。

――本当に生き生きと仕事をされている様子が伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました!

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです)

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安心と刺激が共存する場所。EPFサービス部で「やってみたい」を実現 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1385/ Wed, 28 May 2025 01:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=34836

システム開発からテスト、さらには海外グループ会社との連携。

SHIFTのEPFサービス部では、特定の業界に縛られることなく、多岐にわたるプロジェクトを担っています。

今回の記事に登場する五十嵐は「PMとしての経験がすでにあり、オフショア開発にもPMとして深く関わりたい」、谷内(やち)は「PMに挑戦してみたい」という希望をEPFサービス部で実現しています。

今回の記事では、経験や世代の異なるふたりの業務内容や入社の経緯、EPFサービス部で活躍するための条件について伺います。

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  • EPFサービス部 五十嵐

    新卒で外資系通信社に入社し、金融情報配信システム開発の上流工程から下流工程まで幅広く担当。2021年10月にSHIFT入社後は金融業界でのPMO業務を経験した後、EPFサービス部に異動し、オフショアを活用した開発、テスト案件のPMとして従事している。趣味は学生時代からつづけているラグビーで、関東ラグビー協会の公認レフリーとして活動中。

  • EPFサービス部 谷内

    新卒でSIerに入社し、製造業向けシステム開発の上流工程から下流工程まで幅広く担当。PMに挑戦したいという思いから2022年10月にSHIFTのEPFサービス部に入社。グループ会社と協業した開発/テストのPMを担当している。趣味はスポーツ観戦で最近はバスケットボールにはまっている。

目次

SHIFTの共通言語が、グローバルでの連携を下支えする

――まずは、PMを経験してSHIFTにジョインし、EPFサービス部へ異動した五十嵐さんのお話を伺います。現在担当している業務内容を教えてください。

五十嵐:さまざまな業界のお客様を対象に、システム開発やテストなどを行っています。PMとして、SHIFT ASIAをはじめとするSHIFTのグループ会社と連携したり、とりまとめたりしています。

普段は開発が多いのですが、現在は、某大手電機メーカーが運営する東アジア向けのホームページのリニューアルテストを手がけています。ブランドサイトとECサイトを統合するグローバルでの動きがあるなかでの依頼でした。

――海外のグループ会社とも協業するんですね。

五十嵐:そうですね。お客様から「英語力」「人員確保」をプロジェクト参画の必須条件としてあげていただいており、これらを満たせるのがSHIFT ASIAでした。

SHIFT ASIAのメンバーは技術力だけでなく、日英両方の語学力も兼ね備えており、大変心強いです。

――金融サービス部からEPFサービス部へ異動された背景を教えてください。

五十嵐:オフショア開発にもう一度関わりたいと思ったためです。

いまから20年前に『The World Is Flat』という本を読み、「(当時の)先進国と新興国の差が、今後はインターネットの発展によって縮まっていくだろう」という考え方に感銘を受け、インドの会社に転職してオフショア開発を経験したんです。

でもそこで「やりきった」と思えなくて。もっと深くオフショア開発をやってみたかったなと想いが残っていたところ、SHIFT社内の公募で「EPFサービス部ではオフショア開発にもチャレンジできる」と見つけました。

――前職でのPMとSHIFTのPMを比較すると、どんな違いがありますか?

五十嵐:SHIFTは仕事が進めやすいですね。前職はマルチベンダーだったので、彼らとお客様の間で板挟みになることがありました。

また、外資系企業と関わることもありましたが、仕事の進め方もカルチャーも日本企業とはまったく異なります。

一方、SHIFTに入ってからはグループ会社と連携することになるので、仕事の進め方やカルチャー、SQF(SHIFT品質保証標準)が共有されています。同じ言葉を使ってプロジェクトを進められるため、非常に効率的に働けます。

もう一つ違いを感じるのは、SHIFTでは開発標準が日々アップデートされている点。

いま時点では、既存の開発標準にとらわれず、自分で考えていく面白さがありますし、それがSHIFTの礎を築いていくことにつながるやりがいがありますね。

――経験豊富な五十嵐さんからみても、SHIFTはここがすごいなと感じる点はありますか?

五十嵐:「お客様の期待値を超えているか」という観点から、提案書を厳しくレビューしている点でしょうか。

SHIFTでは、常識や一般論にとらわれず、お客様の困りごとの本質をとらえ、お客様が想定もしていなかったようなソリューションを提案しようと試みています。

お客様の期待値を超えることが、我々の役割だと思っているためです。

ただ、無理難題を押しつけられるわけではありませんし、ひとりで考える必要もありません。困ったら部内の仲間に聞く、知識が不足しているなら勉強会に参加するなど、解決策は多数あります。

レビューが通ったときには、自信をもってお客様にプレゼンできるようになっていると思いますよ。

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成功体験の積み重ねと積極性が、成長のカギ

――ここからは、SHIFTではじめてPMに挑戦した谷内さんにお話を伺います。どういった業務をされていますか?

谷内:私の場合は国内ですが、あらゆる業界のお客様に対して、システム開発・保守やテストを行っています。

現在は、グループ会社のクレイトソリューションズとシステム開発・保守の案件を、SHIFT ASIAとテストの案件を同時並行で推進しています。

――谷内さんは、なぜSHIFTのEPFサービス部へ入社しようと思われたんですか?

谷内:選考中に、部長の伊藤と面談して「この上司のもとで働きたい」と思ったからです。私は、以前SIerでSEとして働いており、PMになりたい、上流工程に携わりたいと思うようになって転職を決意しました。

伊藤との面談は、選考にありがちな想定問答でなく雑談のような形式で行われました。

面談を通して「話しやすい空気をつくろうとしてくれている」「人柄や考え方をみてくれている」「自分に足りないところをわかってくれる」という安心感が得られました。

――入社後、ギャップはありませんでしたか?

谷内:上司など、人間関係は期待した通りでした。強いて言うなら、PM以外のスキルも身につけられていることです。

例えば五十嵐さんの話にもあった、お客様への提案力。営業がヒアリングしてきたお客様の困りごとへの解決策を提案するんです。

私は、前職では見積や提案といった業務には関わってきませんでした。はじめのうちは、五十嵐さんをはじめとする先輩方にフォロー/指導していただきましたね。

――業務内容やスキルのキャッチアップはむずかしかったのではないですか?

谷内:そうですね。ただ、上司も私がPMを経験していないことは知っていましたから、1~2人管理するような、小さな案件から徐々に経験を積ませてもらえました。

一気に大規模の案件を任せられることはなかったので、責任感やプレッシャーに押しつぶされそうになることはありませんでしたね。

むしろ、私が求められているのは知識やスキルではなく、何度もトライする姿勢でした。プロジェクトの推進で困ったら先輩方に都度相談していましたが、みなさん快くアドバイスをくれました。

「もっとこまめに管理/記録してプロジェクトの進捗をお客様に見せておくと、先方も安心するよ」などと五十嵐さんにアドバイスをいただいたこともありました。

現在は、勉強も兼ねてPMP®取得を目指しています。私は前職でのPLとしての経験から現場よりの視点に偏りがちだったので、プロジェクト全体を見る視点やお客様が知りたい情報を伝えるスキルをさらに磨きたいです。

部内では、同じようにPMP®取得を目指す方向けの勉強会もあるんですよ。

――実務に活かせる知識も多く学べそうですね。

谷内:はい。それ以外にも、プロジェクトマネジメントの基礎やプロジェクトマネージャー試験への合格を目指すもの、AI活用に関するものなど、さまざまなテーマで開催しています。

その分野に詳しい人が講師役になります。「みんなでナレッジをもち寄り、いっしょにレベルアップしよう」という一体感がありますね。

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誰でもスターになれる可能性を秘めている

――ここからはおふたりにお話を伺います。EPFサービス部内の雰囲気を教えてください。どんな方が在籍していますか?

五十嵐:「アメとムチ」というと語弊があるかもしれませんが、先ほどのレビューの件のように高い要求に応えなければいけないシーンもあれば、悩み事を相談しやすい和気あいあいとした雰囲気もあります。

出社推奨日があって、それが悩みを共有するいいタイミングになっています。

谷内:私はチャットで相談することもありますね。キャリアについても、本音で話せるような面倒見がいい人が多いと思います。

――どんな方なら、EPFサービス部で活躍できると思いますか?

五十嵐:EPFサービス部は、SHIFT内ではまだ規模の小さい部門です。積極的に手をあげれば、自分が希望している業務に関われる機会が多いと思います。

挑戦したい業務は上司に相談すれば、アサインの時に考慮してもらえると思いますよ。

谷内:私は、「困ったら人に頼る」ということは簡単なことではないと思っています。

「この人に聞くには、この情報が必要だな」「この人は手が空いていて、教えてくれそうだな」といった見極め、コミュニケーション能力が求められますから。

ただ、私もそうでしたが、未知の領域に挑戦するときには有識者の手助けが必要です。

教えてくれる人はEPFサービス部にそろっているので、あとは自分で助けを求め、発信する力がある人は、ここで輝けるのではないかなと思います。

――これから挑戦したいことを教えてください。

五十嵐:オフショア開発×大規模案件にもっとチャレンジしたいと思っています。いまは半年程度のプロジェクトが多いですが、社会のインフラを支えるようなプロジェクトに年単位で関わりたいですね。

谷内:私もさらに規模の大きな案件に挑戦したいです。現在管理している案件は、SHIFTから10名参画する程度の規模のものです。さらに大きな案件で、お客様への提案やプロジェクト立ち上げから携わりたいです。

――最後に、EPFサービス部を志す方へ向けて、メッセージをお願いします。

五十嵐:先ほどもふれましたが、EPFサービス部はまだ発展途上です。高校野球で例えるなら、甲子園常連校ではなく、これから甲子園を目指す高校。

そのため、誰でもスターになれる可能性を秘めています。チャレンジ精神がある人にとっては絶好の環境だと思っているので、ぜひジョインしてほしいですね。

谷内:EPFサービス部では基本方針として、「多様性」「成長機会」などを打ち出しています。

これからは、採用の幅がさらに広がっていくでしょう。「自分の業務範囲や役割に縛られず、どんなことにも挑戦したい」「なんでも前向きにとらえたい」という方といっしょに働けると楽しそうですね。

――本日は、ありがとうございました!

※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです

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努力と評価が見合う場所へ。難題も楽しむ女性リーダーが選んだ、新たな挑戦の地  https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1318/ Tue, 15 Oct 2024 01:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=25979

「『自分のアイデアを具現化できる立場に』と20代のころからリーダーを志していたものの、なかなか自分の番がまわってこなくて。38歳になってようやく、課長職の昇進試験にチャレンジできました」

こう話すのは、コンサルティング部の坂本(仮名)です。前職は大手メーカー系SI。女性管理職が圧倒的に少なかった時代に、情報システム部門の課長、部長、統括部長を歴任し、社内システムの構築に尽力。

退職するまでの最後の3年間は業務窓口部門に移り、ERPの全社刷新プロジェクトをリードするなど、つねに要職を担ってきました。

定年退職が現実味を帯びてきたとき、はじめて転職を考えたという坂本。「年齢関係なく成果が認められる環境で、思いきり仕事がしたい」と2023年11月、SHIFTへ入社しました。

長きにわたり、自社の業務システムにかかわってきた経験を役立てたい。そんな想いは、SHIFTでどう実現できているのでしょうか。これまでの歩みと“いま”について本人に語ってもらいました。

  • コンサルティング2グループ 坂本

    大手メーカー系SI会社にSEとして入社し35年勤務。情報システム部門で受発注系の基幹システムやCRM、マーケティングオートメーションシステムなど営業部門およびマーケティング部門が利用する社内システムや、海外のグループ会社を含めたグローバルプロジェクトの企画・開発・運用を担当し、複数の新規開発プロジェクトで責任者としてプロジェクトをけん引。2023年11月にSHIFTに転職しITコンサルタントとしてお客様側に入り込み、プロジェクトマネジメント支援をける。

目次

38歳で課長に昇進。対抗馬に立てなくても、決してあきらめなかった 

──はじめに、前職での経歴についてお聞かせください。

坂本:大学卒業後、大手メーカー系SIに入社し、35年勤務しました。うち32年間は情報システム部門に所属して社内の要求を聞きながら、業務システムを構築するのがおもな業務でした。 

実は、前職に入社した当初はSEという職種に興味がもてず「5年以内には辞めるんじゃないか」と考えていました。

でも2年目に担当したあるプロジェクトで1つのサブシステムのリーダーを任されたとき、“自らの考えやアイデアを具現化できる”役割の面白さに目覚め、仕事って面白い!と思うようになりました。

それからほどなくして「裁量ある立場についてこそ、自分が思い描くものを形にすることができる」と気づき、昇進を意識するようになりました。 

──冒頭で、38歳で課長の昇進試験を受けたというお話をされていましたが……マネジメント職を志してから実現するまではかなり長い道のりだったのですね。

坂本:サブリーダー、リーダーまでは順調に進めたのですが、課長以上を目指すとなるとなかなかの難関で。

もそもポジション数が限られていて、空きもありませんでしたし、たとえ出たとしても、当時はめぼしい男性従業員の対抗馬に女性従業員の私が立ちにくい風潮がありました。

ですから「昇進試験を受けてみないか」と上司から声をかけてもらったときは、やっと私の番がきた!と歓喜しましたね。 

情報システム部門では課長、部長と昇格し、終盤はグローバル部署の統括部長に。世界を飛びまわる日々を送っていました。さらに退職するまでの3年間は、業務窓口部門に異動。

海外拠点含むグループ全体のEPR統一化に向け、上流工程からプロジェクトをリードしました。

はじめての昇進試験で学んだ「つながりの大切さ」、そして「未来の描き方」 

──とても幅広い経験をされていますが、特に印象に残っている出来事があれば教えてください。 

坂本:いま振り返ってみると、自己成長につながったターニングポイントは3つあったように思います。 

1つめは、先ほどからお話ししている課長職の昇進試験です。この話にはまだつづきがあって(笑)。 

昇進するには部門から推薦される以外に、ランダムに選ばれた他本部の役員に対して「自部門の課題を取りあげ、それに対し自らが課長として解決するための具体的な実現施策や将来の展望」をプレゼンテーションし、課長職としての適性を認められる必要がありました。 

このとき私が選んだテーマは、商品管理システムの刷新。

当時、商品群はハードウェア・ソフトウェア・サービスの3つにわかれシステムもそれぞれ別に構築されていたのですが、商品マスタは受発注システムの主要データにもかかわらずトラブルが多発していたのです。

また、新たに商品に適切に対応できないなどの課題も内在していました。 

刷新に向け、まず着手したのは、各商品の管轄部門メンバー総勢40~50人の関係者へのヒアリング。それぞれの業務の詳細や商品管理マスターに対する改善点を詳しく聞き出し、ユーザーが“使える”設計案に落とし込みました。 

役員へのプレゼンは成功し、試験も合格して晴れて課長に。その後、実際に商品管理システムも刷新でき、無事軌道に乗せられました。この一連のなかで、ひととのつながり方、そして未来の描き方を実践から身につけることができました。 

──未来を見据えながら、ひとを巻き込み、システムを設計した賜物ですね。2つめのターニングポイントは? 

坂本:グループ会社を含めた全社の共通サービス構築のため他社製品を取り入れることになり、他社および自社の経営層を含めたプロジェクト推進を担当することになったことです。 

それまでは開発には自社のプロダクトを使用していたため、他社とのやりとりは開発ベンダーのみ。

それが、はじめて他社メーカーとのライセンス交渉や調整を担うことになり、かつ海外企業相手ということで大変貴重な経験ができました。

当時グループ会社も含めると業務システムが乱立し、IT投資が重複していることがわかり、その解消に向けたサービスを企画し提供することになりました。

また、社外パッケージ製品を開発基盤に活用するという方針となりいままでの社内システム開発とは大きく異なるアプローチが必要でした。 

実はこの案件を担当するため出向先から呼び戻されて急遽アサインされ、手探りで大変なことも多い案件でしたが、いまはやってよかったと心から思っています。 

グローバル案件でトラブル7割、運用コスト3割削減に成功。現場に“基本”を叩きこむ 

──3つめはどんな出来事だったんですか。

坂本:これまた突然、無茶ぶりされたプロジェクトなんですが(笑)。

イギリス・ドイツ・インドメンバーからなるプロジェクトで、インドの拠点が開発を担当しているCMSプロジェクトだったのですが、トラブルが多発していて、当時の本部長から直接私に「なんとかせよ」と電話が入りまして。

右も左もわからないなか、現地に入って交通整理をし、完遂させることができました。自らの経験値をあげられたと思える、印象深い案件でした。

はじめは「なぜこんなにトラブルが多く、かつなかなか終息しないのだろう?」と疑問に思っていましたが、ひも解いていくと、「やるべきことをやっていない」事実が判明して。

例えば、担当エンジニアが自身でテストを完了させ、誰にもレビューしないままリリースしていたんです。

開発者のマインドも、「障害が出たら直せばいい」というものでしたので、もぐらたたきのごとく、トラブル対応が絶えなかったんですよね。 

──どのようにして軌道修正していったのですか? 

坂本:“未然にトラブルを防止する意識”を植えつけてもらうべく、基本的なステップを踏む重要性を地道に説いていきました。

最初は「障害を未然に防ぐ仕組み」という考えが海外メンバーにはなかなか受け入れてもらえませんでした。 

日本のプロジェクトでは当たり前のこの考えを理解してもらうことにかなりの時間を費やしましたが、最終的にはトラブルを出さない、ということの重要性を理解してもらえましたし、「最初はまわり道をしても、結局自分たちが楽になるんだ」と気づいてもらえたようで。

メンバー1人ひとりのマインドが次第に変化し、現場の士気もあがってトラブルの7割、運用コスト3割を削減できました。

話しながら、いま気づいたんですが……私は困難が伴うチャレンジであっても、臆することなく、むしろ楽しめるタイプなんだと思います(笑)。 

初の転職。プロジェクトの目的である「お客様の成功」を浸透させ、チームの機動力をあげる 

──あらためて、転職を決意したきっかけについて教えてください。 

坂本:ずばり定年ですね。

50歳を過ぎたあたりから「60歳以降は嘱託社員になる」と再三伝えられていたのですが、その嘱託社員になれる確証もなく。もしなれたとしても、雇用されつづけるためには、きっとこれまで以上の価値提供に努めなければならないと推測しました。

一方で、給与が激減する現実もあり、努力と見合わない働き方になるんじゃないかと。

長年経験を培ってきたITの現場にふたたび戻って、誰かの役に立ちたい。そんな気持ちも相まって、IT企業かつ70歳定年のSHIFTへの転職を決めました。 

──2023年11月に入社後、SHIFTのカルチャーや業務の進め方で驚いたことはありましたか? 

坂本:プロジェクトごとにチームメンバーが変わるのは新鮮でしたね。前職では基本的に部署メンバーでチームを組んでいたので、顔ぶれが変わることはほとんどなかったんです。 

もしかしたら、いま目の前にいるメンバーとは2度と仕事をしないかもしれない。こうした一期一会的な環境のなかで心がけているのは「お客様の成功」というプロジェクトの目的を明確にすること。

全員同じ方向を向き、チームの機動力を迅速にあげていくよう、働きかけるのがリーダーである私の役目だと考えています。

今後もポリシーを貫きつつ、自らの可能性を広げたい 

──お話を聞いて、前職でもSHIFTでも“頼られている存在”という印象を受けました。普段、仕事でどんなことを意識していますか。

坂本:いわれたことを鵜呑みにしてやらないことですね。システム開発にしてもプロジェクト進行にしても、先方の要望に違和感を抱いた場合は、目的を再確認したり、ベストな方法を提案します。

土台がグラグラのまま増改築すると一時期はよくても最終的に失敗することになります。それに目をつぶって進めるのは、私のポリシーに反しているからです。 

もちろん、要求されたとおりに動けば、ことはスムーズに進みます。前職ではときに社内ユーザーとぶつかることもありましたが、「安易な方向に流されない」ことを肝に銘じてきました。 

もう1つ意識してきたのは、かかわるひとに対して誠意をもって向き合うということ。

特に前職では、以前組んだ相手とふたたびタッグを組むケースで、以前のプロジェクトでの関係が助けになったことも多々あったので、関係構築は重んじておりました。 

これからもこの2点を胸に、仕事に励みたいと思っています。 

──本日は、お忙しいなかありがとうございました! 

※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです

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「このままでいいのかな」に向き合って。メーカー系SIerからコンサルタントへの転身 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/career/library/id1329/ Fri, 16 Aug 2024 01:00:00 +0000 https://recruit-wp-prod.shiftinc.biz/?post_type=library&p=22736

「コンサルティングファームではない、ということがSHIFTを選んだ決め手でした。自由な発想で幅広く仕事ができそうな期待もありましたし、中途入社のメンバーが多くて助けあう雰囲気も感じて」 

こう話すのはコンサルティング1グループの中鉢です。SHIFTには2022年11月に入社。長く勤めたメーカーSIerから転職を決意したきっかけは、コロナ禍による在宅勤務でした。 

「私、このままでいいのかな」──リモートワークで、時間にゆとりができ、その後のキャリアについて真剣に考えはじめたという中鉢。

なぜ、数ある選択肢のなかから、SHIFTを選んだのでしょうか。これまでのキャリアを振り返りながら語ってもらいました。 

  • コンサルティング1グループ 中鉢

    株式会社日立製作所SEとして入社し23年勤務。官公庁およびその外郭団体をお客様とする公共部門に所属。はやくから国の社会保障に係るシステム開発案件顧客フロントに立つ。営業とともに担当のお客様に寄り添業務改善の提案活動法律改正に伴う大規模プロジェクトマネジメントを複数経験してきた。2022年11月SHIFTに転職。ITコンサルタントとしてお客様側に入り込み、要件定義、プロジェクトマネジメント支援など案件を手がける。 

目次

公共のシステム開発案件を多数担当。経験を広げるため、他部署に自分を売り込んだことも

──まず、これまでのプロフィールについて教えてください。 

中鉢:大学院を卒業後、メーカー系SIerにSEとして入社しました。23年間所属していたのは、公共部門です。

お客様は官公庁や独立行政法人などの外郭団体で、依頼されたシステムの開発や改修を完遂するのが主な業務でした。 

私の職種としてはSEでしたが、グループ会社の開発チームを束ね、開発での課題、日々の進捗の管理をしつつ、お客様の相談に応えたり、ときには折衝したりと、現場ではPM兼営業のような役割を担っていました。

特に法律改正にかかわるシステム開発の案件には数多くかかわってきました。 

プロジェクトメンバーは多くて100人超え、少ない場合でも30~40人。公共ということもあって担当する案件の規模はそれなりに大きかったですね。 

──長きにわたって、同じ部署にいらっしゃったのですね。 

中鉢:そうですね。でも、さまざまなお客様の案件を経験できたという観点で、私は恵まれていました。 

そういえば若いころに1度だけ、他部署の管理職数名に「私が入れる仕事ないですか?」と聞きまわったこともありました。

ずっと同じお客様の担当でありつづける気がして「経験が狭まらないか」と不安だったんです。その活動がもとで、他部署の案件にPLとして参画したことも。 

また、23年間のうちの2年は、グループ内のコンサルティング会社に出向していました。 

組織間の壁を打ち破り、横連携を築いた“成功体験”がターニングポイントに

──これまでのキャリアでのターニングポイントは? 

中鉢:前職に入社して10年ほどたったころ、法律改正の案件で横連携を仕かけ、うまく機能したことがあったんです。その成功体験が自分の仕事観に大きな変化をもたらしたと感じています。 

法律改正によって、上位機関が指定する仕様をベースに、下位組織というか各外郭団体のシステム開発がなされるときがありました。

しかし両者のシステムにおいてデータ形式が違うなどして、スムーズな移行がむずかしいことがあるんです。当然、機関や組織ごとに開発をしてきているわけですから。 

内部だけではどうしても解決できないケースも多々あるのですが、ご存知のとおり、公共機関は基本は縦割りの組織。

「このままでは納期に間にあわない」という切迫感から、上司も巻き込んでチーム一丸で相談、検討し、多少高い垣根を崩すことを決意しました。 

まずは社内から。たまたまその上位機関の開発も同じ会社(前職)が担当していたのです。 

外郭団体を担当していた私は、上位機関を担当する別部署へ相談。複雑な調整の末、双方のお客様を含め、うまく調整ができたんです。

結果として、上位組織およびその担当SE部門、外郭団体と私たちSE部門、という4者定例検討会議をもてるようになったんです。 

──まさに組織の枠を超えた横連携ですね。 

中鉢:そうなんです。定例会議のセッティング以外にも、双方の設計で日々発生する疑問や課題についての解決が不可欠でした。

それで定期的、随時的にもコアメンバーで気軽にMTGを設けるような関係をつくり、当時はオンライン会議も普及してなかったのでミーティング場所を用意し、双方のお客様に許可を得ました。

このように、さまざまな試行錯誤をし、難易度の高い開発を無事進めることができました。プロジェクトを完遂させるまでにおよそ2年半以上かかったものの、横連携したタイミングから進行が目に見えるようにはやまった実感があって。 

「横の連携力を活用すれば、効率的で速やかに進む」ことを体感し、プロジェクトマネジメントに対する考えが大きく変わりました。連携することに対する迷いは一切なくなりましたね。 

コロナ禍による在宅勤務がきっかけで転職を決意。コンサルタントという新たな道を選ぶ

──あらためて、転職するにいたった経緯をお聞かせください。 

中鉢:コロナ禍で在宅勤務になって、ひとり家で仕事をしながら、ふと「このまま、似たような仕事をつづけていて、私、進歩できるのかな」と考えてしまって。それが、外に出ようと思ったきっかけとなりました。 

ずっと同じ会社に勤めつづけていて、これまでの実績が自分のキャリアといえるものなのか、また、実績が評価につながっているのか、自分のキャリアにどう活かされているのか、正直わからなかったのがかなりの不安要素でしたね。 

一方で、在籍していた公共部門はかなり特殊。ほかの部署に異動して新たな経験をしたいと思っても、会社の規模からして異動だけで年単位でかかってしまうかなと思いました。

「迷っていたら、またもっと忙しくなって、時間だけが過ぎ、気づいたら定年になってしまうな」と思い、腹を決め、すぐに転職活動を開始しました。 

職種は、PMとITコンサルタントに絞りました。PMはあくまでもお客様の向かい側に立ち、ビジネスとしてお客様の支援に取り組むけれど、コンサルタントはお客様の横に立ち、同じゴールに向かって支援をしていくことができる。

前職のコンサルティング会社への出向経験から、両者の支援がまったく異なることは認識していて、かねてからコンサルタントには関心があったんです。 

BtoCにも興味があったので、流通や食品などの業界にも応募。最終まで残ったのはコンビニとコンサルティングファーム、そしてSHIFTでした。 

──さまざまな選択肢があったなかで、SHIFTへの入社を決めた理由は? 

中鉢:コンサルタント採用でありながら、SHIFTがコンサルティングファームではなかったことが決め手となりました。

コンサルはほぼ未経験だったので、きっとファームのような専門会社でないほうが身の丈にあっているんじゃないかと。 

比較的新しい会社で、自由な発想で仕事ができそうな期待感もありましたし、自分と同じ中途入社の従業員が多いことにも背中を押されました。 

金融系プロジェクトを担当。お客様への思いが強いメンバー、スピード感ある仕事ぶりに刺激も

──現在の担当業務について教えてください。 

中鉢:はじめの7ヶ月間は銀行内の業務改善プロジェクトのメンバーとなり、要件定義を担当。

その後、すぐに金融系リース会社の大規模システム開発案件にPM支援としてアサインされました。輻輳(ふくそう)するプロジェクトがあるため、現在SHIFTのチームメンバーは10人を超えました。 

立場は違えど、メンバーをまとめながらプロジェクトを推進していく私の役割は、前職と同じ。

経験上、開発ベンダー側の気持ちもわかるので、開発を依頼しているベンダーさんとも非常にやりやすいですね。お客様とベンダーの間に立ち、折衷案を考えたり、うまく調整する業務にもやりがいを感じています。 

日々意識しているのは、お客様から発せられる「やりたいこと」の本質をつかむこと。どんな課題や発想が発端となってこの依頼につながったのか、些細なところまで追求しながら実務に取り組んでいます。 

──入社して1年半以上たちましたが、SHIFTのカルチャーで驚いたことはありましたか? 

中鉢:「お客様のためなら」という気概を感じられる人が、数多く存在していることにまず刺激を受けましたね。

また、全社的に動きがスピーディなことにも驚きました。私自身も周囲に影響されて、“迷ったらやってみる”、“切り込んで舵を切る”はやさが増した気がします。 

メンバー同士が協力しあえるカルチャーやその気持ちを活かせるスキームの数々には感激しました。

困りごとを相談したり、知見を共有できるチャットチャンネルがいくつもあって、それぞれ、とても活発なやりとりが繰り広げられているんです。 

いつも眺めながら「たとえ面識のない人同士でも、気軽に助けあえる場があるっていいなぁ」って心から思っています。 

知見シェア、勉強会、新人育成……助けあえる土壌を活かして、会社に貢献していきたい

──最後に、SHIFTで今後やっていきたいことをお聞かせください。 

中鉢:いまは担当業務に全力投球なのですが、もう少し落ち着いたら、先ほどお話ししたようなチャットチャンネルを活用して、自分自身がもつ知見を発信したり、勉強会を開催したいですね。

でもまずは、敷居の低そうなランチ会※の参加からはじめてみようかな(笑)。 

※コンサルティング部のメンバーが主体となり毎回テーマを設けて開催。興味のある方が参加し情報交換しあう交流の場 

それから、これまでの社会経験を活かして、新人育成や採用にも関われたら。前職では、自社、グループ会社に関わらず、いっしょに仕事した一人ひとりのよさを引き出せるよう、伝え方や指導方法を変えて取り組んでいました。ただ前職では近年ではあまり若い人が入って来なくなり、育成に関われなかったのも非常に残念でしたので。 

こんな感じで、少しずつ会社に貢献できる取り組みを増やしていきたいです。 

──中鉢さん、本日はありがとうございました!

(※本記事の内容および取材対象者の所属は、取材当時のものです) 

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